調査会社に被害者の尾行調査を依頼したことがバレて慰謝料の増額が行われた裁判

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

自分が誰かに尾行されている!なんて事を知ったらどんな気持ちになるでしょうか?取り敢えず気持ちの良いものではないでしょう。

今回紹介する裁判例は「事故で傷ついた被害者の尾行調査を行った損保会社が存在した!」というお話です。

何のために調査していたのか?それは当然保険金の支払額を減額したいからでしょうね。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

裁判例の紹介

結局調査したことがバレて保険金支払額は増加した

①19歳男性Aさんが信号のない交差点を原付きバイクで直進。

左側から走行してきた車と衝突。

Aさんは第2級の高次脳機能障害を負った。

②裁判では、後遺障害の逸失利益にしろ将来の介護料にしろ、ほぼ被害者側の主張が認められて約2億1,300万円の賠償金を勝ち取る。

③裁判中に「損保会社が調査会社に被害者の尾行調査(約2週間)を依頼していた」ことが明るみに出る。

裁判所は「社会通念上許されない行為」として慰謝料支払額を増額した。
(総額2億1,300万円の賠償金に含)

損保会社が調査会社を雇った意図は「被害者が日常生活を普通に行えているような証拠」を撮影することが出来れば、保険金の支払額を抑える事が出来るだろうと判断したからに他なりません。

元々、損保会社は「Aさんの障害レベルなら随時介護で充分。

だから、介護料は日額3,000円で良いでしょ!」という主張をしていたので、その証拠を撮りたかったのだと思います。

結局裁判では1日1万円の介護料が認められているので、損保会社の主張が如何に的外れであったかが分かります。

施設

しかも、本来撮影禁止とされているはずの「保護施設内」での被害者Aさんの様子を隠し撮りしていたそうです。

それもあって、本人慰謝料・近親者慰謝料合わせて2,700万円の慰謝料が払われる事になりました。

Advertisement(広告)

調査会社に払う金が有るなら被害者に払うべき

恐らく、この裁判例を見た人のほとんどが「調査会社に払うお金が有るなら被害者に払ってあげれば良いのに・・・。」

と思ったのではないでしょうか。

今回のケースでは2週間にわたって被害者に調査会社の担当者を付けています。

探偵の尾行調査

概ね1日あたりの尾行調査の相場は5万円程度ですから、2週間も依頼すればそれだけで総額70万円です。

なぜ、これを素直に被害者に渡さないのでしょうか。

これこそ「保険金は支払いたくない!」という損保会社の悪しき習慣なのでしょうね。

Advertisement(広告)

過失割合が不利にならないように交通ルールは守ろう

道幅が同じ位の信号のない交差点では「左側」から来る車が優先です。

今回の裁判例ではAさんは「右側」から来る車に該当するので、一時停止の義務が有りました。

しかし、Aさんが一時停止を怠ったこともあり「Aさんの過失割合は65%」と判定されています。

一旦停止をしていれば過失割合はもう少し低くなったことは容易に想像できます。

総額2億円の賠償金を勝ち取ったところで、65%も減額されてしまうと将来への不安は消えません。

必ず交通ルールは守って不利な過失割合を課されないようにすると共に、過失が有っても保険金が支払われる「人身傷害補償保険」には必ず加入するようにしましょう。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!