この記事を読むのに必要な時間は約 22 分です。
最近ではマイカーローンを組む場合でも、来店不要のネット完結で低金利なローン会社が増えてきましたよね。
とは言え、地元の金融機関なんかも含めると「まだまだお得に借りられるところがあるんじゃないの?」と思う方も多い事でしょう。
そんな人に役立つ地域別のおすすめマイカーローンを表で比較してご紹介します。
福島県でマイカーローンが組める金融機関
金融機関 | 金利 | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|
JAふくしま未来 | 1.05%~1.25% | 1,000万円以内 | 6ヶ月~10年以内 |
足利銀行 | 1.7%~2.9% | 10万円~1,000万円以内 | 1年~10年以内 |
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 |
第四銀行 | 1.7%~3.3% | 1,000万円 | 10年以内 |
静岡銀行(全国対応・来店不要) | 2.4%~3.4% | 100万円~1000万円 | 10年以内 |
福島銀行 | 1.70%~3.10% | 10万円~3,000万円 | 6ヶ月~10年以内 |
常陽銀行 | 1.75%~2.35% | 1,000万円 | 10年以内 |
大東銀行 | 1.75%~2.70% | 10万円~1,000万円 | 6ヶ月~10年以内 |
住信SBIネット銀行 | 1.775%~3.975% | 10万円~1,000万円 | 1年~10年 |
損保ジャパン日本興亜(全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 |
東邦銀行 | 1.80% | 1,000万円 | 10年以内 |
福島信用金庫 | 2.04% | 1,000万円以内 | 3ヶ月~10年以内 |
埼玉りそな銀行 | 1.900% | 500万円 | 10年以内 |
ネット申し込み可全国対応のおすすめマイカーローンはこちら
変動金利で最安のマイカーローンはJAふくしま未来
「JAふくしま未来」は、福島市、伊達市、二本松市をはじめとする福島県北地域と、相馬市、南相馬市、新地町、飯舘村の相馬地域をあわせた12の市町村を管轄する高貴JAであり、福島県の19パーセントを管轄しています。
そんなJAふくしま未来では様々なローン商品も組むことができるのですが、その中にはもちろんマイカーローンも用意されていますよ。
JAふくしま未来の「JAマイカーローン」は、変動金利では福島県では最安であり、金利は年1.25%です。
これだけでも既に十分に安いのですが、JAカードを契約している、ファミたんカードかSDカードを所有している、JA住宅ローンを利用しているなどの条件を満たしていると、年0.1%金利が軽減していき、最大1.05%まで引き下げられます。
ここに保証料が年0.65%上乗せされることになりますが、それでもとてもお安い金利と言えますね。
JAマイカーローンは自動車やバイクの購入に新車・中古問わず利用することができる他、購入の際に発生する諸経費や、車検・修理の費用や運転免許の取得資金にもあてることができるため、車に関する様々なことに使用できますね。
返済方法は元利均等返済であり、毎月返済とボーナス返済の併用が可能です。
申込みを行う際には、資金使途に関する書類や見積書、契約書の写し。
源泉徴収票や所得証明書、住民税決定通知書などの所得に関する書類。
そして、運転免許証や健康保険証、住民票などの本人であることを証明する書類が必要になります。
固定金利で最安のマイカーローンは東北労働金庫
「東北労働金庫」では、住宅ローンをはじめ様々な用途に応じて様々なローンを組むことができますよ。
東北労働金庫のマイカーローンは契約者本人か、2親等内の親族のマイカーに関する資金として利用することができるローンであり、マイカーの購入だけでなく、マイカーにつけるカーナビやカーオーディオなどのオプション費用や、保険・車検・修理・免許取得の費用としても利用できます。
また車だけでなく、クルーザーやモーターボート、スノーモービル、ジェットスキーなどの購入費用にすることもできるので、自家用車以外でも大きなお買い物の際に利用したいローンですね。
東北労働金庫のマイカーローンに申し込むには、申込時の年齢が満20才以上で、完済時の年齢が満76才未満であることと、継続して安定した収入があることが主な条件となります。
継続して安定した収入がある、とは勤続年数が1年以上で、前年税込年収が150万円以上であることをさします。
またこの他にも、東北労働金庫が定めている審査基準を満たしている必要があるため、詳しい条件は直接問い合わせてみると良いでしょう。
東北労働金庫のマイカーローンは固定金利と変動金利があり、今回おすすめするのは福島県でも最安である固定金利型です。
金利は年1.200%から1.600%です。
また、給与振り込みや年金振り込み先を東北労働金庫に指定している。
通信・電気・水道・NHK・ガスなどの公共料金のうち3項目以上を口座振替に指定している。
マイプランヲ契約している、有担保融資か無担保融資を利用している。
これらの条件から2項目以上該当していれば、金利が年0.10%引き下げられます。
来店不要のマイカーローン
インターネットが普及し、誰でもパソコンやスマートフォンを使用するのが当たり前の現在、大抵のことはインターネット上で済ませることができるようになりましたね。
最近ではインターネット上の銀行口座(ネットバンク)を利用する人も増え、わざわざ店舗におもむく仕様を億劫だと感じる人も増えています。
特に働いている人ならなおさらで、平日の昼間にわざわざ時間を作ってまで行きたくないと考えてしまうのは仕方がないことですね。
従来のマイカーローンもいちいち金融機関を訪れ、様々な手続きをする必要がありましたが、最近では来店不要の、インターネット上だけで全て完結するものが増えてきました。
これなら忙しい人でも手軽にローンを組むことができますね。
ここでは、手続きが容易な来店不要のマイカーローンを幾つかご紹介しますから、忙しくてマイカーローンに踏み切れないという人は参考にしてみてくださいね。
足利銀行のマイカーローン
「足利銀行」はウェブ上だけで手続きを完結することができるため、パソコンやスマートフォンさえあれば組める非常に手軽なマイカーローンです。
わざわざ銀行へ来店する必要がなく、インターネットが利用できる環境にあれば365日・24時間いつでも手続きを行うことが可能ですよ。
大まかな流れは、【仮審査の申込み】→【結果の通知】→【正式申込み】→【融資】ですね。
マイカーローンのウェブ契約では、金利優遇を受けることができます。
ただし、優遇を受けるためには幾つかの条件を満たしている必要があり、適用金利も借入額によって変わってきますよ。
足利信用保証(株)か(株)オリエントコーポレーションの保証を得る必要があります。
保証会社によって適用金利は変わり、足利信用保証(株)の場合は1.60%(変動金利・保証料込)で、(株)オリエントコーポレーションの場合は2.20%(変動金利・保証料込)です。
借入額が500万円未満の場合も条件はほぼ同じで、キャンペーン期間中に足利銀行のホームページから申込みを行います。
こちらもやはり金利が保証会社によって変わり、足利信用保証(株)の場合は2.20%(変動金利・保証料込)で、(株)オリエントコーポレーションの場合が2.80%(変動金利・保証料込)です。
因みに、このキャンペーンは上記と同様の条件で店頭契約でも利用することができますが、店頭契約の場合は借入額が500万円以上の場合、保証会社が足利信用保証(株)であれば1.70%(変動金利・保証料込)で、(株)オリエントコーポレーションならば2.30%(2.30%)。
500万円未満の場合は足利信用保証(株)なら2.30%(変動金利・保証料込)、(株)オリエントコーポレーションなら2.90%(変動金利・保証料込)となり、いずれもウェブ契約の方が金利が安いことが分かりますね。
福島銀行の「ふくぎんマイカーローン車助」
来店不要型のマイカーローンであれば、福島銀行の「ふくぎんマイカーローン車助」もおすすめですよ。
車助ではネット特別金利として、金利は年1.70%から2.90%(変動金利・保証料込)に設定されており、融資額は1,000万円以内、返済期間は10年以内で利用することができます。
申込み条件は一般的なマイカーローンとそれほど違いはなく、申込時の年齢が満20才以上で、完済時が75才以下であること。また安定継続した収入があることが基本的な条件です。
使途に関しても同様で、新車・中古を問わず自家用車や自動二輪車、軽トラックなどの購入にあてることができます。
また除雪機、スノーモービル、モーターボート、車椅子の購入でも利用することができるため、わざわざ来年しなくても組めるお手軽なローンであったとしても、使途が限られて不便を強いられるということはまずありませんね。
もちろん、車の購入だけでなく、カーポートや充電が必要な自動車の充電施設の設置などにも使用することができますよ。
借入金額は10万円から3,000万円と、一般的な限度額より高く設定されており、返済期間は6ヶ月以上10年以内です。
気になるのは、インターネット上で申し込んだ場合、店頭契約と比べて損をしないかという点ではないでしょうか。
マイカーローンは、住宅ローンほどではないとは言え決して安い額のローン契約ではありません。
向こう数年の家計やライフスタイルに大きく影響する事柄なだけに、できるだけお得なローン契約を結びたいのが本音ですよね。
車助を店頭・電話・FAX・郵送で申し込んだ場合、その金利は1,000万円以下であれば年2.00%から3.10%、1,000万円超えであれば年1.70%~1.90%です。
1,000万円超えの時にはインターネットから申し込むよりも金利が安くなる可能性がありますが、マイカーローンで1,000万円を超えることはそれほど多くないので、基本的にはウェブ契約の方がお得と考えて良いですね。
常陽銀行の「Oh! My Car!」
常陽銀行の「Oh! My Car!」は、自動車に関するローンの中でも少し珍しい女性向けのマイカーローンなんですよ。
ウェブ、FAX、郵送で申込みができるので、来店する必要はありません。
日中お仕事をして忙しくしている女性にとっては嬉しいマイカーローンと言えますね。
Oh! My Car!は、店頭契約でローンを組むよりも遙かにお得な金利引き下げプランです。
店頭契約をすると金利は年4.975%(変動金利・手数料込)と決して安いとは言えない数字なのですが、ウェブ申込みを行うことで金利をなんと3.225パーセントも引き下げることができ、年1.75%の適用金利にすることができるんです。なお、これは常陽信用保証(株)保証付の金利であり、もし常陽信用保証(株)で保証を得られなかった場合は、改めて(株)セディナで審査を受けることになります。
(株)セディナの保証付でローンを組む場合は年4.975%から2.625%の引き下げとなり、適用金利は2.35%になりますね。
マイカーローンを検討している人はどんどん活用しましょう。
りそな銀行の「マイカーローン」
りそな銀行は大手バンクに数えられる有名な銀行なので、当然マイカーローンも用意されていますよ。
りそな銀行の「マイカーローン」は仮審査から契約までをインターネット上で完結させることができるので、日中銀行を訪れることができない忙しい人でも便利で簡単に利用することができます。
りそな銀行のマイカーローンは、新車・中古車・オートバイの購入費用として利用できるだけでなく、そこに付属するカスタムやオプション費用、他金融機関からの借換にも利用することができ、利用者の希望に沿ったプランを提案してもらえます。
マイカーローンで融資を受けられる金額は10万円から、最大500万円までで、返済期間は10年以内です。
資産計画に見合った返済プランを立てることができるので、家計を圧迫せずに負担を抑えた返済を行えます。
また、マイカーローンを契約する場合、所定の保証会社を利用することになるので担保や保証人の必要はありませんね。
またマイカーローンの店頭金利は年4.475%とそれほど安いようには感じられませんが、りそな銀行が提供している住宅ローンを利用することで年1.9000%まで金利を引き下げることができるのが嬉しいですね。
損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」
損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、車が買いたい時に利用したい安心低金利のマイカーローンです。
新車・中古車を問わずマイカーやバイク、セカンドカーに利用することができるローンであり、ウェブで24時間365日申込みを受付中。
来店不要なので、時間が無い人におすすめです。
マイカーローンを組む上で悩むのが変動金利にするか、固定金利にするかです。
変動金利は金利が安く設定されている代わりに、今後の金利の推移次第では支払額が増える可能性があり、逆に固定金利は支払う金利が一定の代わりに変動金利よりも高く設定されているため、どちらも一長一短です。
ジャパンダ・ネットマイカーローンは固定金利なのですが、1.90%から2.85%と低い数字で押さえられており、その金利で固定されて将来的に上がる心配がないため、リスクが少ないマイカーローンと言えるでしょう。
もう少し詳しく説明すると、借入金額と借入期間によって決まります。例えば借入金額が20万円から499万円の場合で、借入期間が6ヶ月から5年(6回~60回)の場合は金利は2.00%から2.80%になり、5年6ヶ月から7年(66回~84回)の場合は2.00%から2.85%となります。
また500万円以上の場合は、借入期間が6ヶ月から5年の場合は金利が1.90%から2.45%、5年6ヶ月から10年なら1.90%から2.55%です。
それぞれの借入金額・借入期間と審査結果に応じて、所定の範囲で金利が決定されます。
申込み時に満20才以上・満25才以下で受けられるフレッシャーズ優遇や、排気量が251CC以上のバイクを購入した際に利用できるバイク割引などのキャンペーン中は、さらに金利を引き下げることも可能なので、マイカーローンを組むことを検討している方はキャンペーンもあわせてチェックしておくと良いですね。
ローンをお得に組むなら
マイカーローンをお得に組むには、一体どのようなポイントをおさえたら良いのでしょうか。
ここからは、マイカーローンによって家計を圧迫しないためのポイントをご紹介していきますね。
マイカーローンの計算
そもそもマイカーローンの支払額とはどのように計算されるのでしょうか。
案外、ここを理解していない人は多いです。
まずしっかり把握しておきたいのは利息の計算方法です。
利息は【元金×金利×借入期間÷2】の計算式で求めることができます。
この式からは、利息を減らしたいならば元金を少なくし、借り入れ期間を短くすることが利息の支払額を減らす方法であると分かるでしょう。
元金を減らすためには最初に頭金を多く用意しましょう。
期間を短くするには、ボーナスなどの時期に返済額を増やすと良いですね。
しかし、金利だけを計算しても、いまいちピンとこないという人も多いはずです。
やはり月々の支払額を見てみないことには返済のイメージが沸かないでしょう。
月々の支払額は、【元金+利息金額÷期間(月数)】で求められます。
利息金額は先程の計算式で求めたものをそのまま当てはめることができますね。
もちろんこの計算式にはボーナス払いなどは含まれていないので、実際には多少の変動がありますが、月々の支払額が明確になることで返済プランが立てやすくなります。
なお、これはあくまでマイカーローンの返済額であって、ここに更にメンテナンスや維持費、保険料などが追加されるので、マイカー購入の際にはその点も意識しなければなりません。
ローンさえ支払っていれば良いというわけではないのです。
ディーラーローンにとらわれない
ディーラーローンと金融機関のローンを比較した時にまず目につくのが、金利の違いです。
ディーラーローンは手続きが手軽でスピーディーな代わりに、銀行などでローンを組むよりも金利が高く設定されていることが多いため、低金利のローンを探している人にとってはあまり良い条件とは言えません。
お得にローンを組むならば、やはり銀行をはじめとする金融機関のマイカーローンがおすすめですよ。
しかし、銀行系ローンを組む場合に気懸かりになるのは審査が通るかです。
どんなに金利が安くても、審査に通らなければ骨折り損になってしまいます。
個人への融資に力を入れている地方銀行の場合は、メガバンクほど審査基準が厳しくありませんので、一定の条件さえ満たしていればすんなりと審査に通るでしょう。
福島県には地方銀行がたくさんあるので、まずはそれらの銀行を比較検討することをおすすめします。
ボーナス払いができるか
マイカーローンを組む場合、月々の支払いは家計を圧迫しない程度に抑えて、ボーナスが出た時に一気に返済をしてしまおう、と考える人は多いですね。
マイカーローンを返済するにあたって事前にしっかり確認しておきたいのは、「毎月定額返済」と「ボーナス払い」のどちらであるかです。
ボーナス払いをする上で気を付けたいのは、ボーナスはカットや減少するおそれがあるという点ですね。
確かにボーナス払いはきちんとボーナスが支払われる環境にあるならお得な返済方法ですが、いまだ不況が引ききらない現在はボーナスが必ず出るという保証もありません。
出たとしても、例年通りの額が支払われるか分からない状況であり、そのような中でのボーナス払いはリスクが高いとする人も多いのは事実です。
ボーナス払いを選択している場合は、もしボーナスがカット・減少されたとしても、ボーナス月になったらボーナス分を支払わなければなりません。
その場合は貯金を切り崩さねばならず、家計を圧迫する恐れもあるでしょう。
ボーナス払いの金額はある程度自由に設定できますが、あまりに大きな金額を設定していた場合は大きな負担になってしまうため注意が必要です。
地方銀行のマイカーローンがおすすめ
ディーラーやメガバンク、地方銀行など、マイカーローンを組むことができる金融機関はたくさんありますが、金利の安さに重きを置くならば、やはり銀行がおすすめです。
金融機関によって変動金利や固定金利などの金利タイプや、金利の幅は違うので、契約を結ぶ前に必ず比較検討をすると良いですよ。
また金融機関ごとにキャンペーン期間や金利引き下げ条件を設けていることもあるので、表面上の数字にとらわれ過ぎると本当にお得なマイカーローンを見落としてしまうこともあります。
最近では仮審査から契約まで一度も来店せずにすむ金融機関も多くあり、ネット上で仮審査を行えるため、まずは仮審査に申し込んでみましょう。
関連記事をチェックする