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自動車の維持費の中でも大きな金額を占める「自動車保険料」。
車両保険も付帯させると10万円を超えることもザラに有るので、何とかして節約したいですよね。
実は、簡単に保険料を値引きしてもらう方法が有るんです。
それが「クレジットカードのポイント還元で実質的に自動車保険料を値引きする」という手法です。
もし、貴方のクレジットカードのポイント還元率が「0.5%」とかの低いレベルなのであれば、一読する価値有りです。
ここでは還元率が1.5%を超えるような高還元率クレカの情報を紹介していきます。
高還元率のクレジットカードの紹介
還元率の高いクレジットカードは主に以下の3枚です。
- リクルートカードプラス・・・還元率2%
- 漢方スタイルクラブカード・・・還元率1.75%
- レックスカード(REXCARD)・・・還元率1.75%
還元率というのは、クレジットカードの利用金額に応じてポイントが付与される割合を表します。
例えば、保険料が10万円だったと仮定しましょう。
この場合、利用するクレジットカードの還元率が2%なら「2,000円」もの還元を受ける事が出来ます。
つまり、実質的に貴方が支払う保険料は10万円ではなく98,000円になるという事です。
もし、還元率0.5%なら「500円」しか割引を受けられませんから、その差は歴然ですよね。
また、保険料は毎年払うものですから、長期スパンで考えるとその差は更に大きくなってしまいます。
上記の例の場合ですと「10年で15,000円・20年で30,000円・30年で45,000円」の差が発生してしまいます。
3枚のクレジットカードのいずれかを利用して、保険料を節約してみてはいかがでしょうか?以下、それぞれカード毎の注意点を紹介していきましょう。
リクルートカードプラス
リクルートカードプラスはなんと還元率が2%の高還元率クレジットカードです。
各種クレジットカードの比較雑誌でも「今作っておくべきクレカ」として第1位にランクインしている事も多いです。
- 年会費・・・2,000円(税別)
- 還元率・・・2% *1
- 付帯されている保険・・・旅行傷害保険、ショッピング保険
*1 付与されたポイントはじゃらん.netやホットペッパーなどのリクルート系サービスで使えるほか、ローソンのポンタポイントとしても利用可能です。(ポンタポイントとリクルートポイントは相互利用が可能なんです。)
但し、ネックは2,000円かかる年会費ですよね。
残念ながら、リクルートカードプラスには「年間一定額以上を利用すると年会費が無料になる」というサービスが無いので、年会費2,000円は絶対払わなければなりません。
目安として、リクルートカードプラスだけで「年間100万円以上」の買い物が出来るなら、年会費を払ったとしてもポイント還元率はNo1です。
(全クレジットカードの中で)。
もし年会費を払いたくないなら年会費無料の「リクルートカード」も有ります。
こちらのポイント還元率は1.2%ですが、年会費無料のカードとしては還元率トップクラスなので、持っておいて損は無いカードかなと思います。
漢方スタイルクラブカード
薬日本堂が発行するクレジットカード、漢方スタイルクラブカードです。
(カード会社はREXカードと同様JACCSです)。
- 年会費・・・初年度無料、二年目以降1,500円(税別)
- 還元率・・・1.75%
- 付帯されている保険・・・旅行傷害保険、ネットあんしんサービス、カード盗難保険
初年度は年会費無料ですが、2年目以降は税別1,500円の年会費がかかります。
但し、年間利用金額に応じてボーナスポイントがプレゼントされます。
通常の1.75%のポイントとは別に貰えるんです。
58万円以上・・・1,250円分のボーナスポイント
100万円以上・・・2,500円分のボーナスポイント
付与されるボーナスポイントは上記の通りです。
仮に年間100万円以上の買い物が出来るなら、年会費は実質無料になります。
58万円以上の利用でも、1,250円分のポイントが貰えるので、年会費のほぼほぼ全てを無料に出来る事になります。
また、付与されたポイントをJデポに変換しておけば翌月のカード代金からポイント分直接値引きしてくれます。
利用範囲が限定されているリクルートカードと違って、ダイレクトに割引を受けられるので節約志向の方にピッタリです。
レックスカード(REXCARD)
JACCSが発行しているクレジットカード・レックスカードです。
- 年会費・・・初年度無料、二年目以降2,500円(税別)
- 還元率・・・1.75% *1
- 付帯されている保険・・・カード盗難保険、ネットあんしんサービス、旅行傷害保険又はショッピング保険
*1 価格COMが提携会社となっているので、価格COMの安心支払いサービスにてレックスカードを利用すると還元率が2%となります。
こちらは年間50万円以上の利用で年会費が無料になるタイプ。
三つのカードの中で年会費無料へのハードルが一番低いカードですね。
また、漢方スタイルクラブカードと同様に発行元がJACCSなので、ポイントはJデボへ変換可能。
翌月請求額から自動的に割引してくれます。
まとめ
今回紹介したクレジットカードを利用すれば、自動車保険料だけでなくその他の買い物でも多額の割引を受けられます。
年間利用額が数十万を超えているのであれば、メインのクレジットカードを変更すればかなりの節約が出来ますよ!
なお、ガソリン代を安くするのに特化するなら「楽天カード」や「スタンド専用カード」を使った方がお得な場合も有ります。
その場合はメインカードとサブカードという感じで、利用シーンに合わせて最適なクレカを利用すれば良いでしょう。
個人的には、全ての買い物で高いポイント還元を受けられるカード(この記事で紹介しているカード)を使ったほうが楽かなという気はします。
カードが複数あると管理が面倒ですからね。
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