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最近ではマイカーローンを組む場合でも、来店不要のネット完結で低金利なローン会社が増えてきましたよね。
とは言え、地元の金融機関なんかも含めると「まだまだお得に借りられるところがあるんじゃないの?」と思う方も多い事でしょう。
そんな人に役立つ地域別のおすすめマイカーローンを表で比較してご紹介します。
- 1 青森県でマイカーローンが組める金融機関
- 2 ねらい目は「保証料無料」もしくは「保証料込み」の金融機関
- 3 金利のふり幅に注意
- 4 収入が低い正社員でもマイカーローンを利用できる?
- 5 定年後、マイカーローンを利用できる?
- 6 主婦はマイカーローンを利用できる?
- 7 パート、アルバイトの人でもマイカーローンを利用できる?
- 8 就職が内定している人でもマイカーローンを利用できる?
- 9 青森県には若い人や子育て家庭に優しいマイカーローンがあった!
- 10 青森県の自動車購入台数の推移
- 11 青森県のマイカーローン利用時に金利を下げる裏技とは
- 12 ポイントサービスを利用すれば金利が下がる!
- 13 青森県のマイカーローンで購入できるのは乗用車だけではない!?
- 14 生命保険や医療保険とセットになったマイカーローンがある!?
- 15 知らずに金利が優遇される場合があるかも?
- 16 青森県のマイカーローンについてのまとめ
青森県でマイカーローンが組める金融機関
金融機関 | 金利(変動) | 金利(固定) | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|---|
青森銀行 | 1.8%~2.3% | 1万円~1000万円 | 6ヵ月~10年 | |
みちのく銀行 | 1.8%~3.55% | 1万円~1000万円 | 6ヵ月~10年 | |
青い森信用金庫 | 2.9%~3.775% | 4.7%~5.9% | 10万円~1000万円 | 3ヵ月~10年 |
三菱UFJ銀行 (全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 | |
青森県信用組合 | 2%~3.2% | 10万円~1000万円 | 10年以内 | |
静岡銀行 (全国対応・来店不要) | 2.4%~3.4% | 100万円~1000万円 | 10年以内 | |
東奥信用金庫 | 2.2%~3.33% | 5.28% | 1000万円以内 | 3ヵ月~10年 |
東北労働金庫 | 2.025%~2.625% | 1.85%~3.15% | 10万円~1000万円 | 10年以内 |
JAつがる弘前 | 1.05%~3.3% | 1.9%~3.05% | 1万円~1000万円 | 6ヵ月~10年 |
損保ジャパン (全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 | |
JA十和田おいらせ | 1.65%~3.65% | 10万円~1000万円 | 6ヵ月~10年 | |
北日本銀行 | 2.6%~3.7% | 10万円~1000万円 | 6ヵ月~10年 |
※表に記載されている金利は、保証料込の場合と保証料が別の場合があります。また、キャンペーンの終了等により金利が変更している場合があります。(内容の詳細に関しては各機関の公式ページにてご確認ください。)
ネット申し込み可全国対応のおすすめマイカーローンはこちら
マイカーローンでの金利は、「金利+保証料の合計」で考える必要があります。
金利のみの表記で判断して保証料を見落としていると、結果的に合計金額が高くなる可能性があるので注意が必要です。
各金融機関のマイカーローンを紹介するサイト上に保証料が別なのか保証料込なのか記載されていますので、必ず事前にチェックするようにしましょう。
変動金利で最安のマイカーローンは、JAつがる弘前
JAつがる弘前では変動金利と固定金利を選ぶことができます。変動金利は最高1.05%と青森県で最安の低金利となっています。
青森県農業信用基金協会が保証会社となる「マイカーローン(一般型)」が一番金利の低い商品ですが、JAという特性上、加入条件として当JAの組合員である必要があります。
また、加入時に18才以上75才未満という年齢の制限もあります。
さらに前年度税込み年収が税込み200万円以上であること。というように収入に関する条件もあります。
なお、自営業者の場合は、税引き後200万円以上の所得があることが条件ですので、給与所得者と自営業者で年収の算定基準が異なってきます。
この点も忘れないようにする必要がありますね。
- JAに給与口座の振込を指定している人 0.6%
(また、給与ではなく、年金の振込指定でもOKです。さらに農産物の販売代金の振込指定でもよいというところがJAらしい点と言えますね。) - JAカードの契約をしている人 0.4%
- JAに公共料金の代金について口座振替を1つ以上指定している人 0.4%
(公共料金とは電気、電話、水道、ガス、NHK受信料を指します。) - JA住宅ローンを利用している人 0.4%
- JAカードローンを契約している人 0.4%
- ガスまたは灯油を定期的に配送している人 0.45%
以上の条件を満たしている人は、なんと最大1.15%も金利が引き下がります。給与口座や公共料金代金振替の指定などは、簡単にできますね。
さらに、今後申し込むという場合でも金利引き下げが適用されますので、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、変動金利1.05%に加えて保証料が別にかかりますので、注意してください。
JAつがる弘前の保証料
保証料は、一括払いが原則で、分割払いはできません。借入期間が長くなるに従い、一度に支払わなければならない保証料も当然高くなります。事前に自分が支払うことになる保証料の金額を調べておくと安心です。
借入期間 | 保証料 |
---|---|
1年 | 0.3049% |
3年 | 0.9113% |
5年 | 1.5264% |
7年 | 2.1486% |
10年 | 3.0975% |
固定金利で最安のマイカーローンは東北労働金庫
東北労働金庫は、東北地方(青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)で営業している金融機関です。
マイカーローンの5年以内の固定金利は通常1.95%ですが、金利の引き下げ条件に当てはまれば1.85%になり、青森県で最安の金利となっています。
ただこの金利は団体会員に適用されますので注意が必要です。
東北労働金庫に出資する団体(A:労働組合、B:公務員の団体、C:勤労者のための福利や共済に関するか活動を目的とする団体の内で決められた条件を満たしている団体)のいずれかに所属しているメンバーのことを指します。
自分が団体会員に当てはまる場合は、ぜひ検討してみるとよいマイカーローンです。
ただし、申込み時の年齢が20才以上であること、完済時に76才未満であることという年齢に関する制限があるため、高校卒業後すぐに就職したけれど、まだ20才に達していないという人は利用することができません。
勤続年数に関しても条件があり、勤続年数が1年以上の人が対象です。
なお、自営業者の人は勤続年数3年以上とサラリーマンと比べ、条件が厳しくなっているのも特徴です。
また、安定した税込みの年収が150万円以上ある必要がありますので、主婦の人で扶養の範囲内で働いている場合や、年によって収入に大きくばらつきがある場合は利用が難しい内容となっています。
下記の条件の内、2項目以上に当てはまるという人は、0.1%金利を引き下げることができます。
A.給与振り込みや年金の振り込みを指定している人
B. 公共料金の口座振替の指定が3項目以上の人
公共料金とは、通信に関わる料金、電気料金、水道料金、NHK受信料・ガス料金を指します。
C.融資(有担保または無担保)の利用者
D.マイプランに契約している人(※マイプランとは、融資金額最高500万円までのカードローンです。)
当金融機関を利用している人にとっては、会社の給料や公共料金の振り込みを既に指定しているという場合もありますので、特別なことをしなくても、0.1%金利が下がってラッキーということもあり得ますね。
東北労働金庫の保証料
保証料は東北労働金庫が負担するため、利用者は支払う必要がありません。
保証料金を支払わなくてよいというのは、利用者にとって大変ありがたいサービスです。
ねらい目は「保証料無料」もしくは「保証料込み」の金融機関
金利の数字だけ見ていると、実は保証料が別にかかるため、かえって負担が増えてしまって困ったという可能性があります。
そういうことにならないためにも、保証料の有無は必ずチェックするようにしましょう。
一見高い金利でも、保証料が含まれている数字ということがあります。
商品パンフレットには保証料込みか別途かかるのか必ず記載されていますので、見落とさないようにしましょう。
金利のふり幅に注意
金利を見ると、〇.〇%~〇.〇%と幅がある場合がありますが、つい安い方の金利に注目してしまい、実際に自分が適用される金利を見落としてしまうことがあります。
しかも安い方の金利の数字が大きく書かれていたり、赤などの目立つ色で書かれていたりするため、余計目がそちらに行ってしまいます。
消費者の心理として、自分が適用される数字が安い方の金利だと思いがちです。でも、ここで冷静にならなければなりません。
一体、自分の金利はいくらなのか、一度立ち止まって、マイカーローンの説明の欄をよく見るようにしましょう。
金利のふり幅について、決定する要因は各金融機関によって異なってきます。
金融機関が金利を決定する条件には、大きく分けて2つの基準があります。どちらを採用しているかは金融機関によって異なってきます。
A.申し込み者の信用情報や取引状況を金融機関が審査して決める場合
B.申し込み者の借入額によって金利が決まる場合
住宅ローン等、その他のローンを利用している場合やエコカー購入の場合に金利が下がる場合もあります。
簡単に言うと、返済に対する信用度が高く、その金融機関にとって取引の多いお客には金利を優遇しましょうということです。
青森県でマイカーローンを実施している金融機関は、申し込み者の借入額よりも取引状況の審査によって金利を決める場合が多く見られます。
収入が低い正社員でもマイカーローンを利用できる?
Aさんは高校卒業後に就職をし、現在就職2年目で20才です。
車好きなAさんは、自分の車が欲しくなりました。
ところが近くの銀行に申込みに行ったところ、所得が基準に達していないと融資を断られてしまいました。
親には頼りたくないし、車を買うのはもっと給料が上がるまで待つしかないかと途方に暮れてしまったAさん。
定職があっても収入があまり高くない場合は、マイカーローンを利用することは難しいのでしょうか。
でも、あきらめる必要はありません。
収入が多少低くても安定した仕事があればマイカーローンの利用は可能です。
そんな人にお勧めなのが、静岡銀行のマイカーローンです。
「青森県なのに静岡銀行?」と思うかもしれませんが、全国対応でネット申し込みできるので、来店する必要はありません。
所得の高い低いではなく、無理のない返済計画を重視しているので、仮審査に申し込みして融資可能かを確認してみると良いでしょう。
定年後、マイカーローンを利用できる?
青森県在住のBさんは、65才で会社を定年しました。
現在は、年金を受給して生活しています。
Bさんは旅行に行ったり、趣味のカラオケをしたりと第二の人生を満喫しています。
ドライブも好きで、時々奥様とドライブするのも楽しみにしています。
現在乗っている車は走行距離が10万kmを超え、そろそろ買い替えたいと考えています。
ところが退職金でローンの残りを完済してしまったため、手元に残っているお金があまりなく、一括払いで車を購入するのは難しい状況です。
Bさんのような定年退職者でもマイカーローンを利用することはできるのでしょうか。
結論から言うと、定年を迎えた人でもマイカーローンを利用できます。
金融機関の説明を見ると、返済完了時に76才未満、または80才未満であれば申し込み可能と書かれていることがあります。
65才以上であれば一般的に年金の受給ができますので、安定した収入があると金融機関から判断されます。
ただし、自分の年齢から借入期間を慎重に考える必要があります。
70才の人が借入期間10年にしようと思っても、返済完了時に76才未満という条件がある場合は、その金融機関のマイカーローンは利用できません。
また、高齢になるにつれて、自身の健康や判断能力に変化が起きる可能性が高くなりますので、その点についてもしっかりと考える必要があります。
80才で借り入れ完了というマイカーローンを利用して車を買えたとしても、80才の時点で果たして自分は車を安全に運転できるだろうか、と一度冷静に考えてみるようにしましょう。
高齢になると、昨年できたことが今年はできなくなったということがいくらでもあります。
自分は他の人とは違うと思いたいのは分かりますが、身体は正直です。
次第に視力や聴力などが衰え、判断力も衰えてしまうのは避けようのない現実です。
もちろん体力や判断力は人によって個人差が大きいため、80才でも若いときと変わらず運転できる人もたくさんいます。
自分の健康状態を客観的に判断し、家族等に意見も聞いた上で、自分は何才まで運転を続けるか決めてから借入期間を決めるとよいでしょう。
手続き上は、70才のときに借入期間10年でマイカーローンを利用することは可能ですが、借入期間をなるべく短くしたり、少しでも年齢の若いときにマイカーローンの利用を開始したりするなどしてリスクを減らすとよいですね。
主婦はマイカーローンを利用できる?
主婦でもマイカーローンを利用することはできるのでしょうか。
お子さんの習い事の送り迎えなど、車を運転する機会が多い主婦も多くいるのではないでしょうか。
結論から言いますと、「専業主婦でパートもアルバイトもしていない」という場合は残念ながらマイカーローンを、ほぼ利用できないという状況です。
青森県の金融機関のマイカーローンに関するサイトの説明を見てみても、安定した収入のある人、安定継続した収入があることという記載が並んでいます。
ただ、100%不可能という訳ではありませんので、保証人をつける、借入額を少額にする、配偶者等他の人の名義で申し込むなどの方法が可能かどうか一度金融機関の担当者に相談してみるとよいでしょう。
パート、アルバイトの人でもマイカーローンを利用できる?
正規社員ではないパートやアルバイトの人は、マイカーローンの利用をすることはできるのでしょうか。
青森県のマイカーローンの申し込み条件を見てみますと、パート・アルバイトの人は申し込みできないと書いてある場合があります。
ただし、よく探してみると、パートやアルバイトでも申し込みが可能と思われる金融機関が見つかります。
JAつがる弘前
例えば、青森県で変動金利が最安の金融機関であるJAつがる弘前の申し込み条件を見てみると、勤続の年数が1年以上あり、前年度の税込み年収が200万円以上であれば申し込みが可能となっています。
これなら例えアルバイトであっても十分クリアできる条件ではないでしょうか。
なお、JAが指定する保証機関の保証を受けることができる人という条件もついていますので、ここで審査に引っかかってしまう可能性はありますが、税込みの年収が200万円を超えているパート・アルバイトの人は、一度担当者に相談してみるとよいですね。
東北労働金庫
さらに青森県で固定金利が最安の東北労働金庫では、前年の税込み年収が150万円以上でも申し込みできるとなっています。
年収150万円以上とは、毎月の給料に換算すると12.5万円です。
パートやアルバイトの人でも12~13万円以上給与所得があるというケースは結構多いのではないでしょうか。
ただし、安定継続した収入という条件がありますので、年によって収入のばらつきが大きい場合は審査に通らない可能性はありますが、例えば派遣・嘱託・契約社員など準社員とも呼べる立場の人はマイカーローンが利用できる可能性が高いと言えますので、金融機関の担当者にその旨伝えてみるとよいでしょう。
なお、東北労働金庫の場合も当金融機関の審査を満たす人という条件が附帯されていますので、年収条件を満たしていても、パート・アルバイトの場合は審査に通らない可能性はありますが、初めからあきらめないで一度聞いてみることが肝心ですね。
青い森信用金庫
さらに、実は青森県には、パート・アルバイトでも申し込みができると利用条件に始めから記載しているマイカーローンがあります。
青い森信用金庫のカーライフプラン・エコという商品です。契約・派遣・嘱託・アルバイト・パートの人でも利用できるとサイト上にはっきり書いてあります。
一定の年収基準をクリアしている必要はありますが、アルバイトの人でも安心して申し込むことができます。
申し込みの際に源泉徴収票を提示して年収の額を証明する必要はありますが、借り入れ金額が100万円以下の場合、この書類を提出しなくてもよいとなっていますので、実質上、年収の額にかかわらず利用できるようになっています。
アルバイトやパートの人にとって、頼りになるマイカーローンですね。
先程、主婦のマイカーローンの利用は難しいとお伝えしましたが、上記の話から分かるように、アルバイトやパートをしていて年収の条件をクリアしている主婦の場合は、マイカーローンを申込できる可能性があると言えますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
就職が内定している人でもマイカーローンを利用できる?
大学4年生で来年春に卒業予定のCさんがいます。
幸い就職の内定をもらいましたので、就職先は決まっています。
大学生のCさんはマイカーローンを利用して車の購入ができるのでしょうか。
勤続1年以上という条件を付けている金融機関が多いのが事実ですので、ほとんどの金融機関では融資を断られてしまうでしょう。
でも大丈夫です。
青い森信用金庫のカーライフプランは、就職内定者でも利用が可能です。
年齢が20才以上、満30才未満であれば申し込みできます。
つまり20代の就職内定者は、仕事を開始する前であっても、内定をもらっていれば利用できるプランなのです。
なお、連帯保証人が必要となるケースが多く見られますので、連帯保証人になってもらえないか両親や親戚に事前に頼んでおくとよいですね。
また、青森県信用組合でも、安定して継続した収入が見込める人は利用できるという条件になっていますので、就職内定者でも十分申し込みが可能です。
さらに、東奥信用金庫でも内定が確定していれば新卒者でも申し込みが可能となっています。
このように青森県の金融機関では就職が決まっていれば、仕事を始める前でもマイカーローンの申し込みができる場合が多くあります。
仕事を始める前に車を買いたいという人はぜひ利用を検討してみるとよいですね。
青森県には若い人や子育て家庭に優しいマイカーローンがあった!
青森県には、若い人や子育てをしている家庭に対し金利の優遇をするなど、若い層を積極的に応援している金融機関があります。
JAつがる弘前では①20~34才の人、②児童手当(子どもが中学校を卒業するまで支給される)を受給している人、③扶養している子どもがいる人に対し、金利を優遇しています。
この3つの項目を満たしている人は、最大1.66%も金利が安くなりますので、子どものいる人はぜひ検討してみるとよいですね。
また、JA十和田おいらせでは、融資申し込みの時点で18才以下の子どもがいる場合、金利を引き下げるキャンペーンを実施しており、子どもがいるお父さん、お母さん達には見過ごせない内容となっています。
青森県信用組合では、大学を卒業する前で、まだ仕事をしていない子どもがいる場合に金利を優遇しています。
このように青森県には子どもの送り迎えなどのために車を購入したいと考えている若いお父さん、お母さんを応援しようというマイカーローンが各種あります。
青森県の自動車購入台数の推移
青森県で新車を購入する人はどれぐらいいるのでしょうか。
一般社団法人青森県自動車会議所が発表している新車の登録数(平成5年~平成29年の25年間)を見てみると下記のような結果が分かります。
平成5年(1993年) 10258台
平成29年(2017年) 11731台
青森県では、この20年間で約14%新車の台数が増えています。ちなみに最高は平成8年(1996年)の14692台です。
平成5年(1993年) 10932台
平成29年(2017年) 18294台
青森県では、20年間で約67%も軽乗用車の新車の台数が増えています。
最高は平成25年(2013年)の25051台です。
上記のデータから分かるように、青森県では軽乗用車の販売台数が大幅に伸びています。
マイカーローンで乗用車を購入する場合も、比較的低価格の軽乗用車を購入する場合に利用しているケースが増えています。
また、エコカー減税の影響もあり、最近軽乗用車の購入台数が特に伸びています。
軽乗用車は、安いものでは新車でも80万円台から購入が可能です。
この金額なら借入期間を短くしてマイカーローンを利用できますので、安い金利が適用でき、金銭的な負担を減らして購入することができます。
仕事をし始めたばかりで貯蓄が少ない若い人にとってもマイカーの購入がしやすくなります。
また、借入期間が短いということは高齢者の人でもマイカーローンを利用しやすくなるという利点があります。
例えば返済完了時に80才未満という条件がある場合でも、返済期間が3年で済むなら77才の人でも申し込みが可能ということにもなります。
青森県のマイカーローン利用時に金利を下げる裏技とは
金利の優遇を受ける方法は実は色々あります。
まず、購入する車のタイプで金利が安くなる場合があります。
例えば青森銀行の場合は、エコカーの購入で金利が0.5%も安くなります。
青森県信用組合でもエコカーの購入で0.1~0.2%金利が安くなります。
エコカーとは、エコロジー(環境)を考慮した車のことです。
電気自動車やハイブリッドカーなどを指します。
電気自動車はガソリンを使用せずに電気を使って走らせるので、排気ガスを出すことがありません。
また、騒音も少ないのも特徴です。
ハイブリッドカーとは、ハイブリッド(2つの要素を組み合わせる)とカー(車)をつなげた言葉で、日本語では複合自動車ともいいます。
ガソリンエンジンと電池モーターという2つの動力源を持つ車です。
電池だけではなく、エンジンを使って走行することもできますので、今までのガソリン自動車と比べ、使用するガソリンの量が少なくて済むという利点があります。
エコカーの購入を促進させるため、政府がエコカー減税を実施していることはよく知られていますね。
青森県内にも電気自動車用の充電スタンドが各地にあります。中には、24時間利用できるという充電スタンドもあります。
この機会にマイカーローンを利用して地球にもお財布にも優しいエコカーの購入を検討してもいいですね。
その他には、青森県信用組合では、定期預金をしている人に金利を下げるという優遇制度があります。
0.1~0.2%も金利が下がりますので、青森県信用組合に預金口座を持っている人は利用しない手はないですね。
また、JAつがる弘前では定期預金残高が100万円以上あるというのが金利の引き下げ条件の一つになっています。
気をつけなくてはいけないのは、「融資実行後」の残高ということです。定期を一部解約して返済に充てたところ、預金残高が100万円を切ってしまったという場合は適用されませんので、注意してください。
ポイントサービスを利用すれば金利が下がる!
青森県に支店を持つ北日本銀行では、ひまわりポイントというサービスを実施しています。
ひまわりポイントサービスとは、お客様との取引状況をポイントに換算して、合計のポイント数に対して金利の引き下げ等を提供するというサービスです。
所有しているひまわりポイントが50ポイント以上ある場合は、マイカーローン利用時の金利が0.2%優遇されます。
ポイントサービスの申し込みで10ポイント、電気料金、電話料金、ガス料金、水道料金、NHK受信料の口座振替申し込みがそれぞれ5ポイント、また、定期預金の額や株の保有数に応じてもポイントが付与されます。
ひまわりポイントの総合計数が50ポイント以上になれば、マイカーローン利用時の金利が0.2%優遇されますので、ぜひ利用を検討してみたいサービスですね。
また、北日本銀行に普通預金口座がある人の場合は、来店しなくても郵送でマイカーローンの手続きができます。
忙しくてなかなか銀行まで行けないという場合でも申し込みができるといのは利用者にとって嬉しいサービスですね。
青森県のマイカーローンで購入できるのは乗用車だけではない!?
マイカーローンで購入できるのは乗用車だけだと思っていませんか。
オートバイなどが購入できるのはもちろんですが、例えば東北労働金庫のサイトを見てみると、マイカーローンの使い道として、自家用車の購入費用以外にも、自家用車に関連する諸費用も使い道として可能となっています。
具体的には、カーナビゲーションシステム(カーナビ)・カーオーディオなどの購入費用にも適用できます。
また、自動車保険・車検の費用や車の修理にも適用が可能です。
マイカーローンが車庫の建設費用にも利用できるなんて随分適用範囲が広いと思いませんか。
また、驚くことに、実は車の免許をこれから取る人でも利用できるのです。
自動車学校に行く場合は、20万円~30万円位の受講費用がかかることが一般的ですが、マイカーローンは自動車免許の取得費用にも適用可能なのです。
これから免許を取って車も買いたい、でも手元に資金があまりないという人でも利用できるというのは本当に有り難いですね。
なお、青い森信用金庫のマイカーローンでは、自家用車だけでなく、船舶の車検、修理、船舶の免許取得費用に対してもマイカーローンを利用することができます。
さらに東北労働金庫のマイカーローンの使い道にはなんとクルーザーやモーターボートなどの海関係の乗り物やスノーモービル、ジェットスキーという雪山で使用する乗り物も適用可能です。
また、東奥信用金庫では、除雪機、水上バイクにも適用可能です。
さらには、みちのく銀行や青い森信用金庫のマイカーローンでも、除雪機やスノーモービル、水上バイクなどの購入が可能となっています。
雪深く、漁業やマリンスポーツが盛んな青森ならではのマイカーローンの使い道ですね。
その他にも、えっと驚かされるマイカーローンの使い道があります。
東奥信用金庫では、なんと電動車いすの購入にマイカーローンを利用することができるのです。
しかも、青い森信用金庫では、電動車いすだけでなく、一般の車いすの購入も可能です。
高齢者や障がいのある人にも優しいマイカーローンですね。
まだまだ驚きのマイカーローンの使い道があります。
青い森信用金庫では、自動車だけでなく自転車の購入にもマイカーローンを利用することができるのです。
自転車なんてローンを組んで買う必要があるの?そんなに高いの?と思った人もいるかもしれません。
実は高額な自転車もたくさんあります。
例えば、電動アシスト自転車やクロスバイクなど10万円以上する高額自転車の購入の際にマイカーローンが利用できます。
生命保険や医療保険とセットになったマイカーローンがある!?
マイカーローンを利用して融資を受けて車を購入したけれど、途中で事故等により障害を負ってしまい、返済が困難になってしまった場合はどうしたらよいのだろうと心配をする人もいるかもしれません。
青森県のマイカーローンでは、なんと生命保険や医療保険とセットになったものがあります。
例えばみちのく銀行のマイカーローンでは、希望する人はマイカーローンの契約と同時に団体生命保険に加入することもできます。
具体的には、マイカーローンの返済期間中に、不幸にも死亡または高度障害を負ってしまった場合、契約者が本来みちのく銀行に今後支払うはずだった金額を生命保険会社が代わりに支払います。
そのためマイカーローン契約者本人の支払いが免除されるという内容の生命保険です。
しかもこの生命保険の保険料はみちのく銀行が支払うため、マイカーローン契約者は支払う必要がないという契約者にとっては大変有り難い内容となっています。
なお、この生命保険にガン保証付きの特約を加えることもできます。
その場合は、金利が0.1%上乗せされる、借入時の年齢が満20才以上満50才以下の必要があるというように一定の条件があります。
ただし、キャンペーン期間中に申し込んだ場合は0.1%の金利の上乗せが無しになるというサービスも行っていますので、サイトを随時チェックしてみるとよいでしょう。
車の購入と同時に、医療面の補償も同時に受けたいという人にとっては、まさに一挙両得とも言えるマイカーローンのプランですね。
知らずに金利が優遇される場合があるかも?
勤めている勤務先の種類によっては、自動的にマイカーローンの金利が優遇されるという有り難い制度があります。
青森県信用組合では、当信用組合の取引企業や事業所に勤務している人は申告すれば金利が優遇されるようになっています。
東奥信用金庫においても、当信用金庫の認定企業や登録事業所に勤務している人の場合は、金利が0.1%優遇されます。
また、インターネットで申し込むだけで金利が下がるというマイカーローンもあります。
JAつがる弘前では、JAネットローンのホームページから申し込んだ場合、0.9%(保証機関が三菱UFJニコス株式会社の場合)も金利が下がります。
ネットを使用しただけで1%近くも金利が下がるなんて驚きですね。
青森県のマイカーローンについてのまとめ
自動車以外、マイカーローンを利用して購入できる物は下記のように多岐にわたります。
・海関係…モーターボート、クルーザー
・雪関係…スノーモービル、除雪機、
・高齢者・障がい者向け…車いす、電動車いす
・自転車…電動アシスト自転車、クロスバイクなど
なお、マイカーローンは、購入費用だけでなく、車検、車の修理、車庫修理、免許取得費用等、車にまつわるその他の費用にも適用されます。
正社員でない場合でも、マイカーローンの利用をあきらめる必要はありません。
アルバイト・パート等、正社員以外でもマイカーローンの申し込みができる可能性があります。
・パート・アルバイト、派遣・契約・嘱託職員の人
・年金生活をしている人
・就職が決まった人
・子どもを扶養している
・児童手当を受給している
・18才以下の子どもがいる
・大学卒業前のまだ就業していない子どもがいる
上記の条件に当てはまる人は、マイカーローンの金利が下がる可能性があります。
子どもがいると何かとお金がかかりますね。
また、習い事などの送り迎えの際に車がもう1台あったら便利という場合もあります。
そのような家庭を応援する有り難いサービスです。
また、申し込み時の年齢が20才から34才以下であればマイカーローンの金利の優遇が受けられるという金融機関もあります。
以上、見てきたように、青森県ならではのマイカーローンの特徴があります。
申し込みできないと思っていたけど、自分でもマイカーローンの申し込みができることが分かったという人もいるのではないでしょうか。
なお、青森県内に在住または在勤、もしくは該当金融機関の営業区域内に在住または在勤していることが条件というように、居住地、勤務地に条件がある場合が一般的ですので、条件に当てはまる青森県の人は今回の記事を参考に、ぜひマイカーローンの利用を検討してみてくださいね。
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