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出典:ホンダ公式サイト
ホンダN-BOXの自動車保険の見積もりを行いました。既に乗っている人、購入を考えている人にとって、自動車の維持費は、非常に有益な情報になると思いますので、参考にして下さい。
見積もりの前提条件
見積もりをする上での前提条件を、以下にザッとまとめています。見積もりを取った保険会社は、イーデザイン損保とそんぽ24と損保ジャパン日本興亜の3社です。
今回は、セカンドカーとしてN-BOXを購入する家族を想定して見積もりを取りました。
■見積もりした車種について
- 車両・・・ホンダ N-BOX(グレードG・Lパッケージ、2011年発売モデル)
- 初度登録年月・・・2015年4月
- ナンバー・・・5ナンバー
- 型式・・・DBA-JF1型
- 所有台数・・・2台目
■記名被保険者等について
- 記名被保険者・・・35歳独身女性
- 家族構成・・・夫(35歳)、子供2人(同居の13歳と9歳)
- 運転免許保有者・・・夫、妻
- 住所・・・神奈川県
■自動車保険の内容について
- 等級・・・7等級(複数所有新規割引により)
- 事故有係数適用期間・・・0年
- 使用目的・・・日常・レジャー使用
- 免許の色・・・ゴールド
- 運転者の範囲・・・配偶者限定
- 車両保険・・・一般条件で160万円(免責金額5万円-10万円)
- 予想年間走行距離・・・5,000キロ以下
- 対人賠償保険・・・無制限
- 対物賠償保険・・・無制限
- 搭乗者傷害保険・・・無し
- 人身傷害保険・・・3,000万円(車内のみ補償タイプ)*1
- 付帯した特約・・・弁護士費用特約 *2
- 自動付帯される特約・・・他車運転特約、無保険車傷害特約
*1 夫が乗っている車の自動車保険(人身傷害保険(車内外補償タイプ))と重複を避けるため。*2 イーデザイン損保では、弁護士費用特約が自動付帯なので、他の2社でも付帯して見積もりをしています。
N-BOXの保険料は?
以上のような条件でN-BOXの自動車保険料を見積もった結果、一番安かったのはそんぽ24でした。
保険会社 | 見積保険料 |
---|---|
そんぽ24 | 53,180円 |
イーデザイン損保 | 54,820円 |
損保ジャパン日本興亜 | 63,340円 |
2台分の保険料の支払いを考えると、2台目の保険料はなるべく抑えたいですよね。例えば、毎年5万円の出費が倍になって約10万円になってしまうわけですから。
試算の結果から考えると、選択するのはダイレクト型自動車保険となりそうです。
また、特約などは等級が進んでいる契約に付帯した方が、割引額が大きいのでお得になります。今回の場合だと、弁護士費用特約を2台目ではなく1台目に付帯する方が良いと言う事です。
そのため2台目の購入を考えている方は、同時に1台目の契約内容も見直し、トータルで節約するようにしてください。
保険会社の違いによる保険料への影響
損保ジャパン日本興亜は、そんぽ24とイーデザイン損保の2社と約1万円の差となりました。理由は、インターネット割引(そんぽ24は保険料の約10%、イーデザイン損保は10,000円)と考えられます。
また、そんぽ24とイーデザイン損保の1,640円の差は、「契約車両の主な使用地」の選択肢の違いと思われます。なぜなら、そんぽ24は選択肢が「沖縄県かそれ以外」、イーデザイン損保は選択肢が「都道府県」となっていたからです。
今回の前提条件では、主な使用地が交通量の多い神奈川県です。そのため、イーデザイン損保の保険料が高くなったのかもしれません。
前提条件について
「2台目の車の購入」が前提となっています。
2台目の場合、同居している家族(配偶者は同居問わず)の誰かが11等級以上など、セカンドカー割引の条件を満たしていれば、7等級で契約する事が出来ます。条件を満たしていない場合は、6等級となり、割引率の差は11%にもなります。
参考:ノンフリート等級制度とは?無事故者の保険料が安くなる制度
2台目を購入する人は利用したい割引制度ですよね。ただ、見積もりをする際に、セカンドカー割引の判定が必要になります。
初めてインターネット見積もりをする人は、条件が多岐にわたるので、分かりにくいと感じるかもしれません。条件を知りたい人は下記記事もご覧下さい。
【参考】N-BOXの特徴
簡単ながらホンダ N-BOXの特徴を紹介していきたいと思います。
選べる18パターンの外装カラー
11パターンの統一した外装カラーと7パターンのツートンの外装カラーが用意されているので、車選びを楽しむ事が出来ると同時に、個性のある車を選択する事が出来ます。
街中でパターンの違うN-BOXとすれ違っても気付かないなんて事も有るかもしれませんね。
軽自動車最大級の室内空間
室内の長さが218cmもあり、大人が乗っても全席ゆったりと過ごす事が出来ます。ちなみにレクサスのLSの室内長は217.5cmですので、セダンとほぼ同じ広さと言えますね(シートの質感や装備などは負けると思いますが)。
また、室内の高さも140cmあり、小学校4年生ぐらいのお子さんなら立った状態で着替えが出来ます。
その他シートアレンジも多彩で、大きな荷物を載せられるのも嬉しいポイントです。
燃費効率も抜群
燃費はカタログ値で25.6km/Lの低燃費で、エコカー減税の対象車となっています。
従来の停車時のみアイドリングストップをするタイプではなく、減速中からエンジンを停止し、燃料の消費を抑える新しいアイドリングストップシステムが採用されています。
低燃費を支える機能はその他にもあり、車全体のシステム(エンジン・エアコン等)を低燃費モードにするECONスイッチや、エコな運転をメーター内に通知するエコインジゲーターなど、燃費を良くしたい人には嬉しい機能が満載です。
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