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車酔いに今までに一度は悩まされたことがある人も多いはず。
楽しい家族でのドライブ旅行や、カップルでのドライブなど楽しいドライブも乗り物酔いになってしまうと一気に台無しになってしまうこともありますよね。
この記事では車酔い(乗り物酔い)になる理由やどうすれば防げるのかについて見ていきましょう。
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乗り物酔いには何故なる?
原因としては色々あるのですが、主要な原因は体のバランスを司っている三半規管という耳の奥にある器官にあります(身体的・視覚的要因)。
通常、人が歩くときは周りの景色も歩いている速度に合わせて変化していきますよね。
その場合は三半規管がしっかりと体で感じている動きと目で見える景色とバランス感覚の調和を取っているので問題ありません。
しかし車に乗っていると、自分自身は動いていないのに景色は速く変わっていくうえに、体も上下左右に揺れる状態になるので感覚がおかしくなってきてしまいますよね。
これが乗り物酔い起こす原因です。(三半規管の中にはリンパ液ありそれが振動で揺れる事でバランスが崩れる)。
一般的には横揺れより縦揺れの方が、また、大人より子供の方が乗り物酔いにはなりやすいと言われています。
また他にもガソリンや排気ガスの匂いを嗅ぐ事で気分が悪くなってしまう嗅覚的要因や過去の経験から酔うかもしれないという不安や乗り物酔いすると思い込んでいたり他にも心配ごとがあると乗り物酔いになってしまう心理的要因などがあります。
車酔いにならないための防止法
車酔いはなっても良いことは無いので、ならないのが一番です。
車酔いにならないためにできること(予防法や対策)を見てみましょう。
空気を新鮮に!
車の中の空気が汚れていると車酔いになりやすくなります。
まずは車に乗ったら窓を開けるなどして車内の空気をリフレッシュしてみましょう。
気分も晴れますよ♪
安全運転に心がける!
運転者も同乗者の車酔い予防に重要な存在です。
急発進・急ハンドル・急ブレーキなどの急激な運転操作や、小刻みにアクセルを踏むなどの運転は必要以上に頭が揺れて車酔いしやすくなってしまいます。
安全な運転を心がけることが車酔い防止につながるのです。
酔い止めを飲む!
薬局などに売っている「酔い止め」を飲むことも車酔いの予防に有効です。
予め車の中のダッシュボードにでも常備しておきたいですね。(運転者が酔いやすい体質でなくても同乗者がたまたま酔いやすい人であることは良くありますから。)
前向きに考える!
上でも書いてありますが、車酔いは心理的な要因がトリガーとなる場合も有ります。
車酔いしたらどうしようとか後ろ向きなことを考えながら車に乗っていると酔う可能性が高くなるのでみんなで会話を楽しみながらドライブできると車酔い予防になりますね。
失恋して傷心モードで車に乗ったりすると酔う可能性高いのでそういう場合は控えた方がいいかもしれないですね。。。
車の動きを予想してみる!
姿勢よくシートに座って周りの景色をよく見ながら車が次どのように動くかをしっかり意識していると車酔いの予防になります。
特にカーブを曲がるときに自分の体をカーブに合わせて少し傾けたりして体を真っ直ぐになるようにしていると酔いにくくなります。
車酔いしてしまった場合の対処法
自動車に乗っていて少し気分悪くなってきたなと思った時にどうすればいいでしょうか??個人差があるので人によってはあまり有効でない物も有ると思いますが一挙に紹介していきます。
自分で運転する。
人間は自分が予期できる動きからの刺激に対しては鈍感になりやすく、自分で運転すれば自分で車を操作ことになるので車が次にどのように動くかという予測を無意識にすることができます。
また運転しているときは視線を安定させようとしてカーブなどで遠心力に負けないように無意識のうちに頭を動かさないようにしているはずです(今度車を運転したときに一度確かめてみてください)
車のなるべく中心に近いところに乗る
車体の中心に近くになるほど揺れが少なくなるので、車の前輪と後輪の真ん中に近い席(2列シートだと助手席、3列シートだと助手席か2列目)に座ると酔いにくくなります。
車を降りる
車に乗って酔ったのだから、車を降りるのが解決への近道です。
車を止める事ができる場所を見つけて止まり、深呼吸などして気持ちを落ち着かせるとよいでしょう。
まとめ
以上、様々な車酔いの予防対策や酔ってしまったときの対処法についてみてきましたが、体質は皆違うので、まったく車酔いになったことも無いという人もいると思います。
自分がならないから他も大丈夫と判断するのでは無く常に周りに気を配ることも楽しいドライブへの一歩ですね。
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