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宮城県には、マイカーローンが組める金融機関がたくさんあります。
宮城県外にも支店を展開しているような金融機関の場合には、県内に住民票を持っていなくてもマイカーローンを利用することは可能ですが、県内の金融機関の多くは、管轄地域内に住民票を持っている人が利用対象となるため、借りる際にはまずその部分をチェックすることをおすすめします。
宮城県内にある金融機関の中から、多くの人が利用している人気のマイカーローンをいくつかご紹介しましょう。
- 1 宮城県でマイカーローンが組める金融機関
- 1.1 ネットを利用すれば365日いつでも対応してくれるJAバンク宮城のマイカーローン
- 1.2 ネットでの申し込みには対応していない杜の都信用金庫「カーライフプラン」
- 1.3 地域限定ではないからりようしやすい三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」
- 1.4 運転免許取得にも使える石巻信用金庫「カーライフプラン」
- 1.5 ディーラーよりも低金利で借りられる仙南信用金庫
- 1.6 エコカーを購入するなら金利がディスカウントされる気仙沼信用金庫
- 1.7 ネットで簡単に申し込める仙台銀行のマイカーローン
- 1.8 金利を選べるのが魅力の東北労働金庫
- 1.9 傷害保険もセットでついている七十七銀行のマイカープラン
- 1.10 勤続2年以上の正社員が対象となるみやしん第一信用金庫のカーライフローン
- 2 宮城県でマイカーローンを利用したい!金融機関の選び方
- 3 金融機関VSディーラーローン
- 4 残価設定ローンとは?
- 5 マイカーローンは借りる前にシミュレーションしよう
- 6 マイカーローンの返済額が高すぎる!どうしたら良い?
- 7 マイカーローンを組むことは得?それとも損?
- 8 まとめ
宮城県でマイカーローンが組める金融機関
金融機関 | 金利 | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|
杜の都信用金庫 | 3.35% | 500万円まで | 10年以内 |
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 |
石巻信用金庫 | 要問合せ | 500万円まで | 最長8年 |
仙南信用金庫 | 4.8% | 最高500万円 | 最長8年 |
気仙沼信用金庫 | 1.9%~2.9% | 最高500万円まで | 最長10年 |
JAバンク宮城 | 詳細は公式へ | 10万円~1,000万円 | 6か月~10年以内 |
仙台銀行 | 1.65%~4.8% | 10万円~1,000万円 | 1年~10年 |
損保ジャパン(全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 |
東北労働金庫 | 2.125%~3.150% | 最高1,000万円 | 最長10年 |
七十七銀行 | 詳細は公式へ | 10万円~500万円 | 6か月~7年 |
みやしん第一信用金庫 | 2.95% | 500万円まで | 3ヶ月~10年 |
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ネットを利用すれば365日いつでも対応してくれるJAバンク宮城のマイカーローン
全国に支店を展開しているJAバンクですが、その中でもJAバンク宮城では、借りやすく無理のない返済ができるマイカーローンを提案しています。
仮申し込みならネットでも可能ですが、正式に契約するためには最寄りのJAバンク宮城まで足を運ぶ必要があります。
保証会社には三菱UFJニコスがつくので、保証人などは必要ない点も魅力です。
JAバンク宮城のマイカーローンは、満18歳から申し込めるのが特徴ですが、年齢制限の上限も完済時の年齢が満80歳未満なら申し込めむことができます。
そのため、高齢者で車の買い替えをしたい人にとっては、借りやすいマイカーローンと言えます。
ちなみに、JAバンク宮城は、全国展開されているJAバンクのネットワークに所属する金融機関ですが、他のJAバンクとは異なるJAバンク宮城ならではのサービスを展開しています。
JAバンクは各都道府県に展開しているため、JAバンク宮城のマイカーローンを利用できるのは宮城県内に住民票を持っている地域住民という条件が付いています。
ネットでの申し込みには対応していない杜の都信用金庫「カーライフプラン」
宮城県内を拠点に運営している杜の都信用金庫は、県内の仙台市を拠点に活動している地域密着型の金融機関で、仙台市内には22店舗、そして近隣市町村に6店舗を展開しています。
杜の都信用金庫では、ここに口座を持っていない人でもマイカーローンを組むことができます。
全てマイカーローンにおいて金利は変動金利が採用されていていますが、杜の都信用金庫に口座を持っている人で給与振り込みや公共料金の振り替えとして利用している顧客だったり、定期預金や定期積立金などを行っている顧客の場合には、金利を1%引き下げて2.35%と低金利で借りることが可能です。
ディーラーでローンを組むよりも低い金利となるので、普段からこの銀行を利用している人なら、ぜひ検討したいマイカーローンではないでしょうか。
さらに、このマイカーローンは、自分名義の車やバイクの購入費用として利用できるほか、車庫を設置するための費用として借りることも可能です。
さらに、車の名義は自分以外でも配偶者、子供や孫、両親等直系なら利用可能となっている点が特徴的なローン商品です。
地域限定ではないからりようしやすい三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」
メガバンクの一つである三菱UFJ銀行は、全国に支店が展開されている銀行で、宮城県内には仙台支店と仙台中央支店と2店舗が展開されています。
どちらも仙台市内ですが、この銀行からラインナップされているマイカーローン商品となる「ネットDEマイカーローン」は、住んでいる地域に関係なく利用することができる借入商品として人気があります。
金融機関のマイカーローンの多くは、その銀行に口座を持っていることが条件となることが多いのですが、ネットDEマイカーローンは三菱UFJ銀行に口座を持っていない人でも申し込めるのが特徴です。
さらに、ネットで申し込みができるので、そばに店舗がなくても問題ありませんし、他社から高い金利で借りてしまった場合の乗り換えローンとして利用することもできます。
運転免許取得にも使える石巻信用金庫「カーライフプラン」
宮城県石巻市を拠点とする石巻信用金庫は、石巻市を中心に県内に広く12の支店を展開しています。
県内でも遠方に住んでいる人にとってはロケーション的に利用しにくいと感じるかもしれませんが、周辺エリアに住んでいる人にとっては、マイカーローンを利用する際にもまず最初にチェックしたい金融機関ではないでしょうか。
WEB上ではあまり詳細な情報を公開していない石巻信用金庫のカーライフプランは、地域住民を対象としたマイカーローン商品です。
自動車やバイクの購入のために利用できることはもちろんですが、それ以外にも運転免許の取得にかかる費用を賄うなど、幅広い用途に利用できるという点が魅力のローン商品となっています。
このマイカーローンについての問い合わせは、銀行の窓口や電話に加えてネットでも受け付けています。
ネットを利用すれば24時間いつでも質問や相談ができますし、対応が迅速なので便利です。
ディーラーよりも低金利で借りられる仙南信用金庫
宮城県の中でも白石市に本店を持つ仙南信用金庫は、県内に広く16店舗を構える地域密着型の金融機関として愛されています。
そんな仙南信用金庫のマイカーローン「せんなんマイカー応援団」は、ネットで仮申し込みをして審査を受けたい人にピッタリの商品です。
正式に契約するためには来店する必要がありますし、対象となるのは県内で生活している人ですが、仙南信用金庫は県内にたくさんの支店を展開しているので、足を運びやすいロケーションで見つけると良いでしょう。
せんなんマイカー応援団の金利は、宮城県内の他の金融機関と比べるとやや高めとなっています。
しかしそれでもディーラーを通して組むマイカーローンの金利よりも低いことが多いのでおすすめです。
もしも他の金融機関でマイカーローンが組めなかった場合でも審査に通る可能性があるので、ぜひトライすることをおすすめします。
さらに、仙南信用金庫のマイカーローンは、自動車やバイクの購入以外にも、免許取得や車検、オプションの購入などに使うこともできるトピう特徴があります。
返済は元利均等返済のみとなっていますが、正社員ではなくパートで働いている人でも借りられるという魅力がある商品です。
エコカーを購入するなら金利がディスカウントされる気仙沼信用金庫
気仙沼信用金庫は、宮城県気仙沼市に本店を構え、周辺地域に12支店を展開しています。
大正15年に創立した金融機関で、地域住民の生活と金融を支え続けてきた地域密着型の銀行として人気がありますが、そんな気仙沼信用金庫の「カーライフプラン」は、他の金融機関と比較してたくさんのメリットがあります。
まず1つ目は、ローン申し込みに年齢制限の上限が設けられていないので、高齢者でも車の買い替えなどに申し込むことが可能です。
2つ目は、エコカーを購入するためのマイカーローンとして利用する際には、固定金利の2.9%をディスカウントしてもらうことができ、年利1.9%で借りることができます。
気仙沼信用金庫では、低金利の代わりに保証料が年0.78%かかり、別途で徴収されますが、それを含めても低金利で借りたほうがお得になることが多いようです。
借入金額の上限が500万円なので、もっと高級な自動車を購入したい人にとっては、このカーライフプランだけでは十分な資金を調達できない可能性はあります。
借りる際にはその点をよく考えたうえで決断したいものです。
ネットで簡単に申し込める仙台銀行のマイカーローン
仙台銀行は、宮城県仙台市に本店を持つ第二地方銀行で、仙台市内はもちろん市外にも店舗を展開していますが、宮城県外には店舗を持たないという特徴があります。
そんな仙台銀行のマイカーローンは、店頭に足を運んで申込むよりもネットで申し込むことによってたくさんのメリットがある借入商品です。
1つ目のメリットは、ネットで申し込めるので時間やロケーションを気にすることなく24時間いつでも自分のペースで申し込めるという点です。
2つ目のメリットは、ネットで申し込むと金利がなんと0.1%優遇してもらえるシステムとなっているので、お得に借りられるという点です。
その他にも、仙台銀行のマイカーローンでは金利優遇措置があり、仙台銀行で住宅ローンを組んでいる人や年金を受給している人、給与振り込み契約をしている人等は金利を0.2%ディスカウントしてもらえますし、カードローンエクセレントを利用している人もまた、金利は0.2%ディスカウントされます。
金利は最大で0.5%までディスカウントしてもらえるので、普段から仙台銀行をメインバンクとして活用している人なら、お得にマイカーローンを利用できるでしょう。
金利を選べるのが魅力の東北労働金庫
東北労働金庫のマイカーローンは、自動車の名義本人もしくは直系2親等以内の親族が自動車やバイクの購入資金として利用できる借入商品です。
それ以外にも免許取得やカーナビやカーオーディオの購入や設置に利用することもできますし、他社からの乗り換えローンとして利用してもOKです。
さらに、対象となるのは自動車やバイクの他に、クルーザーやスノーモービル、ジェットスキー、モーターボートなど幅広く対象となている点が特徴です。
東北労働金庫のマイカーローンでは、金利は固定金利か変動金利かを選ぶことができます。
また返済方法も、元利均等毎月返済だけでなく、ボーナス払いができる元利均等加算併用返済などもラインナップされているので、ライフスタイルに合わせて払いやすい返済方法を選べるという魅力があります。
さらに、東北労働金庫をメインバンクとして使っている人なら、マイカーローンの金利を0.10%ディスカウントしてもらうことができるので、お得に借りやすくなります。
傷害保険もセットでついている七十七銀行のマイカープラン
宮城県内で生活する地域住民を対象としている七十七銀行は、県内はもとより県外にも広く全国規模で店舗を展開しているのが特徴で、その支店数は全国合わせると142店舗もあります。
もともとは明治5年に設立が開始された国立銀行の一つで、明治11年に77番目の国立銀行として設立されたことで、七十七銀行という銀行名となっています。
七十七銀行のマイカープランは、店頭や郵送、FAX、そしてネットでも申し込むことができる便利な借入商品です。
借入の目的は自動車やバイクの購入費用として利用できるのに加えて、メンテナンスや車検、保険料の支払いなどに利用することもできるのが特徴です。
この七十七銀行のマイカープランは、他の宮城県内の金融機関と比べると大きな特徴があります。
それは、傷害保険がセットになってついてくるという点です。
セットにする事によってローンの返済額が高くなるというわけではなく、万が一に備えて無料で傷害保険をつけてもらうことができます。
かかる保険料は七十七銀行が負担してくれるのですから、これは大きなメリットと言えるでしょう。
勤続2年以上の正社員が対象となるみやしん第一信用金庫のカーライフローン
宮城第一信用金庫のマイカーローン「カーライフローン」は、正社員として2年以上の勤続年数がなければいけないという若干高めのハードルはあるものの、クリアできれば毎月余裕をもって返済できるマイカーローン商品となっています。
金利は固定金利で年2.98%ですが、保証料を含めると年3.76%となり、他の金融機関と比較して若干高めです。
しかし、ディーラーのローンと比べると低金利なので、もしも他の金融機関で審査に通らなかった人は、ぜひチャレンジしてみたいマイカーローンと言えるでしょう。
宮城県でマイカーローンを利用したい!金融機関の選び方
宮城県内には、マイカーローンという借入商品を提供している金融機関がたくさんあります。
それぞれ特徴が異なり、借入可能な限度額や返済期間、借りる目的や金利等が異なります。
そのため、マイカーローンを利用する際には必ず複数の金融機関の商品を比較して、少しでもお得に借りられるローン商品を見つけることをおすすめします。
宮城県内でマイカーローンを利用したいと考えたら、まず最初に普段使っているメインバンクから提供されているローン商品をチェックしてみましょう。
普通預金の口座を持っているだけでなく、給料の振り込み口座として利用していたり、家賃の引き落としや光熱費の振り替えなどに利用している場合には、それだけでマイカーローンの金利を少しディスカウントしてもらえる金利優遇措置がついている銀行はたくさんあります。
それに、すでに口座を持っている銀行を利用すれば、毎月のローン返済についても不便な手続きがなくて楽です。
もしも自分がメインバンクとして利用している金融機関のマイカーローンが他の金融機関のものと比較しても魅力的な場合には、迷わずその借入商品を利用するのがオススメです。
しかし、他の金融機関のマイカーローンと比較した時になんとなく金利面がイマイチだったり、借入限度額が低くて十分ではないな、という場合には、口座を持っていない金融機関も含めて検討してみましょう。
金融機関VSディーラーローン
自動車やバイクを購入する時には、自分でマイカーローンを探さなくてもディーラーや中古車販売店が「すぐに審査できるので大丈夫ですよ」「こちらで提携しているローン会社があるので」と言ってくれることが大半です。
これらはディーラーローンと呼ばれるもので、自動車の購入目的で借りるという点では金融機関から提供されているマイカーローンと変わりませんが、金利面や審査の通りやすさなど、様々な点が異なります。
どちらがお得かはケースバイケースですが、違いを理解しておけば自分がいざマイカーローンを探す時には、賢く選択できるでしょう。
手続き方法が違う
金融機関のマイカーローンを利用する場合には、基本的には申し込みから審査を受けて借りるまでの手続きはすべて自分で責任をもって行うことになります。
金融機関の中には審査に数日という期間を要するところもあるので、もしもマイカーの購入を検討している人で金融機関のローンを利用したい場合には、欲しい車を見つける前の段階で仮審査だけ受けておくという方法がオススメです。
仮審査というのは、銀行側にとってはその人に融資しても大丈夫かどうかという点をチェックするだけでなく、いくらまでの借入なら許可できるのかという点についても判断してくれるプロセスです。
この仮審査を受けておくと、実際に欲しい自動車を見つけて本審査を受ける時には、時間がかからずにサッと審査に通れるというメリットがあります。
一方、ディーラーローンの場合には手続きはほぼすべて自動車を購入するディーラーか中古車販売業者が記入してくれることが多いものです。
申込書への記入は利用する本人が記入しますし、署名捺印などもすべて本人がしなければいけませんが、どんな書類が必要だという点は業者側が把握しているので、利用する側は言われた書類を持参すれば、向こうでコピーを取ってくれます。
ただし、これらは自分でしてもそれほど難しい作業ではありません。
審査基準が違う
金融機関のマイカーローンとディーラーローンとでは、審査基準が大きく異なります。
借りやすさで言うなら、ディーラーローンの方が審査に通りやすいので借りやすくなります。
金融機関における審査では、それぞれの金融機関ごとに設定した審査条件によって厳しく審査を行いますし、信用金庫や労働金庫などは低金利で借りやすいというメリットがある反面、審査に時間がかかりやすいというデメリットがあります。
そのため、今すぐに審査に通って自動車を買いたいという人にとっては、早めに申し込むなどの工夫をする必要があります。
金融機関の中でも、低金利で借りられる銀行は比較的審査基準が厳しいことが多いものです。
そのため、もしも銀行Aの審査に通らなくても、別の銀行Bでは審査に通る可能性があります。
もしもディーラーローンよりも低い金利で借りることができるのなら、複数の銀行ローンに挑戦して少しでも低金利で借りるための努力をする事をおすすめします。
借りる目的が異なる
基本的に、マイカーローンは低金利で借りられるというメリットがある一方で、借りる金額は自動車の購入に必要な金額ピッタリの額と決められてます。
少し多めに借りて生活費に回したいなと思っても、それはできません。
宮城県内の金融機関でもそれは同じで、自動車やバイクの購入費用以外に車検にかかる費用やメンテナンスにかかる費用として借りることが出来たり、免許取得のための費用を捻出するために借りられるなど、マイカーローンの適用範囲が比較的広くなっていますが、それでも少し多めに借りて生活費とかデート代にする事はできません。
一方、ディーラーローンの場合には、運転免許取得費用や車検費用、メンテナンスにかかる費用としても使うことはできず、基本的には自動車やバイクを購入する際にかかる費用のみの借入となります。
ただし、購入時にオプションを取り付けるなどして購入金額が高くなった場合でも、金額が明確に分かっている場合にはそうしたオプション代も含めてローンを組むことは可能です。
残価設定ローンとは?
テレビのCMで名前を聞いたことがあるという人が多い残価設定ローンとは、マイカーローン商品の一つです。
宮城県内も残価設定ローンを利用することは可能ですが、金融機関からラインナップされている借入商品ではなく、ディーラーが提供している借入商品となります。
この残価設定ローンというのは、自動車の下取り価格をあらかじめ予想して、その分を最初から据え置きましょうという考え方のローン商品です。
例えば200万円の自動車を購入する場合、10年ローンを完済した後に買い替えなどで下取りに出すとしたら、その時には下取り価格が発生するわけです。
もしもこの下取り価格が50万円んだとしたら、10年のマイカーローン完済時には下取りに出しますという約束をしてローンの借入額を200万円ではなくて下取り価格の50万円を差し引いた150万にしてもらうことができれば、毎月の返済額がずいぶん楽になるでしょう。
これが、残価設定ローンです。
1つ目の落とし穴は、残価を設定した時の自動車の価格はあくまでも予想に過ぎないため、実際の下取り価格が予想よりも低くなってしまう可能性があるという点です。
もしも50万円で下取りしてもらう設定になっていた車が、実際には30万円の価値しかなくなっていれば、差額の20万円はその時に自己負担で支払う義務が発生します。
ローンを完済したから支払い義務がなくなるというわけではないのです。
2つ目の落とし穴は、残価設定に関してはいろいろな条件が課せられているという点です。
例えば走行距離やメンテナンスなどは条件が付けられるので残価を維持するためには完済までの期間ずっとルールを守らなければいけませんし、ウッカリ事故を起こしてしまうと、それだけで残価が急落してしまうことになります。
3つ目の落とし穴は、もしも残価を一括で支払うことが出来ずにさらにローンを組みたいという場合には、そのローンに対して利息が発生するという点です。
つまり、最初に残価設定ローンではなくて通常のマイカーローンを組んだ時と比較すると、完済までに支払う返済額の合計が高くなってしまう可能性があります。
マイカーローンは借りる前にシミュレーションしよう
宮城県内の金融機関でマイカーローンを借りる際には、必ず事前に毎月の返済額がいくらになるのか、その返済額は家計をどのぐらい圧迫するのかという点について、具体的にシミュレーションすることをおすすめします。
本体価格が高額な自動車を購入する場合には、どうしても毎月の返済額は高くなりがちですし、毎月の返済額を低く抑えるとなると返済期間が長くなることでしょう。
それぞれ毎月マイカーローンの返済にいくらまで支払えるのかという経済力には個人差があるので、具体的な数字でいくらならOKでいくらは高すぎるということは難しいものです。
しかし、毎月自分のお給料がいくらなのかは誰もが把握していますし、家賃や光熱費、食費、交際費などを差し引いてマイカーローンの返済にいくらまで費やすことができるのかという点は、これから始まる長いローン返済生活においてはとても大切なポイントとなります。
金融機関のマイカーローンの公式サイトの中には、こうしたシミュレーションができる機能が搭載されているものがあります。
シミュレーションの方法はそれぞれ異なっていますが、借入金額と返済方法を選択すると、毎月の返済額が表示されるというタイプが多いようです。
いくら借りると返済がいくらになるのかという点を知りたい時には、とても便利な機能なので、ぜひ活用することをおすすめします。
マイカーローンの返済額が高すぎる!どうしたら良い?
欲しいなという自動車を見つけてマイカーローンを組みたいけれど、毎月の返済額が高すぎて、家計を圧迫することは間違いない、ということは少なくありません。
何とかなるさ、というポジティブな気持ちでそのまま毎月の返済ができないと分かっているマイカーローンを借りることは、決して賢明ではないでしょう。
その場合には、いくつかの選択肢の中から自分なりに妥協点を見つけることが大切です。
マイカーローンの返済額が高すぎるということは、借入額が高いということでもあります。そのため、今すぐに購入するのではなく、頭金を貯めて借入額をある程度低く抑えられるようになるまで、自動車やバイクの購入は我慢するという方法が賢明です。
マイカーローンでは、頭金ゼロでも借りられる商品がたくさんありますが、借入金額が高くなればなるほど、どうしても毎月の返済額は高くなります。
返済額を低く抑えたいのなら、借入額を低くする方法を模索するのが賢いでしょう。
同じ借入額と返済期間でも、適用される金利が異なれば、毎月の返済額は大きく異なります。
そのため、もしも毎月の返済額に納得できない場合には、ほかの金融機関のマイカーローンを比較して、少しでも返済額を低くできるローン商品を探すという方法がオススメです。
宮城県内ではマイカーローンを取り扱っている金融機関はたくさんありますし、金利優遇措置を利用すればさらに金利をディスカウントしてもらえる特典がついている所も多いものです。
金利を可能な限り低く抑えることによって、毎月の返済額を低く抑えて毎日の生活により大きな余裕を出すことができるでしょう。
毎月の返済が生活を圧迫する場合には、借り入れの返済期間を長くすることによって、毎月の返済を少なくできます。
宮城県内にはたくさんの金融機関があり、その中には返済期間の上限は最長で10年までと設定されている所も複数あります。
返済期間が3年と10年とでは、毎月の経済的な負担には雲泥の差が出ますから、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
マイカーローンを組んで自動車を購入すること自体は、珍しいことではありません。
しかし、毎月の返済額が高すぎて生活を圧迫するというのは、一般的ではありません。
もしかしたら、身の丈に合わない自動車を購入しようとしているのかもしれません。
自分が気に入った自動車だと思っても、金額が高ければ自分には分相応ではないと考えて、別の車種を選ぶという方法も対策の一つと言えます。
どうしてもその車種が欲しい場合には、年式を少し古いものにするとか、走行距離が少し多めのものにするなど、妥協できる部分を妥協することによって、自動車の購入価格を低く抑えることができます。
新車で買いたいけれど返済額がキツイという人なら、展示として使われていた新古車を選んだり、中古車でも6か月落ちとか1年落ちなど比較的新しい年式の物を選べば、新車と変わらない乗り心地を楽しむことができて、購入価格が低くなるので毎月の返済を低く抑えることにつながるでしょう。
マイカーローンの中には、年に2回のボーナス払いをする事によって、その他の月の返済額を低く抑えられるという借入商品があります。
年に2回のボーナスをもらっていない人でも利用することは可能ですが、毎年6月と12月にまとまった金額の返済が来るというのは大変なので、実質的にはボーナス払いはボーナスを年に2回受け取っている人のための特典だと考えるのがオススメです。
ボーナス払いを利用する場合、ボーナス払い月にいくらぐらい支払うかという点については、いくつかの選択肢があるので、自分で選ぶことができます。
ボーナスでいくら払うと毎月の返済額がこのぐらいになるという点をシミュレーションしながら決めると良いでしょう。
ただし、このボーナス払いは、マイカーローンを完済するまで続くものです。
そのため、完済前に転職したりして新しい職場ではボーナスが支給されなくなった場合でも、ボーナス時にはまとまった金額での返済が求められます。
その点は理解しておきましょう。
もしも転職してボーナスがなくなり、ボーナス払いができないという場合には、別のマイカーローンへ乗り換えるという選択肢もあります。
宮城県内の金融機関の多くは、別のマイカーローンからの乗り換えにも対応しているので、きつくなったら無理をして返済できなくなってしまう前に、ぜひ金融機関に相談することをおすすめします。
マイカーローンを組むことは得?それとも損?
マイカーローンで自動車を購入する人はたくさんいます。
銀行口座に現金で自動車を購入出来るだけの資金を持っている人でも、マイカーローンを組む人は多いでしょう。
現金で購入出来る資金力がある人にとっては、あえてローンを組むことが賢いのか、それとも金銭的に損をする事になるのかは、悩むポイントではないでしょうか。
現金で一括購入ではなく、マイカーローンを組んで自動車を購入することには、メリットがあります。
それは、手元に十分な金額の現金が残るので、万が一のときには速やかに対応しやすいという点です。
例えば自動車を購入する際に、現金で一括購入して、その結果、口座の残高が空っぽになってしまったとしましょう。
人生、いつどのようなことが起こるか分からず、いつどんなことに緊急な出費が必要になる蚊も分かりません。
もしも自動車を現金で一括購入した後に、病気で多額の医療費がかかることになったら、どうしますか?
もしも自動車の事故で修理代が必要になったらどうしますか?現金が手元にあれば、そうした万が一の時にも速やかに対応できますし、精神的にも安心です。
マイカーローンを組む際には、どんな低金利の借入商品でも、金利が0%というものはありません。
必ず金利が発生し、毎月の返済では元本返済分に金利によって計算された利息を上乗せして返済することになります。
現金で一括購入する場合だと、この利息分の支払いは必要ありませんから、ローンを完済するまでに支払う金額の合計という点では、マイカーローンを組んだ場合の方がはるかに大きくなります。
この点は、デメリットと言えるでしょう。
一般的に、マイカーローンを組んで返済する場合、金利が高い方が完済までに支払う利息分は多くなりますし、ローン期間が長い方が完済までの利息支払い分は多くなります。
もしもマイカーローンを組んで自動車を買うことを検討しているけれど、できるだけ完済までの利息分を少なく抑えたいという場合には、ローンの期間を短くしたり、低金利で借りられる金融機関を探すという方法がオススメです。
まとめ
宮城県にはマイカーローンを借りられる金融機関はたくさんあります。
そのため、多くの選択肢の中から自分のニーズや借り入れの際の条件などに合わせて、ピッタリのローン商品を見つけることができるでしょう。
ディーラーローンと比較すると金融機関のマイカーローンでは審査にかかる時間が長くなりますから、お気に入りの車を見つける前に仮審査だけでも受けておくことで、スムーズに車の購入ができます。
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