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自動車の購入方法はオートローンが一般的だと思います。
しかし最近はカーリースという選択肢も出て来ています。
いわゆる残価設定型プランという名称でも親しまれていますね。
そこで今回は、カーリースの場合とオートローンの場合で費用がどれだけ違うのか比較していきます。
比較の際の前提条件は以下の通りです。
■比較前提
- 車両:トヨタのアクア (グレードL)
- 新車価格:1,761,382円(税込)
- 契約期間(ローン期間):5年
- リース会社:コスモスマートビークル
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カーリースの場合の費用
コスモ石油「コスモスマートビークル」での見積もり結果は、月額33,588円(総額2,015,280円)となりました。
契約内容は基本的な点検等がサービスに含まれているシルバーパックでの契約としました。
カーリースは、頭金が不要である事と、契約期間中にまとまったお金が不要であり月々の支払い額を定額化出来るというメリットが有ります。
このメリットを活かすために、見積もりは頭金無し・ボーナス払い無しで見積もりを行っています。
オートローンの場合の費用
オートローンの場合は以下のようになります。
費用項目 | 金額 |
---|---|
車両代金 | 1,951,663円 *1 |
登録諸費用 | 約35,000円 |
自動車取得税 | 0円(減税対象 *2) |
自動車税 | 約147,000円 (減税対象 *2) |
自動車重量税 | 0円(減税対象 *2) |
自賠責保険 | 67,880円 |
車検整備 | 約50,000円 |
法定点検 | 約40,000円(計3回) |
オイル *3 | 41,000円(年2回) |
合計 | 2,332,543円 |
*1 頭金を351,382円用意し、実質金利を5%、ボーナス返済を年2回(6月と12月)5万円ずつとして計算
*2 カーリースのリース料金もエコカー減税適用後の金額で計算されています。
*3 オイル交換はカーリースのシルバーパックのサービスに含まれているので計上しています。
これら以外の費用、例えばタイヤやブレーキパッドの交換費用や任意保険などはどちらの場合でも同額の費用が発生するので計上していません。
また計上した項目に関しては借り入れる金融機関が違えば金利も異なりますし、車検費用も乗り方次第で異なる場合もあり、一概にこの金額になるとは言えませんのでご了承ください。
月々の支払額の比較
- カーリースの場合:33,588円
- オートローンの場合:17,173円(ボーナス払いの月は74,302円)
オートローンの場合よりも様々な費用が含まれているカーリースの方が月々の支払額は多くなることが分かります。
約2倍ですね。
(もちろん、ボーナス月の時にはオートローンの支払いの方が増えますが。)
ただし、オートローンの場合には購入初期に頭金と登録諸費用と自動車税で約40万円が必要です。
また、車検時には約10万円、法定検査では約1万円の出費が必要となり支出が突出する月も出てくる事になります。
日本人のほとんどの人が給与所得者ですから毎月の給与額はほぼ一定です。
その為、月々の家計の事を考えると、出費がかさむ月はなるべく少なくした方が子供の養育費用などその他の費用の計画も立てやすいです。
そういう意味ではオートローンよりはカーリースの方が楽であると言えます。
トータルコストの比較
最後にトータルの出費で見てみましょう。
- カーリースの場合:2,015,280円
- オートローンの場合:2,332,543円
カーリースの方が約30万円出費を抑える事が出来ています。
ただし、オートローンは5年後の下取額・査定額が考慮されていません。
下取額・査定額が30万円以上となった場合にはオートローンの方がお得になるのではないかと思います。
自動車の査定額は種々の要因によって変わるので一概には言えませんが、基本的に人気のある車種は高くで買い取って貰えます。
自動車を購入するかリースするかで迷っている場合には、その自動車のリセール価値まで考えて判断した方が良いでしょう。
今回はトヨタのアクアで比較してみましたが、アクアの場合は人気もあるのでトータルで考えるとオートローンの方がお得なのかなと思います。
車種によっても結果は異なると思いますので、購入を考えている車種のカーリースの見積もりも取ってみて比較検討してみては如何でしょうか?
ちなみに、今回カーリースの見積もりで利用したコスモスマートビークルでは、ガソリン代が最大5円/Lが割引され、さらに2015年3月31日までに契約した場合には最大10円/Lが契約期間中毎月100Lまで割引されます。
実際にカーリースを利用する場合にはこういったキャンペーンも判断材料に加える必要がありますね。
今回の条件ではオートローンの方がお得なのかなという結果でしたが、ローンに適用される金利が高い場合にはカーリースの方が有利になってくると思います。
今回の結果が全ての場合において当てはまるわけではないので、カーリースでの見積もりも行い、そしてオートローンを組んだ場合の費用を照らし合わせて判断してください。
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