スプレー式タイヤチェーン SNOW GRIPの特徴と注意点

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先日「スプレー式タイヤチェーンの実際に使ってみた感想」を取り上げて紹介しましたが、今回はAmazonでもよく売れている「SNOW GRIP」の商品紹介を見ながら、特徴点や注意点などをまとめておきたいと思います。

面倒なチェーン付の作業やタイヤの交換が無くなって、スプレーを吹きかけるだけで雪道をスイスイ走行できればこれほど楽な事は無いですが、実際にはそうはいかないようですよ。

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スプレーチェーン SNOW GRIP(タイヤグリップ)の特徴

今回紹介する商品はこちら。

Amazonでも売上げランキングNo1にもなっている「TYRE GRIP [ タイヤグリップ ] 」と同性能で内容量は多いと評判の「SNOW GRIP」です。

ただ、価格がちょっと高め・・・。

snowgrip

特徴点を箇条書きで紹介していきます。

  • 価格帯は2,000円~3,000円程度 *1
  • 1缶で約20本のタイヤに使える *1
  • 効果はUSAでの試験で最大70kmを達成 *1
  • 凍結道路では路面との摩擦力がノーマルタイヤと比較して300%アップ
  • 車だけでなく靴にも使える

少し気になる点についてちょっと見て行きましょう。

 

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*1 価格と利用量・走行距離について

上記「*1」を付けた部分。

・価格帯は2,000円~3,000円程度
・1缶で約20本のタイヤに使える
・効果はUSAでの試験で最大70kmを達成

の部分ですね。

自動車には4本のタイヤが付いていますから、大体使える回数としては「20本/4本=5回分」くらいでしょうか。

アメリカでの実験では最大70kmまで効果が持続したとのことですが、一晩あけてから昨日スプレーしたからいいかな?というスタイルは危険だと思うので、恐らく使えても最大5回。

価格帯を2,500円とすると1回当たりの利用料は500円ですね。

また、1日の走行距離が70kmを超える場合には1日で何度かスプレーする必要が有りますし、雪のない路面を走ると急速に効果が失われると注意書きに書かれていますので実際のコスパはもうちょっと悪いかも。

また、気をつけて欲しいのはやはり「最大70km」という数字です。

メーカーによる効果測定の条件と私達が実際に走る雪道の条件は往々にして違います。

最大70km走れるんだから、まだまだ行けるぜ~と思って走行していたらスリップしちゃった!なんてことになると大変です。

先日紹介した口コミ記事では効果の持続は30kmくらいかな?と言っておられる人もいましたので、メーカー説明よりも短い距離で効果が尽きると考えておいた方が良いでしょう。

SNOW GRIPを実際に使ってみた感想動画はこちら。

なお、同じスプレー式タイヤチェーンの「TYRE GRIP」を実際に使ってみたという動画を発見しましたので、利用する前には参考までに見ておいた方が良いと思います。

 

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スプレー式タイヤチェーンを使う時の注意点

まず知っておきたいことはやはり「チェーン規制」との兼ね合いです。

チェーン規制とは主に冬季において自動車を走行させる時に「タイヤチェーン(鎖)」もしくは「スノータイヤ・スタッドレスタイヤ」の装着を義務付ける規制の事です。

なお、チェーン規制は基本的に「チェーンを付ける」or「タイヤを替える」のどちらかでOKですが、状況によっては「チェーン装着車以外通行止」となっている場合が有ります。

また、実際のチェーン規制の詳細は各都道府県の公安委員会が定めており、自分が住んでいる地域のチェーン規制の定義は確認しておいた方が良いでしょう。(どこも殆ど同じですが。)

都道府県道路交通法施行細則 又は 道路交通規則における-積雪、凍結時の防滑措置(日本自動車タイヤ協会)

そして、スプレー式タイヤチェーンでは「鎖のチェーン」にも該当しませんし、「スノータイヤ・スタッドレスタイヤ」にも該当しません

よって、チェーン規制が行われている場合には走行不可となります。

知らずに止められた!なんて事が無いようにしましょう。

他の注意点としては、口コミを見てみると

  • 手につくとなかなか取れない
  • ボディーに付けると取るのが面倒
  • タイヤが白く汚れる

などなどが書かれていました。

いずれにせよ、「スプレー式タイヤチェーンだけで冬をやり過ごす!」という考え方はやめておきましょう。

なぜ、雪道ではチェーンを付けたりタイヤを変えたりするのか?というとノーマルタイヤだとスリップしたりして命の危険が有るからです。

数万円のタイヤ代をケチって2,000円強のスプレー式タイヤチェーンを常用し、大変な交通事故を起こしたら元も子もありませんね。

とは言え、グリップ力は実際に上がる!という声も結構有るので、スタッドレスタイヤの摩擦力を更に上げるためとか、緊急用とかであれば常備しておいて損は無いかなと思います。

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スプレーチェーンの使いどころ

  1. 季節の変わり目でチェーンの装着や冬用タイヤへ交換するまでもない時期
  2. 雪道でチェーン装着する際に滑らない様に靴底へ
  3. ほとんど雪が降らない地域での積雪時

感覚としては積雪が多い地域、少ない地域、どちらにしても常備しておいて損はないという感じですね。

積雪が多い地域では、あくまでもサブ的な立ち位置で、靴底にスプレーすることでチェーン装着する際や車から降りた時の転倒防止に使えますし、常備しておけば季節の変わり目の予想外の積雪にも安心です。

積雪の少ない地域では、年に数回使用するかしないかのタイヤチェーンやスタッドレスタイヤを購入しなくても、十分メインとして使っていけるので車にかかる費用を大幅に節約できます。

 

積雪が多い地域は冬用タイヤorチェーンが必須

タイヤチェーンの装着
スプレーチェーンは予想外の積雪など緊急時の応急処置や、靴底スプレーで車から降りた時の転倒防止には大きな効果を発揮してくれますが、やはり積雪の多い地域でスタッドレスタイヤやチェーンの代用としては不足です。

冬用タイヤやタイヤチェーンの代わりにスプレーチェーンで乗り切ろうとすると、大量にスプレーを消費することになるので結果的にはコスパも悪くなってしまうので、事前に積雪が予測できる場合には本格的に冬用のタイヤやタイヤチェーンを準備する必要があります。

 

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スプレーチェーンは車内放置してはならない

スプレーチェーンはガス式のスプレー缶なので高温の場所に保管してはいけません。
気温の低い冬に使用するものとは言え、車内放置すると危険です。

そして、冬場でも日中は車内の温度が30℃以上になると言われています。

国民生活センターによると、「40℃以上の場所で保管しない事」と注意書きがあるスプレー缶が、40℃まで上がっていたとは思えないような状況で爆発したという事例もあるそうです。

また、気温が高くなる季節が変わるまで「車内にスプレーチェーンを車内で保管していたことを忘れてしまっていた」という事もありえるので、注意が必要です。

 

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部品購入にも使えるマイカーローンを活用

緊急時に使えるスプレーチェーンや、1万円以下の安価で買えるタイヤチェーンもありますが、積雪の多い地域での運転となると、やはりしっかりとしたスタッドレスタイヤや、丈夫なタイヤチェーンが必要となってきます。

とは言え、高価なタイヤチェーンやスタッドレスタイヤの購入となると数万円~数十万円の費用が必要になってくるので、纏まったお金を用意して冬の準備をしなければなりません。

マイカーローンの利用用途は自動車購入だけじゃない

車の部品購入やカスタマイズの際には、キャッシングやカードローンで対応するという認識の人も多いと思いますが、実はマイカーローンには部品の購入にも対応している商品が結構あったりします。

金融機関別のマイカーローン借入用途

例えば、しずぎんマイカーローンなら自動車の修理費用や車検の際にも利用できますし、京銀マイカーローンならカー用品の購入なども利用用途に含まれます。

つまり、マイカーローンでスタッドレスタイヤの購入など、冬用の装備を整える事ができるということですね。


カードローンだと10%前後と金利が高くなる傾向がありますが、マイカーローンなら3%前後の金利に抑える事ができるので、各金融機関のマイカーローンをチェックして部品購入に使えるマイカーローンを探してみるのも良いかもしれませんね。

 

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