竜巻被害は車両保険でカバーできる?

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近年、竜巻発生のニュースをよく見かけるようになりましたが、竜巻で車両損害が発生した場合、車両保険でカバーされるのでしょうか?竜巻で発生する車両損害には以下の様な物が考えれられます。

  • 竜巻で車が飛ばされて損害を受けた
  • 竜巻の影響で飛んできた木の枝や石等により車が損害を受けた
  • 飛ばされた車に車がぶつかった場合
などなど。

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竜巻被害は車両保険でカバー出来る!

竜巻被害の例を冒頭で書きましたが、竜巻による車の損害は車両保険でカバーされます。

竜巻

というのも、一般的に車両保険では台風による車の損傷が補償範囲内となっており、突風の影響で車に損害が発生するという意味では、竜巻も台風も同じだからです。

加えて「落下物・飛来物による損傷」も車両保険の補償対象ですから、竜巻の影響で飛んできた木の枝とか看板などによって、車のフロントガラスやボディが傷ついた場合も当然補償対象になります。ちなみに竜巻で車両保険を使うと1等級ダウン事故に該当しますので、翌年度の保険料は上がります。

一般タイプ・エコノミータイプ両方の車両保険で補償範囲です。


なお、竜巻の影響で他車の車が飛んできて自分の車にぶつかった場合。心情的には、相手の対物賠償保険から修理費用を出して欲しくなりますが、これは対物賠償保険の補償範囲外の事故になるので、相手の対物賠償保険から支払は受けられません。自分の車両保険で修理して下さい。

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竜巻が発生しやすい地域はどこ?

気象庁が1991年~2014年の間に発生した竜巻の都道府県別発生確認数を公表しています。それによれば、日本で竜巻の被害が発生しやすい地域は「北海道、沖縄県、高知県、宮崎県、鹿児島県、秋田県」の6つ。

これらの地域に住んでいる人は竜巻被害に遭う可能性が少なくないので、車両保険の加入を検討する余地が有ると言えます。

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参考:竜巻・トルネード・台風・ハリケーン・サイクロンの違い

これらの単語はいずれも「凄まじい風」を伴いますが、どんな違いが有るのか少し分かりにくいですよね。そこで、簡単にまとめてみました。

まず、「台風・ハリケーン・サイクロン」はいずれも(熱帯)低気圧の事で、発生する場所によって呼び名が違うだけです。日本を含むアジアや北西太平洋では台風(タイフーン)、アメリカなどの北中米ではハリケーン、それ以外の地域ではサイクロンと呼ばれます。

なお、台風とハリケーンは熱帯低気圧ですが、サイクロンという言葉自体は低気圧全般を指すそうです。いわゆる台風やハリケーンと同じ熱帯低気圧のことを「トロピカル・サイクロン」と呼びます。

一方で、竜巻とトルネードが発生する原因は、熱帯低気圧ではなく、発達した積乱雲です。竜巻もトルネードも同じですが、トルネードは竜巻の更に強烈なバージョンと考えて下さい。

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