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地域に密着した地元の金融機関の中には、下手に大手で借りるよりもお得な金利のところも多いため、下調べは非常に重要ですよ。
ここでは山形県でお得にマイカーローンを組める金融機関をご紹介していきますので、ぜひともマイカー購入のための参考にして下さい。
山形県でマイカーローンが組める金融機関
金融機関 | 金利 | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|
JAバンク山形県 | 1.85% | 10万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 |
福島銀行 | 1.70%~3.10% | 10万円~3,000万円 | 6ヶ月~10年 |
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 |
住信SBIネット銀行 | 1.775%~3.975% | 10万円~1,000万円 | 1年~10年 |
北都銀行 | 2.650%~6.650% | 10万円~1,000万円 | 1年~10年 |
静岡銀行(全国対応・来店不要) | 2.4%~3.4% | 100万円~1000万円 | 10年以内 |
きらやか銀行 | 3.00% | 10万円~500万円 | 10年以内 |
埼玉りそな銀行 | 1.900% | 500万円まで | 10年以内 |
七十七銀行 | 1.9%~2.2% | 10万円~500万円 | 6ヶ月~7年 |
損保ジャパン(全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 |
米沢信用金庫 | 1.9%~2.6% | 1,000万円まで | 3ヶ月~10年 |
りそな銀行 | 4.475% | 500万円まで | 10年以内 |
荘内銀行 | 2.0%~2.7% | 10万円~1,000万円 | 10年以内 |
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変動金利で最安のマイカーローンはJAバンク山形
山形県でマイカーローンを組む場合、変動金利が最も安いマイカーローンは「JAバンク山形県」です。
JAバンク山形県には様々なローンのプランがありますが、マイカーローンにはキャンペーンも用意されており、それを利用することでお得にローンを組むことができますよ。
よりお得にマイカーローンを組みたいという方はしっかりチェックしておきましょう。
JAバンク山形県の店頭金利は年に1.85%ですが、キャンペーン中は金利が条件次第で金利が引き下げられて、最大引き下げ後は年に1.35%になります。
気になる金利引き下げの条件は主に8つで、JA住宅ローンの利用、JAカードの契約、JAネットバンクの契約、本人に給与振り込み口座指定など。
これらの条件を一つクリアするごとに金利は0.20%引き下げられますよ。
JAバンク山形県でローンを組む場合は、やはり一定の収入が求められるため、前年度の税込年収が200万円以上ある方で、年齢は借入時に満18才以上・終償還時に満80才未満という制限があります。
またJAが指定する保証期間の保証を受けられる方、というのも重要な条件です。
JAバンク山形県のマイカーローンで借り入れできる金額は10万円以上、1,000万円以内と幅広く、新車だけでなく中古車にも適用することができるので、大抵の車をローンで購入することができますよ。
また、運転免許の取得費用や、簡易な車庫建設のための費用、自動車購入のために他の金融機関で借り入れ中の資金の借換資金などにもあてることができます。
なお、簡易な車庫建設のための費用としては100万円以内なので注意しましょう。
借入期間は6ヶ月以上、10年以内ですが、最長で15年以内までのばすことが可能です。
ただしこれは借入時に学生だった人に適用される条件で、在学期間+9年という縛りがあります。
JAバンク山形県でマイカーローンを組む場合は担保や保証人が不要ということもあり、条件さえ満たしていれば学生でもローンを組むことができるのが嬉しいですね。
固定金利で最安のマイカーローンは山形県医師信用組合
山形県の金融機関でマイカーローンを組む場合、固定金利が最も安いのは「山形県医師信用組合」ですよ。
その名称からも分かる通り、山形県医師信用組合は山形県医師会に所属している医師のための業域信用組合であり、利用することができる人は限定されますが、山形県内の金融機関の中では固定金利が最も安いため、利用できる人にとっては頼もしい存在ですね。
山形県医師信用組合の新マイカーローンは、限度額が1,500万円であり、一般的なマイカーローンよりも高額な借り入れを受けることができます。
また金利は7年以内ならば0.90%、10年以内ならば1.00%の固定金利です。
条件としては、先述した山形県医師会の会員であることが第一なので、全ての人が山形県医師信用組合でローンを組めるわけではないのが残念ですね。
しかし、この条件さえクリアしていれば他の条件はそれほど厳しくないですよ。
例えば期間が10年以内で、かつ完済時の年齢が満82才以下である必要がありますが、これは医師として第一線で働いている時期にローンを組めば問題ないでしょう。
また、新マイカーローンでは担保は必要ありませんが、保証人として配偶者などを指定する必要がありますので、事前に家族とよく話し合う必要がありますから、その点は注意してくださいね。
固定金利は金利が一定なので返済プランが立てやすいので、それも含めてご家族でよく話し合いましょう。
山形県医師信用組合は、医師を対象としているだけあって、マイカーローンや住宅ローン、教育ローンなどの一般的な金融機関と変わらないローンの他にも、短期事業資金ローンや医療機器ローン、ドクターサポートローンなど、医師ならではのローン商品も多数用意されているのが特徴です。
加えて、既に医師として働いている人ならば加入自体はそれほど難しくありません。
他の金融機関と比べても預金金利は高めに設定されており、融資金利は低めに設定されているため、山形県で働くお医者さんにはオススメの金融機関ですよ。
「変動金利」と「固定金利」
一口に金利と言っても、そのタイプは大きく二つに分けられます。
それが「変動金利」と「固定金利」であり、それぞれにメリットや特徴があります。
どちらが良いかを判断するには、まずは二つの金利の特徴と、メリットやデメリットを知らなければなりません。
変動金利とは? 変動金利のメリット
まずは変動金利についてですが、変動金利はその名の通り、返済の途中であっても定期的に金利が見直され、変更される可能性があるローンです。
金利タイプの中では最も低く金利が設定されているので、金利をできるだけ抑えたいという人がまず注目するローンですね。
また半年ごとの金利の見直しによって金利が下がると、それに合わせて返済額が減りますが、逆に金利が上がれば返済額が増えるという特徴があるので注意しなければなりません。
これだけを聞くと、半年ごとに返済額が変わって忙しないローンのように思えますよね。
しかし実際のところ返済額自体が半年ごとに変更されるわけではありませんので、金額の変動にそこまであたふたすることはありません。
一般的に返済額の変更が行われるのは5年ごとになっていますよ。
また、変動するが故に極端に金利が上がるケースを恐れる人も多いですが、実際には前回の125%までしか上がらないという決まり事があるため、極端なアップによってローンに苦しまされるということはありません。
具体的な数字を出して説明をすると、毎月の返済額が10万円の場合は、例えどれだけ金利がアップしても、次回の返済額の変更は125%の12万5,000円を超えることがないということですね。
とは言え、125%を超えた部分の金利は免除されるというわけではなく次回に繰り越されるので、その点は注意しなければなりませんよ。
しかし一方で、金利が上昇しない限りは低金利で済む点は大きなメリットと言えますから、メリットとデメリットをよく比べて決めましょう。
固定金利とは? 固定金利のメリット
金利が変動する変動金利に対して、あらかじめ決められた金利で固定されるのが固定金利ですね。
また、固定金利の中にも「固定金利期間選択型」と「全期間固定金利型」の二つのタイプがあります。
固定金利はあらかじめ決められた期間で金利を固定することができるので、原則金利が上がらず、例え世間の金利水準が上昇を続けようとも変動はありません。
これだけを見ると、変動金利と比べてリスクが少ないように思えるかも知れませんが、変動金利のように世の金利水準が下がった場合でも、その恩恵を受けることはできない点は注意しなければなりませんね。
加えて、固定金利は変動金利に比べて金利が高く設定されているため、金利水準が低金利で推移している時は変動金利の方がお得になることもありますので、業界の景気や推移をしっかり見極めなければなりませんね。
山形県で変動金利が安い金融機関
山形県で変動金利が最安の金融機関としてJAバンク山形県をご紹介致しましたが、もちろん他にも変動金利が安い金融機関は多数ありますよ。
金融機関によってローン商品の特徴や条件は変わってくるため、それらの点に触れつつおすすめの金融機関をご紹介しますね。
福島銀行の「ふくぎんマイカーローン車助」
福島銀行の「福島銀行の「ふくぎんマイカーローン車助」」は、融資限度額が10万円以上、3,000万円以下と、限度額が非常に高く、さらに幅広い用途で使用することができるマイカーローンです。
融資金額が1,000万円を越える場合は新車・中古車・借換資金に限定されてしまいますが、それでもマイカーの購入を検討している人にとっては非常に頼りになるローンと言えるでしょう。
1,000万円以内であれば、新車・中古を問わず購入することができ、車種も一般的なものから軽トラックや自動二輪車、交接来、スノーモービルなど幅が広いです。
またモーターポートやカーポート、自動車充電設備などにもあてることができるので、大きなお買い物に便利ですね。
ふくぎんマイカーローン車助は変動金利タイプのローンで、年に2回金利が変動します。
金利は年1.70%から2.90%の間で推移しますが、これはネット特別年利であり、保証料込みでの金利になっています。
電話やFAX、郵送、窓口で申込みを行うと金利が変わり、1,000万円以下であれば年2.000%から3.10%、1,000万円を超える場合は年1.70%から1.90%になっています。
ふくぎんマイカーローン車助でローンを組む上での条件はそれほど厳しくはなく、申込時の年齢が満20才以上で、完済時が75才以下であること。そして、安定継続した収入があることが条件です。
申込みの際には、規定の借用申込書、本人確認ができる資料(運転免許証や健康保険証、パスポートなど)の写し、資金使途確認書類などを用意しましょう。
また借入が500万円を超える場合は、所得証明書類も必要になり、1,000万円を超えると印鑑証明書が必要になりますよ。
資金使途が他社からの借換の場合は、借換対象借入金の利用明細表と返済実績確認書類が必要ですから、忘れずに用意しましょうね。
住信SBIネット銀行の「MR.自動車ローン」
パソコンやスマートフォンの普及に伴い、インターネットが身近なものになった昨今、ネットバンクを利用する人が増えましたね。
ネットバンクは、インターネットに繋がっているパソコンやスマートフォンがあれば店舗に行くよりも手軽にあらゆる手続きを行うことができるので、既にメガバンクで口座を持っている人でもインターネット通販やフリマサイトの取り引き用として活用しているという人も多いです。
そんなインターネットバンクの一つが、「住信SBIネット銀行」です。
ネットバンクというと最低限のことしかできないイメージがありますが、住信SBIネット銀行ではマイカーローンを組むことができるんですよ。
住信SBIネット銀行のマイカーローンは「MR.自動車ローン」と言い、自動車やバイクの購入はもちろん、車の修理費や車検にもあてることができます。
また他社からの借換にも利用できるので、既にローンを組んでいる人にも一度はチェックして欲しいマイカーローンです。
MR.自動車ローンの金利は1.775%から3.975%であり、基本的に所定の条件をクリアすることで、最低金利の1.775%まで引き下げることが可能です。
なお、変動金利のため金利は毎月見直されます。
借入金額は10万円から1,000万円までとなっており、借入期間は1年から10年です。
公式サイトには返済金額をシミュレーションできるシステムが用意されているので、初めてマイカーローンを組むという人は、イメージを掴むためにも利用してみると良いでしょう。
ローンを組むとなると、必要な書類を用意して店舗に赴き、煩雑な手続きを行い……と、何かと面倒なイメージがありますが、住信SBIネット銀行は全ての手続きがインターネットのみで完了できるというメリットがあります。
日中なかなか時間をとることができないという人にはとても有り難い仕組みですね。
ローンを返済する上で少しでも支払う利息を減らしたい場合は、ボーナスなどのような月収以外のまとまった収入が入った時に繰り上げ返済を行うことが重要ですが、繰り上げ返済に手数料がかかる銀行は少なくありませんね。
もちろん長い目で見れば大した額ではないのですが、積もり積もれば結構な額になることを考えると、やはり少し勿体ないという気持ちが働いてしまいますよね。
しかしMR.自動車ローンなら、繰り上げ返済が1円からできるだけでなく、何度行っても手数料は0円なので安心です。
北都銀行の「スーパーアシスト マイカープラン」
北都銀行は、山形県のお隣の秋田県に本店を置く銀行です。元々は「増田銀行」として設立されましたが、紆余曲折を経て現在の北都銀行になり、横手市やにかほ市の指定金融機関として利用されています。
そんな北都銀行の「スーパーアシスト マイカープラン」は、融資金額が10万円から1,000万円以下のマイカーローンです。
融資期間は1年以上10年以内で、金利は2.650%~6.650%の変動金利型であり、金利自体は北都銀行が審査をして決定されますよ。
また、北都銀行所定の保証会社によって保証されるため、担保や保証人も必要ないのでお手軽ですね。
ただし、所得合算を行う場合は合算をする人が連帯保証人になりますので注意しましょう。
北都銀行のマイカープランはインターネットからも申し込むことができるので、日中銀行へ直接行くことができない人でも利用しやすいですね。
山形県で固定金利が安い金融機関
変動金利は金利が低く設定されている一方、金利水準の変動があり、推移によっては返済額が膨らむ可能性がありますね。
一方固定金利は金利が固定されているので、変動金利に比べて金利が高く設定されていても、金利水準の推移次第では変動金利より返済額が安く済む可能性があります。
固定金利はその名の通り金利が固定されているタイプのローンですが、どの金融機関でも一律というわけではありません。
固定金利であっても金融機関によって額が変わってくるので、よりお得なローンを探しましょう。
山形県で固定金利が安い金融機関をご紹介していきますから、今後に参考にしてくださいね。
山形中央信用組合の「マイカーローンキャンペーン」
山形中央信用組合のお得なキャンペーンが、「マイカーローンキャンペーン」です。
固定金利型のローンはどうしても変動金利型と比べると金利が高くなってしまいがちですが、マイカーローンキャンペーンではキャンペーン金利として年2.1%となっていますよ。
また、そこに割引が適用されると最大で0.6%が引き下げられ、年1.5%になります。
金利引き下げには幾つかの条件があり、例えばローンを組む本人が「子育て支援商品」に加入しているか、「やまがた子育て応援パスポート」を所持している事。
本人の給与振り込みがある事。山形中央信用組合で住宅ローンを利用している。
本人の定期積金契約額が50万円以上で、かつ加入から一年以上が経過している。
──などなど、これらの条件を一つ満たすごとに0.10%から0.20%引き下げられ、最大0.30%になります。
マイカーローンキャンペーンの最大引き下げ幅は0.6%なのでこれでは0.3%足りない計算になりますが、残りは就職サポート制度である「ベストパートナー」の協定締結先に勤めていることで引き下げられますよ。
このキャンペーンを利用する条件は、借入時に満18才以上で、完済時には満76才未満であること。継続的に安定した収入を得られること。
山形中央信用組合の営業地区内に住んでいるか勤務し、既に組合員であるか、これから組合員に加入すること、などですね。
連帯保証人は原則として必要ありませんが、全国しんくみ保証株式会社や再保証会社・株式会社オリエントコーポレーションから保証を受けるため、融資を受ける時に保証会社へ一括で保証料を支払う必要があります。
保証料は借入期間5年で100万円の借り入れの場合は33,300円、8年で100万円の借り入れの場合は53,400円です。
鹿児島銀行の「かぎんマイカーローン」
来店をせずにマイカーローンを組みたいならば、鹿児島銀行の「かぎんマイカーローン」がおすすめですよ。
インターネット上で申し込むことができ、PCに慣れてる方向けの通常申込みと、6項目を入力するだけでできるカンタン申込みが用意されているので、自分に合っていると思う方で申し込むと良いでしょう。
かぎんマイカーローンに申し込むには、借入時の年齢が満20才以上満65才以下であり、完済時の年齢は満72才以下であるという年齢制限があります。
また継続して安定した収入がある方も条件になります。
なお安定した収入があったとしても、日給制の職種は対象外となるので注意してくださいね。
資金の使途は車に関係していれば比較的自由なのも特徴ですよ。
車の購入を目的としている場合は基本的に新車・中古を問いませんし、もちろんバイクも対象になります。
また車検や修理費用、カーナビなどのオプション購入にもあてることもできます。
マイカーローンというと、対象となるのは車やバイクだけだと思いがちですが、かぎんマイカーローンは自家用船舶としてレジャーボートやジェットスキーの購入や、それに関係する資金として利用することもできます。
他ほ金融機関からの借換も行えますが、借換対象となるローンで直近6ヶ月以内に遅延していると審査が通りません。
また借換の際の借入期間は、借換対象ローンの残存償還期間を上限とします。
借り入れ額は5万円以上、1,000円以内で、期間は6ヶ月以上10年以内と定められています。
かぎんマイカーローンは固定金利なので、常に同じ金利を支払うことになります。
金利は年1.8%から年2.2%ですが、これは条件次第で基準金利から引き下げた金利を適用することが可能ということです。
たとえば現在かぎん住宅ローンを利用している、鹿児島銀行に給与・年金の振り込み指定がある、かぎんeバンクセンターで仮審査の申込みをしたことがある、かぎんeバンクサービスやMOZECAの会員である、などの条件を満たしていれば、最大で年0.4%金利を引き下げることができますね。
かぎんマイカーローンは取扱手数料や繰り上げ返済手数料、返済条件変更手数料など、各種手数料が殆どかからないという特徴もあります。
東北労働金庫の「マイカーローン」
東北労働金庫の「マイカーローン」は、本人または2等身以内の車に関する使途の際に利用することができるマイカーローンです。
新車・中古車を問わずマイカーやバイクの購入に利用することができるのはもちろんですが、その他にもカーナビやカーオーディオなどの購入や、修理・車検・保険などの費用、他社からの借換にあてることができます。
またマイカー以外にも、クルーザーやモーターボート、スノーモービル、ジェットスキーなどの購入費用に利用することができます。
東北労働金庫のマイカーローンを利用するには、申込時に満20才以上で、完済時には満76才未満であること。
安定した収入があり、前年の税込年収が150万円以上であること。
また勤続年数が1年以上であることなどが挙げられます。
なお勤続年数に関しては会社勤めであるか、自営業かでも変わり、会社勤めであれば先述の1年で良いのですが、自営業をはじめ給与所得以外の収入である場合は3年以上の実績が必要です。
また、この他にも東北労働金庫の審査基準を満たしている必要があります。
融資額は1,000万円を限度額としており、期間は最長で10年です。
ここでは固定金利が安いマイカーローンを組める金融機関として東北労働金庫をご紹介していますが、金利のタイプは固定金利型と変動金利型が用意されており、固定金利型の場合は5年以内、5年超7年以内、7年超10年以内と区分されます。
変動金利型の場合は年に2回、金利の見直しが行われます。
返済方法は元利均等毎月返済と元利均等加算(ボーナス)から選ぶことができるので、自分のライフスタイルに合った方を選ぶと良いでしょう。
次に、気になる金利の引き下げについて説明します。
金利は、給与振り込みか年金振り込みを東北労働金庫に指定している。
公共料金である通信・電気・水道・NHK・ガスのうち3つを東北労働金庫で口座振替に指定している。
マイプランを契約している・マイプラン以外の有担保融資か無担保融資を利用している。
これら4つの条件の中で2つ以上に当てはまれば、年0.10%引き下げられます。
最近では担保も保証人も必要ないローンが増えており、東北労働金庫も指定の保証期間を利用することで、担保・保証人が不要になります。
変動金利と固定金利、どちらが良いの?
変動金利と固定金利の違いや、それぞれのメリット・デメリットについてご説明しましたが、結局のところどっちを選んだ方がよりお得なのでしょうか。
こればかりはその時々で状況が変わるため、一概にどちらが良いとは言えません。
しかし、実際にローンを組んでいる人がどちらを選択しているのかを見てみると、変動金利を選択する人が50.4%で、固定金利を選択する人が49.6%と、ほぼ同率になっているんです。
このことからも、どちらの方が特別優れているというわけではないことが分かりますね。
マイカーローンを組む際の注意点
ここからは、マイカーローンを組む際に具体的にどのような点について注意したら良いのかについて触れていきますね。
これからマイカーローンを組む方は、ぜひとも参考にして下さい。
そもそもローンを組む必要はあるのか?
自動車は大きな買い物になるので多くの場合はマイカーローンを組むことになりますが、中には既に貯金があり、その気になれば一括で購入できるという人もいますよね。
現金一括で購入する場合は、ローンを支払う上で発生する金利が発生しないので非常にお得です。
しかし、そのような場合でも敢えてマイカーローンを組む人も存在しますね。
一括で購入することができるのにわざわざマイカーローンを組む理由は、貯金という「何かあった時に使えるお金」が消えてしまうリスクを考慮してのことです。
例えば、住んでいたアパートが火事になって突然住む場所を失った場合、例えそれが自分の過失ではなくても暫くは不自由な生活を強いられる事になります。
足りないものを買い足す必要も出てくるでしょう。
そんな時、自動車を現金一括で購入した事により貯金残高がほぼゼロの状態であると、にっちもさっちもいかなくなりますよね。
しかし100万円の貯金があれば、すぐに生活を安定させることができるでしょう。
貯金を切り崩して現金一括払いでお得に購入するか、金利が発生する代わりにマイカーローンを組んで堅実な生活を送るかを考えましょう。
金融機関でマイカーローンを組むメリット
今回は金融機関のマイカーローンをご紹介しましたが、本来自動車購入のためのローンは金融機関系のローンとディーラー系のローンの二種類に分けられます。
ディーラー系のローンとは、その車を販売しているディーラーで組むローンのことで、基本的にそのディーラーで販売している車を購入する場合にしか使えません。
そんなディーラー系ローンの特徴は、様々な手続きをディーラーの担当者が代行してくれるためスッキリしており、審査が通りやすいという点です。
しかし一方で、支払いが終わるまでは車の所有権がディーラーのままであるため、買い換えや譲渡の際には手続きが煩雑になります。
また金利も高めに設定されていることが多いため、手続きの煩雑さをいとわない場合は、ディーラー系のローンはおすすめできません。
今回の記事のように、金利に着目してお得にローンを組みたいと考えている人ならばなおさらですね。
また、利便性においてはディーラー系が一歩リードしているように見えますが、最近では手続きがネットだけで完了できる来店不要の金融機関系マイカーローンも数多くあるため、一概にディーラー系ローンが便利とも言えなくなりました。
メガバンクより地方銀行の審査の方が通りやすいのは何故?
メガバンクは日本全国どこでも通用することから、多くの人が口座を開設しています。
当然山形県でもメガバンクは使用できますが、一方でメガバンクは審査が通りにくく、逆に地方銀行は年々審査が通りやすくなっているという現実があります。
特に3大メガバンクは審査が厳しいと言われているので、もしご自身の収入や状況に少なからず不安感を抱いている方は、地方銀行でマイカーローンを申請してみると良いでしょう。
では、なぜ地方銀行の方が審査が甘いのか。
それはやはり、少しでも多くの顧客を得たいという思惑があるためです。
地方銀行はどうしてもメガバンクほどの収益が見込めないため、ローンの審査を甘くすることで顧客を集めているのです。
加えて、現在の地方銀行は経営難に陥っているところがとても多いです。
これは大口融資先が減っているためですが、この大口融資先とはすなわち中小企業や個人経営の店舗のこと。
近年、多くの人が、中小規模の店舗や恒常がバタバタと閉鎖していく様を目の当たりにしていますよね。
このような中小規模の企業・工場・店舗こそが地方銀行の大口融資先であったため、それを失った現在の地方銀行はどこも経営難に陥っているというわけです。
こうして中小企業や店舗という取引先を失った地方銀行にとって、頼みの綱は個人融資です。
現在の地方銀行はマイカーローンをはじめ、個人融資の審査を緩くすることで顧客を増やしています。
ライフプランと状況に合ったローンを選ぶ
マイカーローンには変動金利型と固定金利型があり、どちらにもメリット・デメリットがありますね。
金利を安く抑える代わりに一定しないのが変動金利で、金利が高めに設定されてはいるけれど常に一定のため返済プランが立てやすいのが固定金利という特徴から、自分のライフプランにはどちらが合っているのかを考えると良いでしょう。
また、金融機関によって金利が変わってくるため、よりお得にローンを組みたいのであれば比較は欠かせませんね。
多くの場合、それぞれの金融機関で基準としている金利がありますが、その金融機関の口座を給与振り込みに指定していたり、住宅ローンを組んでいると金利が引き下げられる仕様になっていたりするため、まずは普段ご自身がメインで利用している口座のある金融機関にどのようなマイカーローン商品があるかを確認してみると良いですよ。
ローンを組む上では、金利の安さばかりを比べるのではなく、自分がどの程度金利引き下げの条件を満たしているのかも重要です。
ご自身の収入に不安がある場合は、最初からメガバンクは諦めて地方銀行でマイカーローンを申請するのも手です。
地方銀行は個人融資に力を入れているところが多いため、メガバンクに比べると審査が通りやすいという特徴があります。
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