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アールエックスエイト(RX-8)は、マツダが生産していた、世界で唯一のロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。
マツダのロータリーエンジンを搭載したスポーツカーといえば、RX-7というリアルスポーツカーがありましたが、もっと幅広いユーザーにもロータリーエンジン搭載車に乗ってもらえるように、実用性のある4シーターとし、スポーツカーのパッケージングを確保しながら乗降性を確保する為に、観音開きのリアドアという斬新なアイデアを取り入れて登場した、最後のロータリーエンジン搭載車です。
そんなアールエックスエイトですが、買取査定相場を見ると、結構高値での取引がされているようです。
買取り査定額が高いという事は、買取業者はアールエックスエイトを高い値段で買取っても売却すれば十分利益が出せるという事になりますし、車両の売買スピードというか回転も速いので現金化し易いのだと思います。
それだけ、アールエックスエイトの中古車は市場で人気という事ですね。
アールエックスエイトの買取り相場はどれくらい
そんな中古車市場で人気の、アールエックスエイトの買取査定相場を調べてみました。
まず、年式別でのアールエックスエイトの買取査定額をみると、走行距離や程度にもよりますが、10年落ちでもそこそこの金額で買取られています。
基本的にアールエックスエイトはMT車が人気ですが、2007年からはそれまでの4ATから6ATに変更された事もあり、買取り査定の中にAT車の比率も高まっています。
走行距離別に見てみると、やはり他の車と同様に10万キロが買取り査定額の高値が期待できる境目といえますね。
10万キロを超えると買取り査定額もがくんと落ちますので、アールエックスエイトの買取り査定を考えているなら、10万キロになる前に見積もり査定をした方が良いと言えます。
10万キロ以上走っている車は買い取ってもらえる?
車の買取で10万キロ以上走った車は買取ってもらえるのか?
一部の車種によっては10万キロ以上の走行距離でも買取査定で高値が付くものもありますが、基本的には10万キロ以上走ると、買取査定額もがくっと下がる場合が多いです。
そう言った意味からは、基本的には車の買取を考えるのなら、10万キロ以下の走行距離で査定に出した方が買取ってもらえる確率は上がります。
ただ実際、私自身も体験談として紹介していますが、10万キロ以上の走行距離でも結構いい値段での買取に成功したケースもあります。
この理由は、買取業者毎に、そのタイミングで欲しい車種だったり、その車種やカテゴリーの車の販売に独自のルートを持っている(例えばRV専門店など)、海外への販売ルートを持っているなど、それぞれ異なった商売をしているからですね。
なので、10万キロ以上走っている車だからと諦めずに、複数の買取業者に査定見積もりを掛けてみるといいですね。
ある買取業者では査定額が10万円だったけど、別の買取業者だったら30万円で買取ってもらえたというのは、当たり前にある事です。
市場には10万キロ以上走った車が溢れている?
実は10万キロ以上の走行距離の車を持っているユーザーの数はかなり多くて、その要因の一つに、2008年のリーマンショックによる世界的な経済破綻による、消費の冷え込みがあるようです。
もともと自動車は5年5万キロがひとつの買い替えの基準みたいなところがありました。
しかし、リーマンショック直前に5万キロくらいの走行距離の車を買い換えようと思っていたけど、あの状況になったので、それどころじゃなくなった・・
なので、車の買い替えは見送ってもうしばらく乗る事にした。という人が沢山います。
車は耐久消費財であると同時に贅沢品gでもありますから、不景気になったら一番にそこに掛けるお金を削るわけですね。
その後景気がやや回復して、車の買い替え需要も復活してきたのですが、今まで5年5万キロくらいで買い替えていたユーザーが、実際には10万キロくらい乗っても全然大丈夫というのを改めて知った事と、実際に10万キロ以上乗ってみても、致命的な故障も発生しない最近の車の品質の高さもあり、車の買い替えサイクルが長くなったと言えます。
ただやはり10万キロ以上走ると、車の機能が損なわれるような致命的な故障はないにせよ、消耗品などの交換頻度も増えますし、マイナーなトラブルも増え始めて、小さな修理費用が結構積み重なったりします。
故障の中で、修理費用的に大きいダメージを受けるのが、タイミングベルトの折損とラジエターの交換ですね。
この二つは、故障して修理・交換となると基本的に10万円コースです。
通常の買取査定では値段が付かなかった場合
複数の買取査定業者の見積もりでも。やはり買取金額が付かないゼロ査定だった。
こんな時は、廃車専門の買取サービスに依頼するという方法もあります。
廃車専門の買取サービスなら、10万キロ以上の多走行距離の車で、他の買取業者やディーラーで、逆に廃車引き取りに費用が掛かると言われた車も買取ってくれるケースがあります。
その理由は、先にも述べたように、独自の販売流通ルートを持っているからです。
特に壊れない日本車は、その品質が海外で高く評価されており、日本で使われなくなった多走行距離の古い車も、世界中では必要としている顧客が多いということです。
もちろん廃車買取サービスは、廃車手続きは無料で全てやってくれますし、査定価格とは別に残りの自動車税などもきちんと還付してくれるので安心です。
ネットの車買取査定見積もりサービス
車の買取査定の、一括見積もりサービスを申し込みたいけど、自分の名前や住所、電話番号を知らせるのには抵抗があると言った方は多いようです。
その理由を見てみると、一番多いのはインターネット上に個人情報を入力する行為自体に抵抗があるという内容で、一括査定見積もりサービスの素性をよく知らないことからくる不安のようです。
思ったよりネットの車買取査定見積もりサービスの知名度はまだ低いようですね。
一括査定見積もりサービスの運営元は一部上場企業
ネットの車買取査定見積もりサービスはたくさんありますが、基本的にはどのサービスも一部上場企業が運営しています。
つまり、結論から言ってしまうと、ネットの一括査定見積もりサービスは名のある企業が健全な運営しているので安全であるということになります。
現在、ネットの一括査定見積もりサービスで有名なのは、「かんたん車査定ガイド」 、カーセンサー.net簡単ネット査定のふたつで、多くの方が利用されています。
「かんたん車査定ガイド」は、名古屋に拠点を置く、東証一部上場企業の株式会社エイチームという企業が運営しています。
エイチームは、「かんたん車査定ガイド」以外の一括査定見積もりサービスも展開しており、ラジオやテレビCMでも良く見かける「なびくる」というサイトです。
その他にも引越し比較・予約サイト「引越し侍」、結婚式場情報サイト「すぐ婚navi」など、多岐にわたる事業を展開している企業です。
もうひとつの、「カーセンサー.net簡単ネット査定」ですが、これはさらにメジャーな、株式会社リクルートが運営しています。
テレビでもあのオレンジ色のキャラクターが登場するカーセンサーのCMが放映されていますし、カーセンサーnetは中古車検索サイトとして有名で、近所の中古車販売店にもカーセンサーnetの幟を立てたお店があるのではないでしょうか。
個人情報はセキュリティで守られている
大手企業の運営するインターネットサービスは、セキュリティもしっかりしていますので、入力した個人情報が漏えいするような事はありません。
特に両サービス共に、個人情報の入力ページのURLは、httpsといった、通信を安全に行うシステムが組み込まれています。
個人情報の入力が嫌ならオファー型の買取査定という選択肢も
ネットの一括査定見積もりサービスは、基本的に個人情報の入力が必須項目になっています。
一括査定見積もりサービスに入力した車両およびユーザー情報は、提携している車買取業者へインプットされて、買取業者各社が、買い取りを希望されているユーザーとコンタクトを取って、現車確認の日取りや希望査定額の確認などを行います。
なので、正しい個人情報が入力されていないと、買取各社に正確な査定額を見積もってもらう事も出来なくなります。
”今すぐ車を売る気は無いけど、自分の車の現在の買取査定額が知りたい”といった状況であれば、個人情報を入力して一括査定に申し込まなくても、ネット上で「車種名+買取相場」と調べれば概略の金額は知る事が出来ます。
”実際に車を買い替える予定があって、買取査定で下取より高い金額が出れば売りたいけど、個人情報は入力したくない・・”
と言った方には、最近注目されている個人情報の入力が不要なオファー型の買取査定サービスという選択肢もあります。
オファー型の買取査定サービスのメリット・デメリット
オファー型の買取査定サービスは、車両情報とメールアドレス、郵便番号だけを入力すれば、入力したメールアドレスに買取業者から買取のオファーが届き、その中から最高値等、自分で売買交渉したい業者を選んで連絡するといったシステムです。
オファー型買取査定サービスの最大のメリットはやはり、個人情報入力が不要、特に電話番号の入力が不要なので、複数の買取業者から電話が掛かってこないという点です。
一方で、デメリットとしては、
- 登録している買取業者がまだ少ないので、査定金額の差が出ずらい
- ガリバーやカーセブン等の全国展開している大型の買取業者は参加していない
- 地方の買取専門店が多く、自分の地域でオファーが無い場合がある
- オファーを待つ事になるので、売却に時間がかかる事もある
といった事が挙げられます。
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