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最近ではマイカーローンを組む場合でも、来店不要のネット完結で低金利なローン会社が増えてきましたよね。
とは言え、地元の金融機関なんかも含めると「まだまだお得に借りられるところがあるんじゃないの?」と思う方も多い事でしょう。
そんな人に役立つ地域別のおすすめマイカーローンを表で比較してご紹介します。
群馬県でマイカーローンが組める金融機関
金融機関 | 金利(変動) | 金利(固定) | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|---|
三井住友銀行 | 4.475% | 10万円~300万円 | 1年~10年 | |
静岡銀行(全国対応・来店不要) | 2.4%~3.4% | 100万円~1000万円 | 10年以内 | |
きらぼし銀行 | 1.65% | 10万円~500万円以内 | 1年~7年 | |
城南信用金庫 | 2.4%~2.9% | 4% | 1万円~1,000万円 | 10年以内 |
中央労働金庫 | 2.4%~3.675% | 2.9%~3.9% | 1,000万円以内 | 10年 |
千葉銀行 | 2.35%~2.55% | 10万円~1,000万円 | 6ヶ月~10年以内 | |
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 | |
東日本銀行 | 3.975% | 10万円~1,000万円 | 6ヶ月~10年 | |
損保ジャパン(全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 | |
住信SBIネット銀行 | 1.775%~3.975% | 10万円~1,000万円 | 1年~10年 | |
横浜銀行 | 1.7%~2.7% | 10万円~1,000万円 | 1年~10年 |
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変動金利で最安のマイカーローンは足利銀行
群馬県で変動金利が最安なのは足利銀行です。
足利銀行は栃木県に本店を置く銀行ですが、群馬県内にも複数の支店があるので、利用するのに便利ですよね。
因みに足利銀行ではweb完結で、マイカーローンを組むことも出来ます。スマホで簡単に申し込みをして、来店不要で申し込みが出来るのも、足利銀行が選ばれる理由となっています。
足利銀行のマイカーローンは変動金利ですから、もちろん変更になる可能性はあります。
しかしキャンペーンを頻繁に行っていますから、比較的低い金利でマイカーローンが利用できるようになっています。
また借入額に応じて金利を低くすることもありますので、多額の借入をしたいと思っているのであれば、ますます足利銀行のマイカーローンを利用する方が有利になるかもしれません。
何しろ、利息は借入額に応じて計算されるものですから、多額の借入をするのであれば、金利が低い方が負担は少なくて済むからです。
使い道も多い
マイカーを購入する際にディーラーが勧めるローンを利用した方が簡単だと思いがちですが、銀行のマイカーローンを利用した方がほとんどの場合で金利が低いのでお得です。
ちなみに足利銀行のマイカーローンは自動車だけでなく、オートバイでも適用されますし、中古車でも構いません。
自動車部品の購入や車検費用、修理費用、運転免許証の取得費用、自転車購入資金にも使用する事が出来ますし、また他社で借りていたマイカーローンの借り換えでも使用できます。
借り換えの場合も未払い利息や繰上返済手数料、印紙代などの費用にも利用できますから大変便利です。
借入額は10万円以上1,000万円以内で1万円単位となっていますが、500万円を超える借入の場合は前年の税込年収の範囲内での借入になってしまうのでその点はご注意ください。
例えば、年収が400万円の人が、1,600万円以上するポルシェ911タルガ4を頭金なしで購入しようとして、足利銀行でマイカーローンを使用する事はできないという事です。
金利優遇キャンペーンもあり
融資期間は1年以上10年以内で1ヶ月単位となっていますが、融資額が500万円以内の場合は7年以内となっているので、こちらも注意してください。
気になる金利ですが、短期プライムレートを基準として毎年2回見直しがされます。
店頭で公表されている金利は2%~3%となっていますが、実際にはあしぎんのポイントサービスが適用されて金利を低くする事ができますし、前述したようにキャンペーン期間を狙えば1%代のマイカーローンを利用する事ができます。
群馬県内に多くの支店がある足利銀行で、低い金利でマイカーローンを利用したいなら、キャンペーン期間をお見逃しのないようにしてください。
返済方法は毎月元利均等返済ですが、融資額の50%以内の金額でボーナス返済をする事が可能で、繰上返済の手数料は無料となっています。
足利信用保証株式会社か株式会社オリエントコーポレーションの保証を受けることになりますので、原則保証人や担保は必要ありません。
その他に必要な費用として事務手数料5,400円(税込)と条件変更手数料10,800円(税込)、印紙代がかかります。
足利銀行のマイカーローンなら、まだ購入する車が決まっていなくても申し込む事ができます。
概ね融資の審査が終わるまでに1~2週間かかりますから、車を購入しようと思ったら、先にマイカーローンを申し込んでおいた方が良いでしょう。
仮審査であれば、ネットですぐに申し込む事ができますし、仮審査の段階なら書類の提出は必要ありません。
ネットで仮審査を申し込んで3~5日で結果の連絡が入り、店頭にて改めて本申し込みとなります。
本申し込みの際には運転免許証や所得証明書などの提出が必要となるので、仮審査を申し込んだら、すぐに証明書の準備をしておくことをおすすめします。
毎日仕事が忙しくて店頭に行く暇がないという人の場合は、ローンセンターを利用してみてはどうでしょうか。
ローンセンターなら土日でもローンの申し込みができるので大変便利です。
事前に電話で申し込みをしておくと、待ち時間なく手続きに入る事ができるので便利でおすすめです。
低い変動金利で全国展開しているのが京都銀行
金融機関でマイカーローンを利用しようと思うと、どうしても地元の銀行を考えるものですが、金融機関の中にはマイカーローンの全国展開をしている所があります。
その中でも変動金利が低くて人気があるのが京都銀行で、マイカーローンに大変積極的で変動金利は2.675%としていますが、京都銀行も前述の足利銀行と同じ様に頻繁にキャンペーンを実施しており、キャンペーンを利用すれば1%代の金利でマイカーローンを利用する事ができます。
マイカーローンでは利用目的が新車、中古車に関わらず購入代金に充てることができますし、運転免許証取得費用、修理費用、車検費用、部品・用品購入代金、他社マイカーローンの借り換え、そして残価設定型ローン最終回支払い時の買取資金でも利用できます。
金利優遇サービス
融資金額は10万円以上1,000万円以内で1万円単位となっており、返済期間は6ヶ月以上10年以内で6ヶ月単位です。
但し、残価設定型ローン最終回支払い時の買取資金の場合は6ヶ月以上5年以内となっているので注意してください。
返済方法は元利金等返済で年2回6ヶ月ごとに増額返済をする事が可能です。
増額返済は融資額の50%以内となっていますので、こちらもご注意ください。
金利は前述したようにキャンペーン期間が狙い目なのですが、給与振込や公共料金の支払いの2種類以上を京都銀行の口座で利用していたりすれば金利が低くなります。
また京銀ダイレクトバンキングを利用している、同一世帯の預金残高が200万円以上、京都カードネオを利用している、住宅ローンを利用しているなどの一定の条件を満たしていても、金利が優遇されます。
マイカーローンを利用する時点で京都銀行に口座を持っていなくても、マイカーローンを申し込む事ができますが、もしお得な金利で利用したいと思うのであれば、京都銀行に予め口座を開いておいて、何かしら金利が優遇される条件を満たしておく事をおすすめします。
買う車が決まっていなくても大丈夫
京都銀行も前述の足利銀行と同様に、購入する車が決まっていなくてもマイカーローンの仮審査を申し込む事ができます。
ディーラーが紹介するマイカーローンだと、購入する車が決定している事が条件である事が多いので、これだと欲しい車が決まってからお金の準備を始める事になるので、焦ってしまうケースが多いです。
しかし足利銀行や京都銀行であれば、先にお金の準備をしてから車の購入にあたる事が出来るので、心に余裕を持って車選びが出来るというメリットがありますよね。
京都銀行では金融機関にしては珍しく事務手数料が不要です。
原則担保や保証人が不要ですし、繰上返済も手数料不要で、いつでも何度でもする事ができます。
まさに利用する側の事を考えて作られたと言っても過言ではないほど便利なマイカーローンなので、車関係で費用が発生する見込みがあるなら、早めに京都銀行のマイカーローンの仮審査を申し込む事をおすすめします。
固定金利で最安のマイカーローンはジャパンダ・ネットマイカーローン
マイカーローンというと変動金利の所が軒並み多いのですが、その中で異彩を放つのが損保ジャパンが提供するジャパンダ・ネットマイカーローンです。
マイカーローンの中では珍しく固定金利で、それも保証料込みで1.9%~2.85%という低い金利となっています。3%弱の金利でマイカーローンを利用できるので、お手頃なマイカーローンと言えます。
変動金利の場合、年に2回プライムレートを基準として見直しがされます。
金利が低くなるのに越した事はないのですが、そんな事はあまりなく、金利が上がる可能性は確実に存在します。
1年や3年程度の返済期間であればあまり問題にならないかもしれませんが、7年、10年という長期間に渡って返済していく予定であれば、金利の上昇は確実に家計を圧迫していきます。
その心配がないのが固定金利なのです。
長期ローンを考えているなら固定金利がおすすめ
ジャパンダ・ネットマイカーローンの金利はご紹介したようにとても低い金利なので、経済的に負担になりませんし、返済額が一定なので、将来に不安がありません。
将来において不確実要素を減らしたいのであれば、固定金利のジャパンダ・ネットマイカーローンも候補の一つに加えても良いかもしれません。
借入金額は20万円~1000万円、返済期間は6ヶ月~10年となっており、担保や保証人は不要です。
マイカーローンを組みたくても毎日仕事が忙しくて、中々金融機関に行く事ができないという人でも、ジャパンダ・ネットマイカーローンならwebで24時間365日申し込みができますし、審査結果は迅速に回答してくれます。
通常、金融機関のマイカーローン の場合は審査結果が出るのに2週間ほどかかりますが、このマイカーローンなら営業時間内であれば申し込みをして12時間以内にメールによる回答を得る事ができます。
営業時間外であれば、もう少し時間がかかりますが、それでも、とにかく早く結果を知りたいという人にはおすすめのマイカーローンと言えます。
新規口座開設の必要はなし
特筆すべきはマイカーローンの申し込みのために口座を開設する必要がないという事で、母体が銀行ではなく損保ジャパン日本興亜であるため、現在使用している銀行口座でマイカーローンを利用する事ができます。
いちいち口座を開くのは書類を用意するので面倒ですから、今使っている口座を利用できるのは大変なメリットと言えます。
一般的な銀行の金利優遇サービスの場合、例えば前述したように銀行のポイントを保有しているとか、高額の預金残高があるなどの条件をクリアしている事が条件となりますが、ジャパンダ・ネットマイカーローンの場合は金利優遇キャンペーンの適用条件が他の金融機関とは違っています。
適用条件は二つあって、一つ目はフレッシャーズ対象ということで満20歳~満25歳以下であり、借入金額が200万円以下というのが条件で、金利が0.1%割引されます。
もう一つの条件はバイク割引で、排気量が251cc以上のバイクの購入で、借入金額が499万円以下という条件をクリアすると、こちらも0.1%の割引が適用されます。
他の金融機関の金利優遇サービスと違って、ジャパンダ・ネットマイカーローンの金利優遇サービスは利用者本人の状態や購入する条件に重きをおいている所がとても斬新なマイカーローンと言えるでしょう。
使い道や手数料
ジャパンダ・ネットマイカーローンの使用目的は新車・中古車のどちらでも構いません。
個人間の売買契約でも無店舗の販売契約でも、法人契約でも利用することができます。
法人契約でもOKであるため、事業用の車両購入でも申し込みができますから、個人事業主や中小企業は大変ありがたいでしょう。
金利は前述した通りですが、借入金額や返済期間などによって変わってきますので、審査が終わった後に連絡が入ります。
元利均等返済で、支払い日は毎月10日、遅延損害金は年14%となっています。SOMPOクレジット株式会社が保証会社となるので、保証人は不要です。
保証料も不要ですが、振込手数料が400円(税別)かかりますし、印紙代が別途かかります。
また一括繰上返済をする際は税別で5,000円かかりますので、この点は注意しておいてください。
マイカーローンの申込書が損保ジャパン日本興亜に届いてから、1週間程度で自分名義の口座に振込がされます。
審査結果を素早く教えてくれて、手続きも簡単ですから、マイカーローンを申し込むなら、選択肢に入れておくと良いでしょう。
固定金利なら関西アーバン銀行も見逃せない
固定金利のマイカーローンは中々見つからない事が多く、その中でも前述したジャパンダ・ネットマイカーローンは特異的な存在ですが、同じく固定金利のマイカーローンを提供していて、全国展開かつ使い勝手が良いと評判なのが関西アーバン銀行です。
マイカーローンはやっぱり安定している銀行を利用したいという人に大変人気で、固定金利だけでなく変動金利のプランも用意されています。
変動金利は3%前後の金利での提供となりますが、固定金利の場合は返済期間が5年以内なら2.95%~4.05%、返済期間が5年超なら3.1%~4.2%となっています。
変動金利の場合は年2回の見直しが行われますし、またキャンペーンを利用すればさらに低い金利で利用する事ができます。
一方で固定金利は完済するまでずっと同じ金利ですから、ひょっとしたら変動金利の方が安くなる場合もあるでしょう。
しかし、ジャパンダ・ネットマイカーローンでご紹介したように、固定金利であるため返済額が一定なので、金利の上昇に悩まされることなく、毎月一定額を支払う事ができるので生活設計が楽という点がメリットです。
また金利は今後上昇するリスクが無いとは言い切れませんから、金利が上昇してしまえば、結果的に固定金利が良かったという結論もあるわけです。
金利は固定が良いか変動が良いかは、利用者の考え方次第なので、まずはマイカーローンでどちらの金利にするか考えてみて、固定金利が良いな、それも安定している銀行が良いなと思ったら、是非関西アーバン銀行を選んでください。
修理費用や車検費用にも使える
関西アーバン銀行のマイカーローンは車の購入代金だけでなく、運転免許証の取得費用や車検、修理費用、他社のマイカーローンの借り換え費用に使えるだけでなく、船舶購入資金や自転車購入資金にも使用できます。
関西を拠点としているだけにレジャーボートなどの購入をする人が多いのか、船舶購入費用にマイカーローンが利用できるのは大変興味深いですよね。
また最近では自動アシスト自転車が人気で、価格が10万円以上しますから、自転車の購入費用にも使えるのは嬉しい点でしょう。
ただし、業務用の自動車の購入や個人間の売買には利用できないので、ご注意ください。
金利は前述した通りですが、関西アーバン銀行でも金利が優遇される条件があります。
それは関西アーバン銀行で住宅ローンを利用しているとか、これから利用しようと思っている人、それから株式会社関西クレジットサービスが発行するクレジットカードを利用している人、これから申し込みをする予定の人は0.5%の金利割引の適用を受ける事ができます。
ただでさえ他の金融機関よりも低い金利で利用できる上に、さらに金利の優遇が受けられるのであれば、利用しない手はないでしょう。
返済方法や利用条件
返済方法は元利均等返済で最大元金の40%までボーナス返済ができます。
返済期間は6ヶ月以上8年以内ですが、新車購入の場合は最大で10年まで期間が延ばされます。
株式会社セディナか三菱UFJニコス株式会社が保証会社になるので、原則保証人は不要ですし、担保も必要ありません。
さらにマイカーローンで融資が決定した人で満20歳以上満60歳以下の場合は、団体信用生命保険(ガン保障付きプラン)に加入する事ができます。
もちろん告知内容によっては保険に加入できない事がありますので、その点は注意が必要ですが、マイカーローンを利用することで良い保険に入れるのであれば、それはメリットと言えるのではないでしょうか。
関西地方に住んでいなくても携帯やパソコンで申し込みをする事ができますし、契約は郵送で行う事ができるので来店する必要がありません。
必要な書類は内容にもよりますが、新車の購入であれば、本人確認書類と車を購入する時にもらえる見積書や注文書のみで大丈夫です。
関西アーバン銀行はマイカーローンを全国展開しており、多くの実績があるので安心して利用できます。
低い固定金利でお手軽に、そして安全にマイカーローンを利用したいなら、関西アーバン銀行という選択肢はありでしょう。
変動金利と固定金利はどちらがお得なのか
群馬県というと東京の近郊にあり、ドライブがてら楽しめる所が多いですよね。
しかも、群馬県の人にとって車は生活必需品であって無くてはならないものですから、出来るだけお得にマイカーローンを組みたいものです。
ひと昔前までは、マイカーローンというと、ディーラーで申し込むのが一般的でした。
ディーラーで頼んだ方が車を購入する手続きと一緒に行えますから、面倒がかからないという利点があったのです。
今でもディーラーでマイカーローンを申し込む人は存在します。
しかしご紹介したように多くの金融機関ではマイカーローンを扱っており、いずれもディーラーが提供する金利よりも低い金利でローンを組む事ができます。
変動でも固定でも、ディーラーでのマイカーローンの金利よりはおおむね低いので、手続きが面倒でも他の金融機関のマイカーローンを選んだ方が経済的にお得でしょう。
しかも群馬県では、多くの金融機関で変動金利を採用しており、現在では金利がとても安いので、変動金利でマイカーローンを組んだ方がお得に融資を利用できる可能性が高いです。
マイカーローンは住宅ローンと違って、皆さん2~3年くらいで完済する人が多いので、固定金利よりも変動金利の方が、お得にお金を借りることができるでしょう。
しかし金利は必ず上がったり、下がったりしますから、今低いという事は数年経過すれば上がる可能性があります。
ですから、ローンの完済が5年以上かかりそうであれば、固定金利を選んだ方が得策かもしれません。
ご紹介したように、固定金利でも変動金利並みに低い金利を提供している金融機関がありますから、そのような金融機関のマイカーローンを選べば家計に負担がかかりません。
それに固定金利であれば毎月の返済額が一定なので、きちんとライフプランを立てる事ができます。
支払い額が一定というと何だか家賃のようですが、その家賃のように支払っていけば、将来に渡って支払っていくお金を計算する事ができるので、これから起こり得る出費に関して備える事ができますよね。
「固定金利=高い」というイメージは捨てて、家賃の様に支払っていけると思えば、固定金利を選ぶという選択肢も正解と言えるのではないでしょうか。
金融機関と切っては切れない「手数料」
マイカーローン を利用すると、必ず何かしらの手数料がかかります。
事務手数料や、繰上げ返済手数料などがそうで、いくら手数料を払いたくないとゴネても、マイカーローンは色々なことに手数料がかかります。
例えば繰上返済をする時に5,000円近く手数料を支払わなければならないところがあります。
せっかく手持ちの資金が潤沢になったので、完済してしまおうと思っているのに、5,000円も繰上返済手数料がかかってしまうのであれば躊躇してしまうというケースもありますよね。
金融機関の中には1万円近く繰上返済の手数料を設定している所もあるので、すぐに完済する予定の人は繰上返済の手数料の金額を必ずチェックして、タイミングを見て返済するようにしてください。
見逃すと大変なことになる「保証料」
それから見落としがちなポイントとして、「保証料」があります。
多くの金融機関ではマイカーローンを利用するにあたって保証会社を設定しており、この保証会社に支払うのが保証料という費用です。
万が一、利用者がローンの支払いが出来なくなった時に保証会社がローンの肩代わりをしてくれるので、その時の引当金のような感覚で保証料を支払っていきます。
マイカーローンを利用する時に、多くの場合で担保や保証人を設定する必要がないのは保証会社が保証料があるのなら、広告にはっきり明記するべきなのですが、金融機関の広告では保証料が必要なのかはっきりしない書き方をしている所が多いのが現状です。
例えばマイカーローンが金利1%と広告で案内していても、この金利に高い保証料がプラスされる事があります。
そうなるとせっかく申し込んでも金利が他の金融機関よりも高くなってしまったという事があるので、保証料があるかどうかは申し込みをする前に見極めるようにしてください。
金融機関によっては「保証料込み」とか「保証料不要」のところがありますから、それらの金融機関を選ぶと後で後悔がないでしょう。
支払い総額を少なくする方法(頭金)
何も群馬県の人に限った事ではないのですが、マイカーローンを利用するということは利息を支払う必要があるので、支払い総額が実際の購入費用よりも高くなってしまいます。
それでもやはり車が必需品である群馬県民としては欲しい車を手に入れたいわけですから、それなら出来るだけ支払う総額を少なくしていきましょう。
おすすめはまず頭金を用意する事で、頭金を最初に多く払っておけば、元金が減りますから、かかる利息も少なくなるので支払い総額が少なくなります。
300万円の車を購入するのに、300万円をフルローンで購入するのであれば、300万円の元金に対して利息がかかりますよね。
一方頭金を150万円支払う事ができれば、元金は150万円になるので、150万円に対して利息がかかります。
もし金利が3%だったとすれば、300万円に対する利息は90,000円、150万円に対する利息は45,000円となります。
これは一例ですが、これだけ支払う利息が変わってきますから、出来るだけ頭金を多く用意してからマイカーローンを利用した方が良いでしょう。
支払い総額を少なくする方法(返済期間)
返済期間が5年の場合と10年の場合だと、確実に10年の方が支払う利息が多くなるので、返済期間は短い方がお得です。
返済期間が長いと、毎月の支払額から元金に充当される分が少ないので、多額の元金が減らないまま長期間続いてしまい、結果的に多くの利息を支払う結果となってしまいます。
もちろん無理をして短い期間で支払う必要はないのですが、多少頑張れるのであれば、返済期間は短く設定して方がお得です。
それに車を愛して止まない群馬県民ですから、早く完済して次の車に乗りたいところですよね。
多くの金融機関では遅延損害金を設定しているので、いつもよりも多くの返済をしなくてはいけません。
また延滞が起こると信用情報に傷がついてしまうので、出来るだけ延滞はしない方が良いのです。
とはいっても人生何があるかわかりませんから、一時的に支払いが出来ない状態に陥る事もあるでしょう。
その場合は金融機関に支払いの延長を申し込む事ができるのでしょうか。
その答えは「金融機関による」です。
ほとんどの金融機関では「返済期間の延長を認めない」としていますが、一部の金融機関では「お客様から返済条件の変更のお申し出を受け、当行が認めた場合」という条件をつけて、返済期間の延長を認めている場合があります。
マイカーローンを申し込む時にここまでチェックしている人はあまりいないかもしれませんが、万が一の時のために返済期間の延長を認めてくれるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
返済期間の延長を認めてくれる金融機関だからといっても、どんな条件でも認めてくれるわけではありません。
金融機関側が認めてくれた場合に限るわけですから、返済期間の延長を申し出るには金融機関が納得してくれる理由を明確に伝えなければなりません。
例えば、「大幅な給料のカットがあって毎月の返済が苦しくなった」とか「家族の一人が大病を患って入院したので、多額な出費が必要となった」などといった理由をきちんと説明できれば、金融機関も理解してくれるはずです。
もちろん口頭だけの説明では金融機関も承知してくれませんから、給与明細や入院の証明書や領収書などを提出する必要が出てきます。
自分の置かれている状況が著しく変化したのであれば、それを証明できる書類を持って、金融機関に届けるようにしてください。
そうすれば返済期間の延長が認められる可能性が高くなります。
返済期間の延長を認めている金融機関であっても、例えば契約期間が最長の場合は認めてもらう事は困難です。
また完済した時に契約の年齢条件を超えてしまう場合も収入が激減してしまっているリスクが高いので、返済期間の延長が認められる事は難しいでしょう。
出来れば返済期間の延長を申し込まず、自分なりに頑張って支払っていく事が望ましいのですが、どうしても難しいようでしたら、早めに期間延長の相談をして、延滞が起こらないようにしてください。
信用情報で「事故あり」となってしまうのが、「延滞」や「債務整理」です。
一度延滞が発生してしまうとすぐに信用情報に載せられるので、金融機関でお金を借りる事が出来なくなるばかりか、クレジットカードなどの審査も通らなくなってしまいます。
信用情報の事故ありの情報は延滞や債務整理の場合は5年、自己破産は7年間保存されてしまうので、その間はいくら努力しても融資を受けたり、クレジットカードの審査を通る事がほぼ不可能となってしまいます。
後々苦労してしまうので、延滞になってしまう前に早めに返済期間を相談してください。
マイカーローンの審査に通りたい!
マイカーローンは比較的審査に通りやすいというイメージがありますが、それでも審査に通らないという人は存在します。
例えば前述したポルシェの購入の様に、年収が少ないのに分不相応の車を購入してしまうと、審査に通るのは難しいでしょう。
もちろん頭金を用意していて、借入金額が少なければ、年収が少なくてもポルシェを購入できますが、年収300万円の人が1,000万円のマイカーローンを組むことは難しいです。
年収に対する返済負担額が3割を超える場合は審査に通る事は難しいので、分相応な借り入れをする様にしてください。
他の借入がある場合は要注意
カードローンの利用などで他に借金があるのは黙っていれば分からないと思っていても、そんな事はありません。
マイカーローンの審査の時にも必ず信用情報のチェックをされるので、申込者がどれだけの借金があるかを金融機関側は把握しています。
虚偽の申し込みをしたら、その分だけ心象が悪くなりますから、他社からの借り入れがある場合は、素直に全て報告する様にしてください。
もし住宅ローンを借りている場合、前述したように返済負担率が3割を超えない程度で審査が通る事が一般的なので、住宅ローンを借りていると、マイカーローンの審査に通る可能性が低くなるかもしれません。
しかし金融機関の中には自行の住宅ローンをすでに申し込みをしている場合、金利を割り引くサービスをしているところが多々あります。
もし、住宅ローンを利用している金融機関があるのなら、そちらのマイカーローンを利用した方が、毎月の返済額を抑える事ができる可能性が高いのでおすすめです。
無理のない返済が出来るマイカーローンを選んで、好みの車を選んで、カーライフを楽しんでください。
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