この記事を読むのに必要な時間は約 35 分です。
最近ではマイカーローンを組む場合でも、来店不要のネット完結で低金利なローン会社が増えてきましたよね。
とは言え、地元の金融機関なんかも含めると「まだまだお得に借りられるところがあるんじゃないの?」と思う方も多い事でしょう。
そんな人に役立つ地域別のおすすめマイカーローンを表で比較してご紹介します。
新潟の金融機関でマイカーローンが組めるところ
金融機関 | 金利(変動) | 金利(固定) | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|---|
新潟県労働金庫 ※1 | 年2.300% | 年1.450% | 最高1,000万円 | 最長10年 |
第四銀行 | 年2.6%・年2.8%・年3.3% ※2 | 1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 | |
北越銀行 | 年2.6%・年3.1% ※3 | 1,000万円以内 | 10年以内 | |
大光銀行 | 特別金利 年2.60% 最下限金利 年1.70% ※4 | 10万円以上1,000万円以下(1万円単位) | 10年以内 | |
新潟信用金庫 | 年2.78%・年2.54% ※6 | 1万円以上1,000万円以内 ※5 | 3ヶ月以上10年以内 | |
JAバンク新潟 | 変動金利が適用 詳細は公式へ | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 | |
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 | |
新潟縣信用組合 (しんくみ保証) | 年1.90%~年2.80% | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 10年以内 | |
新潟縣信用組合 (ジャックス) | 年1.70% | 10万円以上1,000万円以内 | 6ヶ月以上10年以内 | |
JA新潟みらいローンセンター | 年3.175% | ※7 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 |
静岡銀行(全国対応・来店不要) | 2.4%~3.4% | 100万円~1000万円 | 10年以内 | |
新栄信用組合 | 年2.8% | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 | |
新潟鉄道信用組合 | 年2.60% | 10万円以上500万円以下 | 10年以内 | |
(全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 | |
JAえちご上越ローン営業センター | 年3.375% | 年4.900% | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 |
JA魚沼みなみ | 変動・固定を選択可能 | 変動・固定を選択可能 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 |
JAにいがた南蒲 | 変動・固定を選択可能 | 変動・固定を選択可能 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6ヶ月以上10年以内 |
ネット申し込み可全国対応のおすすめマイカーローンはこちら
※1 取引に応じて金利の引き下げがあります。「生活応援金利」として、年1.60%または年1.70%が適用されます。また生協利用者(コープローン)は、通常金利がさらにお得になり年2.25%、金利引き下げが適用されると年1.55%または年1.65%まで引き下げられます。労働組合などに加入している場合は、通常金利年2.20%から年1.50%または年1.60%まで引き下げられることになります。
※2 取引に応じて最大年0.9%の金利引き下げがあります。適用されると、年1.7%・年1.9%・年2.4%まで引き下げられます。条件は、インターネット申し込み・当行ローンの利用・給与振込・だいしカードの契約など。
※3 金利は、平成30年1月4日~平成30年9月28日までのキャンペーン特別金利になります。また保証会社(北越カード保証・セディナ保証)によって適用される金利が違います。特別金利が適用されると、年1.7%・年2.2%になります。最大0.9%の引き下げになるでしょう。
※4 当行短期プライムレートに連動した変動金利が適用されます。引き下げの条件(軽自動車購入資金・給与振込・たいこうカードの契約・無通帳預金口座の利用など)を満たすと、最大年0.9%の金利引き下げが適用されます。
※5 30歳未満の就職内定者は200万円以内
※6 金利は、取引条件に応じて引き下げが適用されます。最大年0.5%。適用金利は、年2.28%とリピートプラン適用金利が年2.04%になります。
※7 金利は固定金利も用意しています。店頭金利「なっとく金利」と特別金利「とくとく金利」が平成30年1月4日~平成30年12月28日まで適用されます。適用後は、年1.60%と年1,00%に引き下げられます。ただし金利引き下げは公式ページに記載している取引条件に当てはまる必要があります。
記載している金融機関の金利は、保証料が別途かかる場合があります。
マイカーローンを選ぶときは金利だけでなく保証料も含めて考えるので、金利の低さだけに気を取られて選ばないように注意してくださいね。
詳細は各金融機関の公式ページを確認してください。
変動金利がもっとも安いマイカーローン「新潟縣信用組合」
新潟縣信用組合には保証会社に応じて金利が異なります。
しんくみ保証は、プレミアム金利とレギュラー金利の2つから選ぶことができ、通常金利はそれぞれ年2.20%と年3.10%ですが最下限金利は年1.90%と年2.80%になります。
条件に応じて最大年0.3%の金利引き下げが適用されます。
もうひとつは、ジャックス保証です。通常金利は、年2.00%。最下限金利が適用されると年1.70%になります。
気になる保証料ですが、新潟縣信用組合はすべて保証料込み。
変動金利なので金利見直しが実施されますが、それでも最下限金利が年1.90%~年2.80%なのは安いですね。
保証料が含まれると、そのぶん総支払額が大きくなります。
固定金利がもっとも安いマイカーローン「新潟県労働金庫」
変動金利または固定金利から選択できるところもありますが、公式ページで金利が記載しているところで比較すると「新潟県労働金庫」が最安になります。
固定金利 年1.450%。変動金利も選択できますが、その場合も年2.300%と安いですね。
また、条件に応じて金利の引き下げもあります。
生協利用者・労働組合の加入などで変わってきますので窓口で相談してくださいね。
1.未就業の子を持つひとり親家庭・児童扶養手当受給家庭・障がい者手帳を持っている方または同居している家族の方。 2.人が他県労働金庫のローン本申込中や利用中、または利用したことがある方・当金庫に取引がある方・当金庫が指定している県民の生活支援活動を行っている団体の会員の方、などが挙げられます。
詳細は公式ページで確認してくださいね。すべて保証込みなのも嬉しいところです。
保証料もチェックしよう
マイカーローンを選ぶときにチェックしたいのは、金利だけではありません。
もうひとつ、「保証料の有無」です。
先にも述べたように、上記の金融機関は保証料が別途必要になる場合と含まれている、もしくは無料な場合があります。
なぜ保証料の有無が重要になるのかというと、保証料込みまたは無料、別途必要になるかによって総支払額が大きく異なってくるからです。
つい最安金利だけに気を取られがちですが、残念ながらそれだけではお得に車が購入できるわけではありません。 「金利が安い!」と喜んでいたら、保証料が別途必要になり結局総支払額が高くなってしまった…なんてケースは多いといわれています。 保証料の有無は公式ページで記載しているところもあれば、記載していないところもあります。
もし後者の場合は、窓口できちんと説明してもらってくださいね。
ちなみに保証料が別途必要になるケースは、表記されている金利が1%前後とすごく安いところが多いです。
もちろん保証料込み・無料のところもありますが、記載されている金利が高めの場合は保証料が不要なことが多いですね。
要するに、多少表記している金利が高くても、結果的にそのほうが総支払額が安くなりやすい傾向にあるということです。
申し込みをしてみないことには分かりませんが、申し込む前に一度、返済シミュレーションをしてみることをおすすめします。
金利の振り幅について
そして、金利の振り幅ですね。
上記の金融機関でも、いろんな金利設定があることが分かります。
金利がはっきり決まっているところと、〇%~〇%と振り幅があるところとさまざまです。
前者であれば変動金利や保証料などを確認するだけで良いのですが、後者の場合は申し込んでみないことにはどの金利が適用されるか分かりません。
最低金利だからと申し込んでみたら、適用されたのは最高金利だった…というケースはよくあります。 ですから、この振り幅にも十分注意しなければいけないのです。 でも、最低金利だけに惑わされて選んでしまうと失敗します。
誰だって、少しでも金利が安いところを選びたいですよね。
ですから、金利の振り幅も意識して自分にあったマイカーローンを選びましょう。
ちなみに、金利が決まる条件はおおまかに2通りあります。
1つ目は、申込者の信用情報ですね。 過去に借金をしたことがあるか、現在借金を抱えていないか、債務整理の記録が残っていないか、返済の遅延などすべてチェックされます。 遅延も滞納もなければ希望どおりの金利が適用されますが、もし信用情報が黒い場合は、審査落ちしてしまうかもっとも高い金利が適用されることになりますね。 もし不安がある方は、金利の振り幅があるローンを選ぶのではなく、はっきりと決まっているところを選びましょう。 金融機関は審査が厳しいので、ディーラーローンを選択するのも良いかもしれません。 2つ目は、借入額によって変化する場合ですね。 この場合、借入額が大きいほど最低金利が適用されます。たとえば、1%~3%だとすると、1%が適用されるということです。
最低金利はとても魅力的ですが、前述したようなデメリットもあるので、金利だけに気を取られず全体を見て申し込むようにしてくださいね。
金利+保証料はチェックできても、振り幅は意外とチェック不足な方が多いので不安な方は仮審査に申し込んでみると良いと思います。
全国対応!金利・保証料がお得なカーローンとは
地方の銀行や信用金庫のローンは金利が低く保証もしっかりしているので安心して利用できます。
しかし、インターネットから申し込める全国対応の金融機関を見ると、さらにお得なカーローンがあったりします。
例えば、損保ジャパン日本興亜です。 ネット完結なので来店する必要もありませんし、土日祝も対応してくれるので「平日は忙しくて申し込みができない」という方でも安心です。
なんと、固定金利で年1.9%~年2.85%。金利が低い場合は保証料が別途必要になることが多いといいましたが、損保ジャパン日本興亜なら保証料込み。
審査が最短なのも助かりますね。銀行のカーローンは、最低でも2、3日は必要で、最長はなんと1週間。
すぐに車を購入したい方にとって、この期間は長いですよね。
その点、損保ジャパン日本興亜なら最短当日審査完了。
当日で結果が分かるのでスピーディーです。
また、本審査完了後のキャンセルもOKなので気軽に申し込めるのも魅力的ですよね。
審査に通りやすくするには
どんなに金利や保証料、金利の振り幅が希望に沿っていても、審査に通らなければ意味がないですよね。
審査に通りやすくするには、勤続年数・安定した収入・職種などが挙げられます。
勤続年数は長いほど良いですが、1年以上を設定しているところがほとんどです。
安定継続した収入があることはもっとも大きな条件ですので、無職やアルバイト、パートなどはローンが組みにくいので注意してくださいね。
職種は、公務員や大手企業のほうが通りやすいといわれています。
ただ、ローンの種類もさまざまで金融機関によって対応が異なります。
なかにはアルバイトやパートでも、安定継続した収入があれば契約できる場合がありますので、いろんなローンをチェックしてみてくださいね。
申し込みの流れ(3ステップ)
ステップ1:必要な書類を揃えて提出する。
マイカーローンを申し込むにあたって必要な書類は、本人確認資料や直近の年収が記載されているもの、返済や借入金を受け取る際に使用する金融機関の、普通預金口座や事前に発行してもらった購入したい車の見積書などがあげられます。
ステップ2:支払い方法についての話をする
ディーラーが提携しているクレジット会社などのローンもありますが、一般的に金融機関のマイカーローンの方が利息が少ないと言えます。また、仮審査が行われた後に本審査があり、本審査に通った後で契約になりますので、そこからローンのプランの検討という流れになります。
ディーラーローンと金融機関のマイカーローンは審査の基準が異なりますので、審査状況にあわせて決めましょう。
ステップ3:融資が実行される
必要書類が揃っていなかったり審査に通らなかった場合は借入に時間がかかるケースもありますが、必要書類に不備がない場合はおよそ2週間前後で融資が実行されます。
マイカーローンの審査にかかる時間について
金融機関によって審査の結果が出るまでの期間は異なります。
ネットで24時間申し込み可能ですが、審査結果が出るまでには10日から2週間くらいかかることもあります。また、新潟県の中でもどのJAかによって異なる場合もありますので注意が必要です。
比較的スピーディーに審査が行われるため、15時までに申し込んだ場合は当日中に審査結果が出ることもあります
新潟県内でのマイカーローンのシェア№1なのが労金です。金利が低いことで人気の労金は、ネットから仮申し込みを行うことが可能です。申し込み内容によって異なるものの、最短翌日には審査結果がでます。
新潟県内のみならず、銀行のマイカーローンは一般的に審査に時間がかかることで知られていますが、第四銀行などネットによって最短で当日に事前審査の結果がわかるところもあります。
比較的審査結果が出るのが早い傾向にあります。中には審査や保証人が一切不要といったところもあるなど、その他金融機関で審査に通らなかった場合でもディーラーローンの場合は通ることもあります。
マイカーローンを組む際に必要な書類
マイカーローンの契約時には次の書類が必要になります。
・本人確認書類
・年収確認書類
・資金使途確認書類
・住民票
・印鑑証明
本人確認書類としましては、運転免許証や各種健康保険証、パスポートや個人番号カード、顔写真付きの住民基本台帳カードなどがあげられます。
また、確認書類に記載の住所と現在の住所が異なる際は、電気料金や水道料金、携帯電話料金やNHK受信料などの公共料金や、納税証明書といった現在の住所が記載されている書類が必要になりますので注意が必要です。
年収確認書類は給与所得者の方は源泉徴収票や所得証明書が、個人事業主の方は確定申告書や納税証明書などが必要になります。
資金使途確認書類としましては、注文書や契約書、金額等がわかる請求書などがあげられます。
これらは契約時に必要な書類ですが、借り入れ後は納付済みの振込受取書や領収書といった支払済み確認書類が必要な場合もあります。
審査に通らなかった時の対策
審査に通らない原因はいくつかあります。
金融事故というのは返済の延滞や債務整理、強制解約や代位弁済のことで、返済能力がないと判断される可能性があります。 金融事故を起こしたという事実は一定期間信用情報機関に登録されることをご存じでしょうか。 登録期間としましては、申し込み情報は6か月なのに対して延滞情報は5年、自己破産は10年もの間登録されます。 こういった事態に陥らないためにも、日頃から個人情報に傷がつかないように気をつけましょう。 返済期日に遅延がなく完済したとあれば返済能力はもちろん信用度も高まります。 ある一定の期間が過ぎると信用情報機関における金融事故の情報は消去されますので、消去された後で購入するというのも手段のひとつです。
ちなみに、完済したとしても解約をしないことには期間が過ぎても消えませんので頭に入れておきましょう。
同時に他社のローンを申し込んでいる場合は返済負担率に影響を及ぼすことから審査に落ちる可能性があると言えます。 ローンの申し込みを行っているという履歴は信用情報機関に残りますので、最初に審査を開始したローン会社はともかくその他のローン会社はその申し込み履歴を知ることになりますので注意が必要です。 また、この履歴は約半年間残りますので、同時に複数のローン会社に申し込むのではなく、1社ずつ依頼するようにしましょう。
記載事項に虚偽がある場合は信用度が落ちて審査に通りません。 少しでもローンに通る確率を上げたい気持ちから虚偽を記載してしまう方もいますが、記入ミスを除き虚偽だと判断された場合は絶対に審査に通らないということを頭に入れておきましょう。 信用を失うのは一瞬ですが、信用を取り戻すのはなかなか大変なことですので、虚偽の申請は行わないように心がけましょう。
同居している家族がブラックリストに載っている場合は、自身に審査落ちする原因が見当たらない時などに考えられると言えます。 申込者本人が購入するのではなく実際にはブラックリストに載っている同居家族が購入するのではないかと疑われる可能性が考えられます。どうしても自動車を購入したいのであれば、同居を解消するというのも選択肢のひとつです。
自動車は購入時だけ費用がかかるわけではありません。年間の維持費などを考えた場合、購入車両価格は50%くらいまでになるように検討する必要があります。 年収に合わない自動車を購入した場合、返済負担率に影響を及ぼしますし、購入した後に維持していくのが困難な状況に陥る可能性も考えられます。 まずは年収に合った自動車の購入を検討することをおすすめします。
返済負担率は年間のローンの支払い割合のことをあらわします。 一般的には返済負担率は年収に対して25%から35%の間で設定することが多いことから、他のローンの返済があって返済負担率をオーバーしてしまう場合などは審査が通らない場合もあります。 自動車の購入はまず他のローンや借入の返済を終えてからにするというのもひとつの手段だと言えます。
現金主義の人はこれまでに借入やローンを組んだ経験のない人も多くいらっしゃいます。 そういう人がローンの申し込みをした場合、審査に通らないケースもあります。 こういう人のことをスーパーホワイトと言うのですが、ブラックだった人の債務整理が完了してから5年後にブラックリストが末梢された人のこともホワイトと言うことから、スーパーホワイトの人でも債務整理が完了したホワイトの人とみなされ審査に通らないケースが考えられます。 今はネットによって簡単にローンを申し込めることから、機械によってホワイトが確認された場合、かなりの確率で審査に通らないと言えます。 ですので、スーパーホワイトの方もホワイトの方も新たにクレジットヒストリーを積み上げるのもひとつの手段です。もちろん金融事故にならないことが大前提ではありますが、1年ほど積み上げることによってネットなどの機械審査にも通る可能性が高まります。 見過ごされがちですが、携帯電話の分割払いによってもクレジットヒストリーを積み上げることは可能ですのでおすすめです。 現金主義の方もマイカーは大きな買い物になりますので、マイカーローンを組む可能性は考えられます。 スーパーホワイトな状況がマイカーローンに審査に影響を及ぼすこともあるということを頭に入れておきましょう。
勤続年数が1年未満の場合は審査が通りにくい場合もあります。できれば3年以上が望ましいと言えます。 安定した収入を得ていると判断されるまで勤続年数を重ねて、申し込みのタイミングをうかがいましょう。 カーローンにおいて最も重要なのは信用情報の内容だと言えます。 信用情報機関に登録されていても一定の期間を過ぎると情報が末梢されますが、金融事故を起こした先の金融機関におきましては情報が末梢されることはありませんので、申し込んでも審査には通らないと言えます。 申し込み先によって審査の難易度が異なりますので、審査が甘いところを選ぶというのも1つの手段だと言えます。 郵送や窓口で自信の信用情報を確認することも可能ですので、一度確認してみましょう。
マイカーローンと住宅ローンの関係
マイホームは人生の中でも大きな買い物と言えます。
マイカーローンが残っている場合、住宅ローンの審査にも影響を及ぼすことをご存じでしょうか?
住宅ローンの審査にあたって重要とも言える返済比率ですが、フラット35によると年収400万円未満の人は返済比率が30%以下で、年収が400万円以上の人は35%以下と、返済比率が高めです。
一般的な銀行では20%から30%の場合が多く、これは住宅ローンのみならず他のローンも含まれます。
また、配偶者が利用しているマイカーローンも返済比率に含まれる可能性もありますので注意が必要です。
マイホームもマイカーも、ローンを利用することによって手に入れることは可能ですが、後々返済することが困難な状況になりそうな場合はローンを組むべきではありません。
とはいえ、どちらも手に入れたいと考える人は多いので、ローンを上手く利用する方法を知ることが大切だと言えます。
年収500万円の人がすでに300万円のマイカーローンを組んでいる状態で住宅ローンを組む場合、住宅ローンの借り入れ可能額は約4,028万円、マイカーローンを組んでいない場合ですと約4,1000万円になることから、マイカーローンは住宅ローンに大きく影響を及ぼすことがわかります。
マイホームとマイカー、どちらが重要なのかは人それぞれ異なりますが、どうしてもマイホームを手に入れたいという方は、一度マイカーローンを完済するというのもひとつの手段だと言えます。
マイカーローンがあることによって住宅ローンの返済比率が引き上げられてしまいますし、何より月々の返済額が増えて家計に影響を及ぼします。
それでは反対に、住宅ローンを組んでいる人がマイカーローンを組む場合についてですが、マイカーローンも住宅ローン同様に返済比率を重要視することから、状況によってはローンを組むのが難しいケースもあります。
しかし、マイカーローンは住宅ローンと比較すると金利が高い傾向にあり、金融機関によっては審査基準が緩いところもありますので、ローンを組める可能性はあると言えます。
ちなみに、マイホームとマイカーを同時に手に入れる場合は、貯金はマイカー購入費用にあてて、住宅ローンを多く組むことをおすすめします。
住宅ローンは金利が低いですし、長期間組むことが可能です。住宅ローンだけローンを組んだ場合、両方ローンを組んだ場合よりも総返済額は多くなるものの、月々の返済金額の負担を考えると無難です。
日々生活していると急に現金が必要になる場合も考えられます。そういったリスクに備えるためにも上手くローンを利用してゆとりのある生活を心がけましょう。
ローンを上手く活用することによってマイホームもマイカーも手に入れることは十分に可能です。
まずは住宅ローンを優先することがポイントです。
支払いが困難な状況にならないように気をつけてローンと上手く付き合っていくことをおすすめします。
返済方法について
一般的に毎月指定された日に普通預金口座からの引き落としになるほか、インターネットバンキングやATMで随時返済することが可能です。
金融機関によってはボーナス時に返済額を多くすることができる場合もありますので、確認してみましょう。
繰り上げ返済について
繰り上げ返済には一部繰り上げ返済と全額繰り上げ返済の2種類があります。
一部繰り上げ返済は残っているローンの一部を通常より多く返すことで、全額繰り上げ返済は残っているローンを全て返済することをあらわします。
マイカーローンを繰り上げ返済すると元金が減りますので同時に利息も減らすことが可能です。
ただ、金融機関によっては繰り上げ返済の際に手数料が発生するマイカーローンや繰上げ返済の種類を指定していたり回数が定められている場合もありますので注意が必要です。
繰り上げ返済を考える際は、そういった条件との兼ね合いを含めて検討してみましょう。
例えば住信SBIネット銀行MR自動車ローンは何回繰り上げ返済をしても手数料はかかりませんし、三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンにおきましてもインターネット上での繰り上げ返済の場合、手数料はかかりません。 相場は決まっていませんが、大手の金融機関は5,000円前後、中小金融機関は1,000円から3,000円前後だと言えます。
これに対して繰り上げ返済手数料が発生する金融機関もありますので、予め確認しておきましょう。
繰り上げ返済の種類の指定ですが、金融機関の思惑としましては一部繰り上げ返済の指定を行うことによって金額を少額にして、一気に返済できないようにすることなどがあげられます。
また、回数の指定というのは返済回数の残りを示すもので、返済回数がある一定の回数になったら繰上げ返済は行えないということをあらわします。
こういった条件が付いている場合は、早めの繰上げ返済をおすすめします。
一部繰り上げ返済の場合は2万円から5万円が、全額繰り上げ返済は5万円から15万円とかなりお得になるケースもあります。
ローンを少しでも早く完済してしまいたいという気持ちから繰り上げ返済をする方も多くいらっしゃいますが、当然のことながら預貯金が減ってしまいますので慎重に検討しましょう。
繰り上げ返済をする時の流れとしましては、残債がいくらかを確認して、金融機関に繰り上げ返済の依頼を行います。そして繰り上げ返済完了後に残債を再確認して終了です。
金融機関からの通知は年数回ですので、自身にどれくらいの残債があるのか、正確な数字は確認しないことにはわからないものです。
金融機関に繰り上げ返済を検討している旨を伝えて確認すると元本や利息、繰り上げ返済による手数料について教えてもらえますので、まずは残債を確認することから始めましょう。
一般的には、繰り上げ返済依頼書に記入をして提出すれば完了です。
自身に合った方法で慎重に行いましょう。
利用用途について
新車や中古車など自動車の購入のみならず、バイクの購入費用(購入時の諸費用や税金、自賠責保険も含む)、車検費用や運転免許取得費用、カー用品購入費用(アクセサリーやパーツ)や修理などに使うことが可能です。
マイカーローンといった目的が定められているローンは他の用途で使うことはできません。
また、契約時に提出する注文書や請求書などに含まれている費用に限定されます。
含まれていない場合は融資の対象外になってしまいますので注意が必要です。
まとめ
マイカーは大きな買い物になりますので、少しでも金利の低い金融機関を選ぶことをおすすめします。
マイカーローンの取り扱いがあるのは銀行などの金融機関の他に車の販売店によるディーラーローン、信販系の会社によるローンなどがあり、一般的に銀行やJAといった金融機関の方が金利が低い傾向にあります。
選ぶローンによっては返済総額に数十万円の差が出ることもあります。
そういった損をしないためにも都市銀行や地方銀行はもちろん、ネット銀行やJAバンク、労働金庫や信用金庫などローン会社の候補をリストアップして、返済総額の比較を行うことをおすすめします。
ネットなどでシミュレーションが行える場合もありますので、上手く利用しましょう。
関連記事をチェックする