交通事故の捜査を受ける場合の注意点-悪質な場合以外は任意捜査

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

交通事故の捜査は、警察による事故直後の実況見分、その後の捜査そして検察の捜査へと移っていきます。

実況見分は事故現場の状況や当事者の車両の状況や意見を基に警察官によって実況見分調書が作成されます。

この実況見分時の注意点やポイントについてはこちらの記事を参考にしてください。

 

合わせて読みたい

実況見分調書は大事な証拠!実況見分に立ち会うときのポイント

 

事故当日の実況見分が終わると、ある程度日数をおいて警察による事故の当事者(加害者、被害者など)や目撃者に対して取り調べ捜査が始まります。

この時の警察の捜査は悪質な運転の事故(ひき逃げ、飲酒運転など)や証拠隠滅のおそれがある場合には強制捜査(刑事訴訟法第197条但し書)となりますが、任意捜査(刑事訴訟法第197条1項本文)が原則となっています。

任意捜査と強制捜査

任意捜査は捜査の対象となっている人の出頭や持ち物の検査などの捜査に対しての承諾が必ず必要で、承諾無く行われて得られた証拠は違法に収集されたものとして証拠として認められません。

これに対して強制捜査は本人の承諾の必要はなく、逮捕・勾留して捜査が行われます。

しかし、強制捜査は本人の人権を大きく侵害する恐れがあるので、原則裁判所の令状が必要になります(刑事訴訟法第218条1項)。

警察の捜査が終了すると次に検察の捜査へと移行します。

この際に警察が行った捜査書類(実況見分調書や供述調書など)も検察へと送られ、検察はこれらの捜査書類を基に捜査をし被疑者の起訴・不起訴の判断を行います。

そのため警察の捜査の際に作成する実況見分調書と供述調書は被疑者のその後を左右するとても大切な捜査書類となります。

ですので被疑者となってしまった場合には警察の捜査を受ける際には注意する点がいくつかあるので、それらのポイントを紹介していきたいと思います。

起訴・不起訴の判断に関してはこちらの記事を参考にしてください。

 

合わせて読みたい

起訴・不起訴の決定は検察官によって行われる!

 

[myphp file=’kiji-top’]

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

警察の捜査での注意点

まず捜査を受ける際の注意点を以下にまとめたので見てください。

  • 原則任意捜査なので、出頭は強制ではない(刑事訴訟法第198条1項但し書)が誠意ある対応が必要
  • 供述拒否権(憲法第38条1項、刑事訴訟法第198条2項、311条1項)がある
  • 供述調書に誤りが無いか内容を確認する  等

原則任意捜査なので、出頭は強制ではないが誠意ある対応が必要

任意捜査はあくまで任意なので警察の指定した日時が都合が悪ければその旨を伝えて日時を変更してもらう事が可能です。

ただ時が経つにつれ記憶は曖昧になっていきますので、なるべく早く警察の捜査に協力した方がいいでしょう。

被疑者の場合には正当な理由も無しに任意捜査を拒むと、証拠隠蔽や逃亡のおそれがあるとされて強制捜査に移行し逮捕勾留される事にもなりますので警察の捜査には誠意ある対応が必要になってきます。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

供述拒否権がある

警察の取り調べ捜査に対して自分の言いたくないことを言う必要はありません。

なぜなら取り調べ捜査での内容は供述調書に記録されその後の検察の捜査また裁判になった時の証拠として利用されるからです。

もし被疑者として取り調べを受けるような事があるなら弁護士に早めに相談して供述内容の打ち合わせを行った方がいいかもしれません。

供述調書に誤りが無いか内容を確認

捜査が終了すると警察官は作成した供述調書の内容に誤りが無い事を被疑者に確認(刑事訴訟法第198条4項)してもらい署名・押印を求めます(刑事訴訟法第198条5項)。

この確認作業を軽く見てはいけません。

さきほど説明したとおり供述調書は後々の捜査や裁判で証拠となりますので、細かい所までしっかりとチェックする必要があります。

もし、供述調書に間違いや納得できない箇所があれば削除・訂正を求め、その要求が通らない場合には供述調書への署名・押印を拒否しましょう。

確認せずに署名・押印をしてしまい、もし警察の捜査を受ける事になった場合には取り返しの付かない事になるかもしれませんよ。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする