後遺障害の症状固定とは?時期の目安や時効との関係性

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

交通事故に遭遇して傷害を負った場合、「症状固定後」に後遺障害の等級認定を受けて、後遺障害部分の損害賠償(示談金)を貰うことになります。一方で「症状固定前」の部分の治療費等に関しては、後遺障害部分とは別に請求できます。

「症状固定」は損害賠償の様々な部分に関わってくることになるので、その意味をしっかりと把握しておく必要が有ります。

[myphp file=’kiji-top’]

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

症状固定とは

症状固定とは、病院での治療を進めていく中で、症状がある一定の所までは回復したものの、これ以上治療しても「更なる回復が見込めない状態」や「医療効果が期待できない状態」の事を言います。医学用語でも「症状固定」と呼ぶそうです。

分かりやすい物に「ムチ打ち」の症状が有りますね。ムチ打ちは長期に渡って治療すれば徐々に快方には向かっていくものの、なかなか完治しません。リハビリ等を受けることで、一旦は楽になるものの、数日経つとまた痛みがぶり返し、また治療を受ける・・・の繰り返しになります。

更なる医療効果が期待できない以上、これ以上治療をしても「無駄(言葉は悪いですが)」と医師が判断すれば、そこで「症状固定」となります。そして、これ以上治療をしても回復の見込みが無い部分を「後遺症」と呼び、後遺障害が残った場合には「等級認定」を受けることで、後遺障害に対する損害賠償権を取得する事が出来ます。

後遺障害等級認定の流れ

「症状固定と治療の関係性」を図で表したものが以下のイメージです。

症状固定

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

症状固定の時期の目安は?症状固定は誰が判断する?

損害賠償請求において「症状固定」が如何に大事であるか分かりましたね。では、症状固定の時期は「いつ・誰が」行うのでしょうか?

基本的には医師が「これ以上やっても更なる治癒は期待出来ない」と医学的に判断できた時期に「症状固定」の診断を下します。しかし、本人にまだ違和感が有る場合には、症状固定をせずに治療が継続される時も有ります。

要は患者本人の感覚的な部分も含めて、医師が総合的に判断すると理解しておけば良いでしょう。従って、症状固定の時期は「怪我の種類・本人の怪我の状況」等々により大きく変わるので、画一的な目安を示すことは出来ません。

症状固定の診断を受ける事の意味

症状固定の診断を受けるという事は、その時点までの「治療費・休業損害・入通院慰謝料」しか支払われない事を意味します。つまり「傷害部分の損賠賠償」は症状固定された時点までの部分しか支払われません。

後遺症が残っているなら、その後の部分は「後遺障害の損害賠償」として算定される事は前述した通りです。


従って、症状固定の診断を受ける際には注意が必要です。あくどい損保担当者だと「早めに症状固定の診断を受けたほうが、早めに保険金を支払えるのでお得ですよー」と勧めてくることが有ります。

しかし、一旦症状固定の診断を受けると、それ以降の治療費は支払って貰えませんし、休業損害も貰えません。まだ痛みが続いているのに安易に症状固定の診断を受けると、自腹の医療費が高くなります。必ず主治医の判断のもとで行いましょう。

なお、医師が「症状固定」と判断しているのに、患者本人が「まだ完全に治ってないから・・・。」と言って強引に治療を続けても、その部分に関しては【正当性の無い治療】と判断されて、賠償金が支払われない場合も有ります。

落とし所を理解していないと損をしてしまう事が有りますので、症状が長引くようであれば、交通事故に詳しい弁護士等に症状固定の時期について相談してみた方が良いでしょう。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

症状固定と時効の関係性

交通事故の損害賠償にも「時効」が存在します。長期に渡って損害賠償を請求しないのであれば、権利を放棄したと判断して、それ以降損害賠償請求をする権利が無くなります。

様々なケース・例外が有りますので、一概には言えませんが、交通事故トラブルの時効は「原則3年」です。なお、症状固定を要するような怪我の場合は「症状固定を受けた時から3年」です。事故が起こってから3年ではないので安心して下さい。詳しくは下記記事をご参照下さい。

交通事故の損害賠償請求権の時効

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする