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保険証券を手元に用意してください。
保険証券不発行割引を利用している方は契約会社のマイページにログインして保険内容のページを見てください。
保険証券には契約者の個人情報と契約車両の情報と契約している保険の内容が記載されています。
この保険の内容の内容とにらめっこすることが保険料を節約する第一歩となります。
自動車保険料を見直す時のチェックポイント
不要な特約の見直し
保険証券に特約の欄があると思います。
一度そちらをみてください。
どのような特約を付帯しているでしょうか?まずその特約がいまいちなんなのかわからないといった人はこちらを参考にしてください。
契約した時には必要と感じて付帯した特約でも普段のカーライフの中では必要ないかもと感じるものがあると思います。
契約した時に代理店の営業に勧められて契約した特約は特に不必要と感じるかもしれません。
さすがセールストークですね。
不必要な特約はすぐに外しましょう。
保険料金が高い特約はファミリーバイク特約です。
これは保険会社にもよりますが5,000円から10,000円ぐらいの保険料金になります。
保険料金を思い切って節約するならファミリーバイク特約を外してみてはいかがでしょうか?
車両保険はものすごく高い
大幅に節約するなら車両保険です。
車両保険は保険料の5割前後を占めます。この車両保険をどうするかで保険料金は大きく変わります。
車両保険には一般タイプと限定タイプがあります。
付帯するかしないか、また一般にするか限定にするかによって保険料の節約をする事ができます。その他にも車両保険を安くするコツを載せている記事がありますのでそちらを参考にしてください。
契約車両を運転するのは誰ですか
運転者を限定する事によっても保険料金を節約することはできます。
保険証券に記載されている運転者と今現在契約車両を運転する可能性のある人を比較してみましょう。
契約した時と状況が変わっているかもしれません。
また子供も運転者に加えている場合には運転者の年齢条件を全年齢担保や20才以上担保としていると思います。
この条件に変更した時には保険料がものすごく高くなったと思います。
この場合にも節約するポイントがあります。
これはセゾン自動車火災保険やSBI損保などの子供の年齢条件に関する特約を利用すれば1万円から2万円ほど節約することができます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
割引制度をしっかり利用する
割引制度としてわかりやすい物もあれば名前だけではわかりにくい物もあります。
わかりにくい割引の例えは運転者の年齢条件です。運転者の年齢によって割引を受けることができるのです。
保険証券を御覧ください。
運転者年齢条件といった項目があると思います。これはただ運転者の年齢を記載しているだけではありません。
20才以上、26才以上、30才以上、36才以上など年齢が高くなるほど割引率が高くなります。子供が運転する可能性があったので子供の年齢に合わせていた場合や誕生日を迎えて30才になったなどこういった場合には保険料が安くなりますので契約会社に問い合わせてみましょう。
保険証券を見ながらあなたが契約している保険の内容を一つずつチェックしてください。
上記に示した内容に気になる事があったら契約している保険会社に連絡して試算してもらいましょう。また他の保険会社ではどうなるのか気になるなら比較サイトを利用してみましょう。
補償の数や質を下げれば当然保険料は安くなりますが、いざ事故を起こした時には保険として機能しない恐れもあります。
節約も大切ですが保険としての意味も考えながら見直しをしてくださいね。
専門家からのコメント
水島静香(Shizuka Mizushima)
国内損害保険会社に主に営業として20年勤務。損害保険会社での経験とFPの知識を活かして複数のWebメディアへ寄稿している。
保有資格:FP2級
コメント
車を持っている人に自動車保険は必要です。保険料も安くはありません。しかし、年に何万円も支払っているのに内容をしっかり理解して入っている人は少ないでしょう。
特約の見直しをする際は、補償の重複がないか確認してください。「弁護士特約」や「個人賠償責任保険特約」は家族も補償範囲に含まれます。特に車を複数台持っている人はそれぞれの車に特約をつけていないか証券を見てみましょう。
車両保険をつけると保険料は高くなるため、必要性を再度検討する必要があります。車両保険が必要な場合は、補償範囲を一般タイプにするか限定タイプにするかを選ぶとともに、自己負担金額(免責金額)を設定することも検討してください。
運転者を限定することでも保険料は大きく変わります。年齢条件や家族限定など、現状に合った限定範囲を指定しましょう。
自動車保険を見直せば、あなたに合った補償内容になるだけでなく保険料も節約できます。補償内容は同じでも、保険会社を変えると安くなるケースもあるので、一括見積もりを利用してみましょう。
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