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2014年9月1日の合併で誕生した損害保険ジャパン日本興亜は、グループ内のコンサルティング会社である「損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント」と共に、企業向けの安全運転支援サービスである「スマイリングロード」の提供を、2014年度内にスタートすると発表しました。
安全運転支援サービスと言われても何だか分かりませんよね。
そこで、この記事では、安全運転支援サービスがどういった物なのか紹介して行きたいと思います。
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スマイリングロードとは?
以前はあまり普及していませんでしたが、最近は警察車両やタクシーだけでは無く一般の乗用車にもドライブレコーダーが搭載されるようになるなど、安全運転や交通事故に対する意識が徐々に高まって来ていると言えます。
やはり、目撃者がいない場合など、客観的な証拠が無いと自分の主張を立証できませんからね。
それによって交通事故の過失割合が変わったりしますから、ドライブレコーダーは是非導入しておいた方が良いですよ!
インターネットの技術を駆使することで、より「交通安全に対して付加価値のあるサービス」が提供出来るようになってきました。
スマイリングロードもそのようなサービスの一つであり、「走行データ等のビッグデータの解析や自動車と通信システムを組み合わせて提供するサービス技術の発達、自動車保険事故対応のノウハウや安全運転支援ノウハウ」などを組み合わせて作られる安全サービスの事を「スマイリングロード」と言います。
主な特徴をドライバーの観点、管理者向けの観点、事故発生時のサービス対応の観点の3つから紹介していきます。
ドライバー向けの機能
- 運転が終わった後に加減速やハンドル操作、エコ具合などの運転に対する診断を行い、運転手向けのスマートフォンアプリやメールで診断の結果を通知。診断結果に応じて「スマイル」というサービス専用ポイントを提供する。
- 毎日の安全運転診断の結果をランキング形式で表示し、成績上位者にプチギフトを贈呈。
- 「スマイル」ポイントを使用して抽選でプレゼントが当たるイベントを毎月実施。
管理者向けの機能
- 各運転手の運転状況や安全運転診断の結果を確認することができる管理者用のサイトを提供。
- 運転手が急ブレーキなどの危険運転をした場合に、管理者に発生時の画像・場所の情報をメールで配信する。
- 職場内で安全運転診断の目標点数を設定できる機能の提供。
事故発生時のサービス対応
- 事故時の位置情報や画像をデータセンターに随時送信することで、事故対応サービスに活用する。
- 自動車事故防止支援サービスや走行データを連携することで、運転手の運転改善を支援するなど新たなサービスを提供する。
サービス提供の対象者は??
スマイリングロードのサービスを受けられるのは【損保ジャパン日本興亜の自動車保険フリート契約に加入している法人の客】です。
フリート契約(自動車を10台以上所有・使用している人がはいる保険契約)をしている会社が対象なので、そこそこの規模の会社か、自動車関連業など車をよく使う業種が対象という事ですね。
サービスの提供時期は??
サービスの提供は2014年の12月から限定地域でサービスを開始し、2015年の3月から全国でサービスを開始していく予定です。(あくまで予定です。)
交通事故は人の死を招いてしまう恐ろしい物です。
特に、運搬業者が使うトラックや大型貨物車はサイズが非常に大きいので、一般乗用車からすると危険な車両に違い有りません。
事故を避ける為にも、こういったサービスはどんどん提供して貰いたい物ですね。
また、個人にとっても、こういうサービスが使えるようになると、万が一の時の為に非常に有益ですよね。
資金力のない個人にこそ、こういうサービスが必要なのでは?とも思います。
是非個人向けにもサービスを提供して欲しいものです。
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