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コンパクトなボディサイズなのにゆったりと居心地の良い居住空間と、ホンダならではのおしゃれなデザインで人気のフリード。ホンダが独自開発した低床・低重心テクニックにより、安定した走行性が自慢です。
狭い通路が多い町中でも取り回しがしやすいコンパクトカーですが、大人が3人並んでもゆったりと座れる広々とし室内を実現。
運転者も同乗者もみんなが快適で、日常の足代わりに、休日のアウトドアやドライブにと、自由自在に活躍してくれるキビキビとしたミニバン。
事故を回避するためのセンシング機能を搭載しており、安全運転を支援。
老若男女問わず運転しやすい車ですが、特子育て世代に大人気です。
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人気のホンダ・フリード
どの自動車保険に加入すればいいのか?と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
フリードをはじめとする自動車保険の保険料は、契約者の年齢や等級、走行距離などの条件、補償内容などによって異なります。
また、同じ条件や等級であっても、契約する車種によっても保険料が異なりますし、保険会社によっても保険料の設定は異なりますよね。
また、同じフリードであっても、型式によっても保険料は変わってきます。このように保険料の設定は、とても細かく決められており、フリードの保険料は○○円と一概にいえないのが現状です。
フリードの型式別料率クラス
フリードに限らず自動車保険の保険料は、さまざまな条件やサービス内容などによって変動しますが、ほとんどの保険会社が保険料の算定の参考にしているのが、型式別料率クラスという指標です。
型式別料率クラスは損害保険料率算出機構という組織が、客観的なデータを示すことで保険会社が適正な保険料を算定し、保険を利用する私たちが過剰に保険料を支払わないために算出されている指標です。
この指標は、事故に関するビッグデータから車の型式ごとに事故実績を拾い出し、支払われた保険金の総額を算出して決められています。
型式ごとに決められますから、同じフリードであっても、型式(車両クラス)が違うと保険料も異なります。
型式別料率クラスは自動車保険の基本的な賠償である(1)対人賠償、(2)対物賠償、(3)人身傷害と搭乗者傷害、(4)車両保険の4つの賠償に対して、1から9の9段階に分けて評価されます。
事故が少ない型式の車ほど料率クラスの数字は小さくなり、数字が小さいほど保険料は低くなります。
またフリードなどのコンパクトカーでは料率クラスの数字は比較的小さく、高級車やスポーツカーなど修理代が高くなる車の料率クラスが大きくなる傾向があるのも特徴です。
この型式別料率クラスは、すべての自動車に適用されているわけではありません。フリードのような自家用小型乗用車と、自家用普通乗用車のみで、自家用軽四輪貨物車や自家用軽四輪乗用車は適用外となります。
ホンダのフリードの型式別料率クラスは、次のとおりです。
フリード型式GB3
対人賠償責任保険が3
対物賠償責任保険が4
搭乗者傷害保険が4
車両保険が3
フリード型式GB4
対人賠償責任保険が3
そして対物賠償責任保険は3
搭乗者傷害保険は4
車両保険が3
フリード型式GB5
対人賠償責任保険が3
対物賠償責任保険が3
搭乗者傷害保険が4
車両保険が4
フリード型式GB6・型式GB8・フリード型式GP3
対人賠償責任保険が4
対物賠償責任保険が4
搭乗者傷害保険が4
車両保険が4
フリード型式GB7
対人賠償責任保険が4
対物賠償責任保険が4
搭乗者傷害保険が5
車両保険が5
型式別料率クラスは定期的に見直されますから、ときどき数字に変化がないかチェックすることをおすすめします。
フリードの保険料-ソニー損保
フリードの保険料の相場について調べてみると、ソニー損保がWebサイトで紹介してるフリード(型式GB5)の保険料の見積もりは以下の通りでした。
なお、ソニー損保ではインターネットから申し込むとインターネット割引1万円と、証券ペーパーレス割引500円が適用されて、保険料から1万500円の値引きがあります。
まず、見積時の補償内容ですが、対人・対物賠償が無制限、人身傷害補償が3,000万円、搭乗者傷害補償はありません。
契約者の条件はゴールド免許保有者で年間予想走行距離7,000キロ以下、使用目的は家庭での日常・レジャー用です。
以上の補償内容と条件の場合、フリードの保険料は・・・
車両保険有りの場合
6等級の場合、13万3,710円
12等級なら6万6,600円
15等級なら6万2,650円
20等級なら4万6,860円
6等級が7万4,200円。
12等級が4万2,610円
15等級が4万40円
20等級が2万9,790円
6等級が7万1,550円
12等級が4万1,060円
15等級が3万8,590円
20等級が2万8,690円
上記は車両保険ありの保険料で、車両保険の補償上限金額は220万円です。
車両保険なしの保険料は、以下のようになります。
車両保険なしの場合
6等級が5万4,840円
12等級が2万6,790円
15等級なら2万5,130円
20等級なら1万8,530円
6等級が3万800円
12等級が1万7,310円
15等級が1万6,200円
20等級が1万1,790円
6等級が2万8,830円
12等級が1万6,160円
15等級が1万5,120円
20等級が1万970円
フリードの保険料-アクサダイレクト
アクサダイレクトもWebサイトで、フリード(型式GB5)の保険料の見積もり事例を紹介しています。
紹介されている事例は29歳と34歳のケースで、東京在住で免許はゴールド。
年間予想走行距離は5,000キロ未満、使用目的は日常・レジャー用が条件となっています。
補償内容は対人・対物賠償保険が無制限。無保険車傷害保険は2億円。
さらに人身傷害補償特約として3,000万円がついています。
なお、搭乗者傷害保険はありません。
この条件と補償内容で新規6等級の29歳の場合、フリードの保険料は車両保険なしの場合は2万7,010円。
車両保険込みの場合は6万290円ですが、インターネット割引が適用されて1万3,000円オフとなるので、実際の保険料は4万7,290円です。
34歳で保険等級が11等級の場合は、車両保険なしで1万7,640円。
車両保険ありでは3万7,640円ですが、こちらもインターネット割引として8,000円の値引きがあるので、保険料は2万9,460円となります。
フリードの保険料-チューリッヒ保険会社
チューリッヒ保険会社では、どのような見積もりを提示しているでしょうか。
チューリッヒのWebサイトでは、フリード(型式GB3)の見積もり例を紹介しています。
すでにフリードを購入しており、自動車保険の乗換を検討している東京在住の40歳、20等級で、ゴールド免許、運転者条件が夫婦。年間予定走行距離が5,000~1万kmの場合
140万円の車両保険有りの場合の保険料は2万9,950円。
車両保険なしの場合は、1万7,600円です。
一方、フリードを購入し、チューリッヒの自動車保険に新たに加入する40歳で新規6等級の場合は、自動車保険ありが4万7,790円、自動車保険なしが2万7,950円です。
フリードの保険料-損保ジャパン
損保ジャパンでは、フリード(型式GB7)でゴールド免許、運転者条件が夫婦、14等級の46歳の場合、車両保険ありでは6万3,270円、車両保険なしでは3万5,000円。
フリードの保険料-イーデザイン損保
東京海上グループのイーデザイン損保では、20等級の人のフリードの平均保険料として、車両保険ありが4万3,980円、車両保険なしが2万6,630円としています。
範囲限定型の車両保険
イーデザイン損保では、車両保険ありの自動車保険の賠償範囲を限定して、その分保険料を安くした車両保険(エコノミー)タイプも販売しています。
この場合のフリードの平均保険料は3万2,500円。
車両保険ありに比べて、1万1,480円お得になっています。
車両保険ありと車両保険(エコノミー)とは、どう違うのでしょうか。
違いは車両保険の補償内容です。
車両保険ありの場合は(1)車同士の追突、(2)盗難、(3)火災や台風、洪水などの災害、いたずら、(4)単独事故、(5)当て逃げ、(6)転覆・墜落の6点を保証しています。
一方、車両保険(エコノミー)の場合は、(1)車同士の追突、(2)盗難、(3)火災や台風、洪水などの災害、いたずらの3点のみの補償となります。
単独事故や当て逃げなどで車両に被害があったなどの場合は、自費で修理を行わなければいけません。
補償の手厚さで選ぶか、保険料の安さで選ぶか迷ってしまいますね。
イーデザイン損保によると、契約者の73%が車両保険ありを選んでおり、車両保険(エコノミー)を選んでいる人は、27%と3割弱です。
多くの人が補償の手厚さで選んでいることがわかりますね。
参考までに、車両保険が適用される事故の現状についてみてみましょう。
イーデザイン損保の統計によると、最も多いのが車との追突の56.9%。過半数が車同士の追突となっています。
次いで単独事故の27.0%。火災や台風などの災害10.8%。この3つの被害がトップ3ですが、このほか当て逃げ3.0%、盗難0.5%、転覆・墜落0.2%となっています。
車両保険の補償を一部に限定したエコノミーのようなサービスは、イーデザイン損保以外にも、さまざまな保険会社が提供しています。
例えばチューリッヒなら一般的な車両保険ありのタイプをワイドカバー、車両保険の補償を限定したタイプを限定カバーと呼んでいます。
他の保険会社を検討する際にも、このようなリーズナブルなサービスが提供されていないか確かめてみてはいかがでしょうか。
フリードの車両保険は必要?
また、フリードの自動車保険の内容について、車両保険を付けるかどうか悩む……という人も多いのではないでしょうか?
確かに車両保険なしの方が、保険料は万円単位で安くなりますよね。
チューリッヒの調べによると、フリードの契約者で車両保険ありを選んでいる人の割合は66.2%。
こうち、ワイドカバー型が50.2%、限定カバー型が15.6%です。
こちらでも、保障が限定されているタイプの利用者は少ないですね。
そして、6割以上の人がフリードの車両保険に加入していることがわかります。
さて、この車両保険ですが加入するか加入しないかを考える基準として、車齢があげられます。
ご存知のとおり、車の車両価値は新車であるほど高く、経年するほど低くなっていきます。
新車の場合は車両価値が高いですから、保障される車両保険の金額も高く設定されています。
逆に、8年、10年……長く乗っているほど支払われる保険金は低くなります。
また、新車の場合はこれからローンを払っていくことになりますから、かなりのローン残金がありますよね。
このような場合に大きな事故を起こして車が全損するなどして乗れなくなってしまったら、車は手元にないのにローンだけを支払い続けなければいけません。
しかし車両保険に入っていれば、保険金をローン返済に使うことができるので安心です。
また、フリードには電気系統やエンジンなど最先端技術が使われていますから、その構造は複雑です。
したがって、修理代も何十万とかかることも珍しくありません。
突然の事故で何十万円もの修理代を請求されても、支払えない場合もありますよね。
このような場合は修理に出したくても出すことができず、日常の足である車が使えなくて生活に支障をきたす恐れがあります。
このようなことを考えると、フリードを新車で購入する場合は、車両保険は不可欠といえるでしょう。
また保険料は少々高くなりますが、当て逃げや単独事故など幅広い損害に対応している車両保険に加入している方が安心です。
しかし車齢が高くなってくると、十分な保険金が支払われないことも多く、保険金だけでは修理費が足りずに自己資金で足りない分を補充しなければいけないケースもめずらしくありません。
一般的に、車の価値は10年程度までといわれていますから、購入後10年が車両保険を見直す一つの目安の時期となります。
十分な保険金が支払われないのであれば、月々の保険料が無駄になります。
保障される保険金の金額と、支払う保険料のバランスをよく見定めて、車両保険を続けるかやめるかを決めることをおすすめします。
また、貯金があるから修理費の心配はないという人の場合は、車両保険に入らないという選択肢もあります。
車両保険の保険料は高いですから、安全運転でほぼ事故を起こさない自信があり、万が一事故などで修理が必要になっても金銭的な余裕があるなら、車両保険をやめて保険料の節約をするという方法もおすすめです。
チューリッヒの調査によると、車両保険に加入している人の家、車齢3年までの車の加入率は71.6%以上。
車齢10年でも約50%と半数が加入しています。
しかしその後は急激に減少し、車齢13年で33.4%、車両20年で6.9%となっています。
車両保険に入るか入らないかの目安として、車齢が一番に挙げられますが、その他にもマイカーローンの残高が低いか、修理代として貯金が十分にあるかどうかといった目安も参考にしましょう。
車両保険は免責金額でも節約できる
車両保険について、もう1つ抑えておきたいポイントに、免責金額があります。
車両保険は事故によって車が損傷したときの修理費などを補償するものですが、免責金額によって保険料が変わってきます。
免責金額とは事故で車の修理を行うときに、修理代の一部を契約者が支払う金額のことをいいます。
例えば契約時に車両保険の免責金額を10万円と決めているフリードが、事故で修理が必要になり修理費が25万円かかった場合、10万円を自分が支払い、残りの15万円が保険金として支払われます。
また、修理費が8万円など免責金額よりも下回った場合は、全額が自己負担となり保険金は支払われません。
このように修理代として自分が支払える金額を免責金額に設定することで、車両保険を低くできるのです。
車両保険を節約する方法として、免責金額の設定も検討してみましょう。
運転者の範囲もよく考えよう
フリードの自動車保険を選ぶ際には、保険料や車両保険ありかなしかなど、さまざまなポイントがありますね。
その中の一つに、運転者の範囲があります。
自動車保険ではそれぞれの補償内容について、補償が適用される運転者の範囲が決められています。
運転者の範囲を広くすれば保険料は高くなりますし、逆に運転者の範囲を契約者本人のみなどに限定すれば保険料は低く抑えることができます。
運転者の範囲は(1)運転者の年齢条件と、(2)運転者の範囲の2つに分かれます。
(1)運転者の年齢条件ではフリードを運転する人の年齢を21歳以上25歳以下、26歳以上34歳以下、35歳以上、年齢に関係なく補償などのように年代で分けて、その範囲のみ補償を行うものです。
30歳以上のみ補償など年齢層が高くなると、保険料が低くなります。
(2)運転者の範囲は補償を適用する運転者が契約者本人のみ、契約者とその配偶者、契約者と同居している家族、契約者と別居している家族など、範囲を限定できる特約です。
たとえば契約者が独身であれば、契約者本人のみのを適用範囲とすれば、1人だけの補償ですから保険料を節約することができます。
このように保険が適用される年代や範囲を限定することで、わが家に最もふさわしい保険内容となり、保険料の節約につながります。
なお、家族を適用範囲にする場合など複数人を範囲に選ぶ場合は、息子さんや娘さんなど一番年齢が低い人の年齢を条件に入れておく必要がありますから、(1)運転者の年齢条件と(2)運転者の範囲を組み合わせて利用することになります。
また、運転者の年齢条件と運転者の範囲は、保険会社によって異なります。
範囲の適用の内容などをしっかりと理解してどの組み合わせが最適なのかを考えましょう。
自分にぴったりの自動車保険を選ぼう
フリードの保険料は契約者の年齢などの条件はもちろんのこと、型式によっても異なりますし、保険会社や補償内容によっても異なります。
保険会社も多いですから、いったいどの保険会社を選べばいいのか……と目移りしますね。
保険料が安いに越したことはありませんが、安さだけに着目していると、本当に必要な補償が得られないこともあります。
家族構成や経済状況などさまざまな観点から検討して、わが家にとって本当に必要な補償は何かを考えましょう。
そして、必要であれば多少お金がかかっても特約を付けることを検討してください。
またその一方で、車両保険の範囲や家族の範囲を限定する、補償内容の重複がないかを見直すなどして、節約できるところは節約するといった工夫が大切です。
このような詳しい保険内容は、インターネットから申し込むダイレクト型の場合は、Webサイトで情報を集めたり、保険会社に電話をかけたりして自分で収集しなければいけません。
そのかわり、保険料は低めに設定されています。
一方、代理店を通して申し込む保険の場合は、担当者が保険内容について詳しく教えてくれますし、条件や家族構成などをヒアリングして、どのような補償内容がおすすめかをアドバイスしてくれるので安心感があります。
しかし、その分保険料は高めです。
インターネットから申し込むダイレクト型、保険代理店を通しても申し込む代理店型の違いも把握した上で、まずは複数の保険会社の保険内容や保険料を調べて、比較検討してみましょう。
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