限定解除審査/試験の流れや料金について

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

運転免許証には「免許の条件等」と記載されている所があります。

ここには所持している免許で運転できる車両の種類とは別に運転できる範囲を限定する内容が記載されます。

例えば、「中型車は中型車(8t)に限る」や「普通車はAT車に限る」といった内容です。

また車両以外にも視力や聴力に関する内容も記載されます。

[myphp file=’kiji-top’]

AT車とは?

実際に道路を走行している自動車はAT車が多いですね。

AT車とは、オートマチックトランスミッション車の略です。

つまり、自動車の変速操作を自動で行う車の事です。

アクセルを踏むだけで自動車の加速・減速を操る事ができるタイプの車です。

車を運転していると加速途中でガクッとちょっとした振動を感じませんか?その振動があった時に自動車が変速操作を自動で行っているんです。

MT(マニュアルトランスミッション)車は手動で変速操作をする自動車の事です。

車を加速・減速させる時にエンジンの回転数によって変速操作が必要になり、AT車とは違い運転手が変速操作を行う必要がある車の事です。


中型車とは

平成19年6月1日以前は免許は普通免許と大型免許の2種類だったのですが、道路交通法の改正により新たに新設されました。

簡単に説明すると車両総重量が5t以上11t未満で乗車定員が11人以上29人以下の車両を運転するのに必要な免許になります。

法律改正前に普通免許を所持していた人は中型車(8t)限定の免許に書き換えられています。

こういった運転できる車を限定した免許を限定免許と言うのですが、例えばAT限定免許の人が、AT車だけではなくMT車も運転したいような場合には「AT限定」を解除する事によって運転する事ができるようになります。

ですがこの限定を解除するためには試験を受けなくてはいけません。

この試験を限定解除審査と言います。

限定解除審査と言っても特別何かするということではなく免許を取った時と同様の試験を受けるだけですので安心を。

車を運転できるのになぜこのような試験を受けなくてはいけないのかと思うかもしれません。

ですが、AT車の限定解除を例に取ると、MT車とAT車では運転に必要な技術も違いますし、当然免許を取る為の講習内容・試験(実技)内容も違い、AT車とMT車の場合では教習所で受ける技能の時間が約3時間ほど違います。

この足りない部分を補うために限定解除審査を受ける必要があります。

参考:東京指定自動車教習協会

■その他の限定解除■

  • 普通自動二輪免許小型限定
  • 大型特殊自動車免許カタピラ車限定又は農耕車限定
  • 中型自動車免許8t限定
  • マイクロバス限定免許
  • ミニカー限定免許 等

それでは限定解除審査の内容について詳しく見ていきましょう。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

限定解除審査の内容

限定解除審査を受けるには、運転免許試験場に直接行き試験を受けるか、免許教習所に行き講義と試験を受けた後に運転免許試験場で申請を行うかの二通りが考えられます。

運転免許試験場に直接行く方法は俗にいう「飛び込み」という方法で講義や訓練といったものはなく技能試験のみなので運転に自信の無い人は教習所に通った方が良いと思います。

教習所での所要時間は4時間から6時間ほどです。

時間が短い理由は、新たな免許を取るわけではないからです。

つまり、AT車限定解除では車の運転はできるので一から車の運転について学ぶ必要はなくMT車の運転に関する技能講義だけで済むからです。

これは全ての限定解除審査に言えることです。

教習内容は免許によって様々ですが、AT限定解除を例にとって説明したいと思います。

AT車とMT車の違いはクラッチ操作(変速操作)です。

このクラッチ操作をマスターするために以下のような教習を受けることになります。

  • 踏切での停車・発進
  • 坂道発進
  • S字とクランク走行
  • 縦列駐車 等

AT免許を取った時にもやった事があると思います。

運転の感覚はAT車と同じなのでクラッチ操作に慣れれば問題無いかと思います。

これらの教習を受けて、最後に懐かしい響きの卒業検定を受け合格すれば合格証明書(卒業証明書)を貰う事ができます。

なお、教習所に通わずに運転免許試験場で限定解除審査を受ける場合には技能試験(卒業検定とほぼ同じ内容)のみを受ける事になります。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

限定解除審査の料金

限定解除審査を受ける為の料金は、限定解除申請手数料(直接運転免許試験場で審査を受ける場合には試験車使用料が手数料に含まれます)と教習所に通う教習所料金が必要になります。

申請手数料教習所料金
運転免許
試験場
3,100円
(試験車使用料1,550円)
-
運転免許
教習所
1,550円限定と限定じゃない場合の
差額が相場

出典:警視庁-運転免許試験案内中型免許限定解除審査

どの種類の限定を解除する場合でも申請に要する手数料は一律です。

なお、教習所の料金はそれぞれの教習所で異なると思いますので各教習所に確認してください。

そして限定解除審査に合格し申請が済むと、今所持している免許に「限定解除」と裏書きされ晴れてAT解除ならMT車、中型解除なら中型車を運転する事ができます。

裏書とは

限定解除をすれば免許証の裏に例えば「中型車(限定無し)」などと記載されます。

限定解除は新たな免許の取得ではないため免許証の裏面に変更内容が記載される取扱になるようです。

なお、次回更新時に裏書ではなく限定解除された免許が交付されます。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!