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この記事ではガソリン代の節約に繋がるドライブテクニックを紹介していきます。
最初の4つを実践するだけでも燃費はかなり向上するので、早速今日からでも導入してみてください。
ふんわりスタート
発進する際は、急加速を避け優しくアクセルを踏んでゆったり加速していくようにしましょう。
ふんわりとアクセルを踏むだけでも燃費はかなり改善します。
■ふんわりポイント
- ブレーキから足を離した時のクリープ現象をしっかり利用する事
- 発進後3秒で時速10km、5秒で時速20kmを目安に
- 前や横の車のスピードを意識しない事
一定の速度をキープ
発進時以外においては一定の速度で走行する事がエコドライブに繋がります。
一定の速度の目安は、一般道では40km~50km、高速道路では80km~100kmです。
(車両によって燃費効率の良い速度が異なる場合も有ります。)
一定の速度を保つには、前方車両との車間距離をしっかりと確保する事が大事です。
前方車両の加減速に影響を受けないような車間距離を意識して走行するようにしましょう。
また、車間距離が短すぎると、前方車両が急ブレーキしても反応できずに追突事故を起こしてしまう可能性も有りますから、安全性確保という意味でも車間距離はキープするようにしましょう。
登り坂ではより大きなパワーが必要ですから、平坦な道路と同じアクセルの踏み方をしていると減速してしまいます。
よって、登り坂に入る前に少しスピードを早めておくのが登り坂で燃費を悪化させない上手な走り方です。
登り坂に入ってから加速するのはNGです。
アクセルオフを早めに
道路や信号の状況から前もって停止する事が分かっている場合には、エンジンブレーキを利かせてスムーズに停止するようにしましょう。
アクセルを踏み続けていると、どうしてもガソリンを消費してしまい燃費の悪化に繋がります。
(photo by a traffic signal)
また、早めに減速していると赤だった信号が青に変わってくれて、完全停止を避けられるかもしれません。
発進行為はガソリン消費も多くなりますので、これを避けられるのはかなりの燃費向上に繋がります。
エアコンは控えめに
自動車の燃費が悪化する大きな原因の一つがエアコンです。
エアコンの電力はエンジンから得る事になるので、利用すればその分燃費が悪化します。
アイドリングストップ
コンビニや自宅の前などでエンジンを掛けっぱなしで用を済ませている人をまだ見かけます。
エンジンを掛けているだけでもガソリンは消費してしまうので、ちょっとした用でもアイドリングストップするように心がけましょう。
* あくまで一時停車している場合の話です。
交差点等で手動でアイドリングストップするのは危険なので止めておきましょう。
また、冬場に暖気運転をする人もたまにいますが、最近の自動車は暖気運転不要なので、エンジンをかけたらすぐに出発するようにしましょう。
タイヤの空気圧チェック
タイヤの空気圧が適正値よりも低くなると、タイヤの形が変形し地面との抵抗が増え、その結果として燃費が悪化してしまいます。
空気圧の適正値は車体の運転席のドア付近に表示されていると思うので、自分でチェック出来る人は自分でチェックしておきましょう。
自分で出来ないならガソリンスタンド等でチェックして貰いましょう。
車重はなるべく軽くする
自動車は車両重量が軽くなれば軽くなるほど燃費も良くなります。
車自体の重さは変えられなくても、車に積載している物を降ろせば車全体の重さは軽く出来ますね。
積みっぱなしになっているゴルフバックなどは有りませんか?
必要ない物は車から降ろして燃費向上に努めましょう。
ガソリンの給油量を利用した燃費向上法も有りますよ。
ただ、場合によっては損になる場合も有るので状況に応じて利用するようにしましょう。
夏・冬は公共機関を多めに利用しよう
夏はエアコンを常に利用する事になるので、当然燃費は悪くなります。
また、冬は車のエンジンが冷えやすく、エンジンを温めるために燃料を多く消費してしまうので、燃費が悪化します。
人間と同じで自動車も春や秋の方が調子良く動作するみたいです。
そのため、燃費が悪くなってしまいがちな夏と冬は、公共機関などを利用してエコな生活を心掛けましょう。
渋滞に巻き込まれないように
渋滞中は停止と発進を繰り返す事になるので燃費が悪化します。
また全く動かない状況だと、アイドリングをずっとしている事になるのでガソリンが非常に勿体無いです。
通勤やお盆、GWなど渋滞が事前に予想される場合は渋滞を避けるために早めに出発したり、交通情報を利用して渋滞していないルートを走行したりするなどの対策を取りましょう。
慣れない土地へ行く場合は予め道をチェック
土地勘の無い場所では、目的地にうまく辿り着けない時が有りますよね。
目的地を探すために迷子運転をしていると、その分ガソリンを使用する事になるので燃費が悪化してしまいます。
無駄な走行を避けるためにナビが有る場合はナビを活用し、ナビが無い場合には地図等で周辺の道路をチェックするように心掛けましょう。
まとめ
以上のようなエコドライブテクニックを実践すればかなりの燃費改善に繋がります。
最近はアプリで燃費計算も出来るので、エコドライブを実践してみて、どの程度燃費が向上したのかチェックしてみるのも面白いかもしれませんね。
また、エコドライブで求められる事は安全運転に求められる事とかなり近いです。
従って、エコドライブの実践をしていれば、自ずと安全運転に繋がっていきます。安全運転が出来れば自動車保険の保険料が安くなったりもします。
このように、エコドライビングは色々な自動車関連費用を節約出来る可能性を持った1つの手段です。
是非実践して行きましょう。
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