下請け業者の起こした事故は元請業者にも責任有るか?

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

下請け業者

会社は従業員が起こした事故に対して運行供用者としての責任を負います。

合わせて読みたい

従業員が会社の自動車を使用した場合の会社の運行供用者責任

 

では、会社の従業員ではなく下請け会社の従業員が起こした事故はどうなるでしょうか?

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

下請け業社の事故は元請け業社の責任

元請け業者の責任が発生する事例

B社(下請け業者)は普段からA社(元請け業者)の商品の運送業務を請け負っていました。

ある日A社から電話が入り「大至急商品を運んで欲しい」と連絡が・・・。

他の仕事で手一杯ではあるものの普段から懇意にさせてもらっているA社の頼みを断る事はできないのでB社は請負う事にしました。

頼んだA社は「これで商品が無事に届く」と一安心。

ほっとしていた所、電話の音が事務所に鳴り響きました。

電話の相手はB社でした。

「申し訳ございません。運送中に人身事故を起こしてしまい商品を約束の時間までに届ける事ができなくなりました。誠に申し訳ございません。」

事故日から1か月後、A社の社長は渉外担当から思わぬ報告を受けることになります。

「先月のB社の起こした交通事故の被害者が我が社に損害賠償請求をしてきました。」

社長は下請け業者の事故なのになぜうちが損害賠償請求を受けなければならないのかと顧問弁護士に聞いた所、弁護士曰く

「下請け業者が起こした事故であっても元請け業者には運行供用者・使用者の責任があります。

また今回の場合には大至急商品を運んでくれと下請け業者に無理な運送を頼んでいることから今回の事故を予見できた可能性もあるためでしょう。」

A社は泣く泣く損害賠償に応じました。

以上、元請け業者が損害賠償請求を受ける事例でした。

このように下請け業者が起こした事故であっても元請け業者が責任を負う事があり、事例以外でも以下のような場合には責任を負う可能性があります。

そのほか元請け業者に責任が発生するケース

  • エピソードのように急げば事故を起こす可能性があり、下請け業者の業務員の行為を予見できた場合
  • 元請け業者が現場監督者を出していて指揮監督権があった場合
  • 元請け業者が荷の積み下ろし場所や日時などを指定し間接的に指揮監督権があった場合

下請け業社が第一義的に負担すべきですが資力がなく保険にも加入していないような場合には被害者は元請け業社に対して損害賠償を請求してくるでしょう。

したがって、元請け業者としてはリスク管理として下請け業者の任意保険への加入状況なども契約の際にチェックする事が重要になります。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

【コラム】運送会社のトラックの走行速度

自動車で運転していたら軽い渋滞に捕まってしまう事がよくあると思います。

その原因は交通規制であったり事故であったりただの信号待ちであったりしますが、たまに渋滞の先頭が運送会社のトラックの時がありませんか?

渋滞の先頭になっているトラックは法定速度遵守車両の文言「法定速度遵守車両です、お急ぎの方はお先にどうぞ」などが記載されているトラックの場合が多くないですか?(当然、トラックは基本的に重量もありますし走行速度は遅いという点も有るとは思いますが・・・)

■法的速度遵守車両のステッカーの主目的

  • 社内のコンプライアンス
  • 安全運転の啓蒙
  • 安全運転をしている事への社会へのアピール 等

色々考えられますが、元請け業者が下請け業者の事故の責任を負う可能性がある事を考えると、もしかしたら元請け業者からの指示なのかもしれませんね。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!