自動車保険見直しガイドの参考書籍

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この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

当サイトは以下の文献・書籍を参考に記事を作成しております。

なお内容に関しては万全を記しておりますが全ての情報が最新の情報にアップデートされているわけではない事をご理解の上でご利用下さい。

■自動車保険読本■
初版:平成18年12月20日
著者:鈴木辰紀
出版社:株式会社成文堂

損害保険の研究に精通した早稲田大学名誉教授「鈴木辰紀氏」により執筆された自動車保険関連本。

保険の自由化以降に複雑化してしまった自動車保険を体系建てて説明されている本です。

特に自賠責保険や任意保険の支払保険金額の算定方法に詳しい本です。

またこれからの自動車保険についてのかくあるべきという提言も本書の中で行われています。

■自動車保険のつぼ■
初版:平成19年9月1日
改定初版:平成25年7月20日
著者:鈴木辰紀
出版社:株式会社成文堂

自動車保険読本の内容と半分程度は同じです。

読本の内容をアップデートしたという感じでしょうか2013年に改訂版が販売されていますので自動車保険読本よりもこちらの方がオススメ。

自動車保険読本と比べると自賠責保険の後遺障害・傷害の部分、対人賠償保険に関する部分などが詳しく掲載されています。

■自動車保険の落とし穴■
初版:2008年6月30日
著者:柳原美佳
出版社:朝日新聞出版

ジャーナリスト・ノンフィクション作家。

一連の損保会社の不払い問題にメスを入れ続けている方です。

柳原さんの指摘でバイクの自賠責保険料の金額が1年足らずで下がった事は有名な話。

また人身傷害補償保険が導入されたのにも一役買っています。

色々な取材を通して得た知識を元にこれ一冊読んでおけば取り敢えず自動車保険を契約するに際してはOKというような内容にまとめあげてくれています。

著者HPも有りますので、参考にどうぞ⇒柳原美佳さんの公式サイト

■自動車保険金は出ないのがフツー■
初版:2010年7月30日
著者:加茂隆康
出版社:株式会社幻冬舎

弁護士として日夜交通事故案件に関わっている加茂隆康さんの書籍。

これまでご自分が関わってきた案件について損保がいかほどの手を使ってくるのかを体験談を元に紹介してくれています。

またその払い渋りに対する加茂さんの対応も痛快です。

その他「審理炎上 [ 加茂隆康 ]」などミステリー小説も出版されており作家としても活躍。

■実務に役立つ最新判例77選-交通警察-■
初版:平成25年3月15日
著者:江原伸一
出版社:東京法令出版株式会社

交通事故等に関する最高裁や高裁の判例・事例を見ながら、どういう風な判決が下されるのか、どういう考え方をするのか?が解説されている本。

本の「はしがき」にも記載されていますが、交通警察に携わる実務家の参考書なので一般の人が読んでも得られるものはあまり無いかなという印象です。

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損害賠償金の算定や示談の手続きなど実務的な面

以下で参考にしている本は事故に遭った際にどれか1冊だけでも読んでおくと、交通事故周りの示談手続き・賠償金の算定方法などが分かるようになっています。

内容はどれも似通っていますので、読みやすそうな物を選べば良いでしょう。

■交通事故と示談の仕方■
初版:1972年4月1日
第2版:2012年8月2日
著者:長戸路政行
出版社:自由国民社

示談をするに当たって、加害者側保険会社の担当者とどのように対峙すべきなのか、示談金をアップさせるためにどのようなテクニックを使えば良いのかなどなど、特にこれから示談をしようとする人に役立つ内容となっています。

■交通事故の損害賠償と解決■
初版:1996年7月
改訂第3版:2012年12月15日
著者:薄金 孝太郎
出版社: 新星出版社

基本的に1テーマ、見開き2ページで解説している本です。

イラストもかなり入っているので読みやすく、特に過失相殺の情報が多いです(この場合にはこういう過失割合になるという情報。但し、少し情報は古いです)。

他、損害賠償に焦点を当てるだけでなく、行政処分等々交通事故関連の色々な情報を取り扱ってくれています。

■交通事故(示談交渉手続)なんでも事典■
初版:1998年7月1日
改訂版:2011年7月23日
著者:長戸路政行
出版社:自由国民社

著者・出版社共に「交通事故と示談の仕方」と同じです。

内容的にはほぼ同一ですが、こちらは語り口調で文章が書かれており、事例が豊富です。

ただ、文章が多いので視覚的に理解するのは難しいです。

■[イラスト六法]わかりやすい交通事故■
初版:1994年11月10日
第7版第1刷:2012年12月14日
著者:吉田杉明
著書2:山川直人(イラスト担当)
出版社:自由国民社

本の名前から分かるように【イラスト】が豊富に有る法律本です。

イラストもプロの漫画家が書かれていおり、事例も豊富にイラスト化されているので頭に入ってきやすいと思います。

ただ、紙面の都合上イラストが多くなった結果、テキスト部分の文字が非常に小さくなっています。

■交通事故損害額算定基準(通称青本)■
初版:昭和45年3月1日
発行所:(公財)日弁連交通事故相談センター

青本(交通事故損害額算定基準)の紹介

詳細は上記リンク先を見て下さい。

青本はこれまで紹介してきた本の拠り所にもなっている本で更に詳しい内容が書かれています。

時間が有る方はこちらも読んで勉強した方が良いでしょう。

■民事交通事故訴訟ー損害賠償額算定基準ー(赤い本)■
初版:1969年3月31日
編集・発行:(公財)日弁連交通事故相談センター東京支部

弁護士必携の賠償額算定基準書。

青本とは違って、毎年発行されており算定基準の他に各年度のトピックス的な講演録も収録されている。

過失割合の豊富な事例が載っており、自分の事故がどれくらいの過失割合になるのかの算定に参考になる。

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その他参考にした本

このセクションではそこまで直接的に自動車保険に関する内容が有るわけではないけれど、補足情報として知っておいて良いかな?と思われるような参考書籍を書いていきます。

■自動車保険を獲得すれば自動車販売・車検はもっと増える■
第2刷:2011年11月11日
発行所:株式会社自動車公論社

この本は自動車保険の契約者側からすると全然直接的な関係はなくて、自動車保険を販売する側が勉強するためにある本です。

内容的には自動車保険にはお客様の大事な情報が沢山有るから、お客様の為にきっちりとカーライフサポートを行っていくことがポイントだよ!ということが書かれています。

気づきを得られる点としては、私達は日頃から自動車保険の事をさしてあんまり考えていないということ。

だからこそ、しっかりと保険の内容を説明すればお客様(契約者)も興味を持って話を聞いてくれるんですよーという内容が書かれています。

私達もしっかりと自主的に保険の内容を勉強することが求められている訳ですね。

 

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損保との違い
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