飲酒運転中の交通事故で支払われる保険と支払われない保険

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

「飲酒運転はしてはいけません!」これは当然のことですよね。

飲酒運転は危険なので、取締りもとても厳しいです。

ところが困った事に、「自分は飲酒運転は絶対にしない!」と心に決めて守られている方でも、飲酒運転をしている車から衝突される可能性があります。

もちろん、自分が飲酒運転をしていた訳ではないので交通違反ではありませんが、被害者になることも想定しておかなければなりません。

しかし、ここで問題になるのは飲酒運転をしていた車との交通事故に遭遇した場合「加害者側の自動車保険によって補償を受けることは出来るのか?」という点です。

飲酒運転という重い違反事項に該当していることから、保険金がきちんと支払われるか気になる所ですね。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

自動車保険の免責事項?

一般的に、自動車保険には「免責事項」が約款上規定されています。

保険会社は契約者が事故に遭い損害が発生すると、保険金を支払う事になります。

しかし、免責事項として予め約款で定めている事項が原因で発生した損害に対しては、保険金を支払ってくれないのです。

ちなみに、一般的には戦争による被害や契約者が故意に起こした事故、無免許運転などが免責事項として規定されています。

そして、この保険会社の免責事項の中には飲酒運転(酒気帯び運転含む)が含まれていることが多いのです。

つまり「飲酒運転中に事故を起こした場合は保険金を支払いません」ということです。

何が免責事項として規定されているかは、自身の加入している自動車保険の約款を見て今一度確認しておいた方がいいですね。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

対人・対物は補償あり!

上記で「飲酒運転は保険会社の免責事項に該当し、保険が支払われません」と書きましたが、全ての保険が支払われないという訳ではありません。

免責事項として約款に規定されているのは「搭乗者傷害保険や人身傷害補償保険、車両保険等」です。

飲酒運転という絶対にしてはいけないことをした結果起きた事故なので、事故を起こした人自身や自分の車に対する損害は自分で責任をとってください!ということです。

しかし、飲酒運転をしたからといって、対人・対物賠償責任保険の保険金まで一切出ないとなると、被害者保護が無視されてしまうことになりますよね。

そこで、被害者側に対しては対人・対物の保険金は支払われることになっています。

また、被害者保護を重要視する自賠責保険についても同様に支払がされます。

ではここで、飲酒運転が原因による事故でどの保険金が出るか、について事例で見てましょう。

事例紹介

Aさんは彼女と遊園地にデートに行こうと約束して、気分も高らかに車で彼女を迎えにいき、遊園地を目一杯楽しみました。

遊園地ではフードコートがあったので「少しなら」とビールを2人とも飲みました。

帰りに彼女が「運転の練習もしたいし私が運転するわ」と、彼女が運転をして帰ることに。

その帰り道に、彼女はハンドルとブレーキ操作を誤ってカーブを曲がりきれずにガードレールに衝突し、2人とも骨折するという最悪なデートとなってしまいました。

この事例では、被害(者)はAさんと彼女とガードレールになります。

Aさんと彼女は運転手と同乗者ですから、ガードレールからすると加害者になります。

そして、運転者と同乗者では保険の扱いも異なってきます。

保険金が支払われるかどうかは以下の通りになります。

Aさん(同乗者)彼女(運転者)
対人賠償××
対物賠償○(ガードレール)○(ガードレール)
搭乗者保険×
人身傷害補償×
自損事故×
車両保険××

△になっている箇所は、保険会社や状況によって扱いが異なる可能性があり、保険金が出るか出ないかが不確実であるものです。

表にしてみると、飲酒運転を後悔したくなるほど補償が利かないですね。

「飲んだら飲むな、飲むなら乗るな!」これは絶対に徹底しましょうね。

なお、飲酒運転に対する罰則の厳しさについては「飲酒運転の罰金・点数~酒酔い運転は一発で免許取消し。」で説明しているので参考にしてください。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする