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キー閉じ込み(インロック、以下略)のトラブルは意外と頻繁に発生しています。ロードサービスの出動件数でも上位にランクインしています(もちろん、ロードサービスの対象です)。
キー閉じ込みとは、キーを車内に置いたまま、ロックが掛かってしまった状態を言います。
今回はキー閉じ込みをしてしまった時に、ロードサービスを利用したらどれくらいの料金になるのか等について見ていきたいと思います。
キー閉じ込みの料金
ロードサービスを利用した場合の料金は、以下のようになっています(参考:JAF)。
場所 | 昼間(8時~20時) | 夜間(20時~8時) |
---|---|---|
一般道 | 12,880円 | 14,940円 |
高速道路(SA・PA内) | 14,940円 | 16,990円 |
JAF会員や自動車保険付帯のロードサービスでは、無料となっています(自動車保険は、保険期間中に1回のみ無料となっている場合が多い)。
最近は、盗難防止の為にセキュリティー装置付き(イモビライザーキーなど)の鍵を使用する車両が増えています。セキュリティー装置付きの鍵のキー閉じ込みは、ロードサービスの対象外となったり、有料となる場合が有ります。
キー閉じ込みの原因と対策
キー閉じ込みは、運転手の人的なミスで発生します。
例えば、鍵を差して開閉錠するような車だと、鍵を刺す行為を面倒くさがって、ドアのロックを掛けた状態で、車を降りて閉める人がいます。こうする事で、鍵でロックする必要はなく、ドアはロックが掛かったままとなります。この時に車内に鍵を忘れてしまうと、キー閉じ込みとなってしまいます。
最近は、リモコンキーが多くなっているので、例示のような事は起きにくいかもしれません。しかし、リモコンキーでもキー閉じ込みは発生します。
車種によっては、人がロックを掛けなくても、盗難防止の為に自動でロックをする車種が有ります。車内にキーが有れば自動ロックは掛からない仕組みになっていますが、鍵の電池が切れてしまい電波を発しなくなると、自動ロックが掛かってしまいます。また、電池が有ったとしても、電波状況が悪ければキー閉じ込みが発生します。
そして、車種に関係なくトランク内に鍵を置いたまま、トランクを閉めてしまうと、キー閉じ込みとなってしまいます(車種によりますが、運転席ドアのロックが掛かってなければ、トランクを閉めてもトランクは施錠されません)。
キー閉じ込みへの対策
キー閉じ込みを防ぐには、以下のような対策が考えられます。
- スペアキーを持ち歩く
- 必ず鍵で開閉する
- リモコンキーの場合は、電池を交換する(寿命は約2年) 等
キー閉じ込みは、人のうっかりミスで発生するので、人自身が注意深く行動すれば、発生を減らす事が出来るでしょう。
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