車の名義は法人だけど自動車保険の契約は個人でしたい!それって可能?

Advertisement(広告)

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

自動車保険

会社(特に家族経営など小規模の会社)を経営している方が、車を買う際に悩む事の1つとして「車は法人(会社)で買いたいけど、自動車保険の契約は個人でしたい」というものが有ります。

自動車保険を法人名義にすると等級が6に戻ってしまうので、個人名義の時と違って保険料も高くなりがちですからね。

会社を作ったばかりの人や、自営業から法人成りした人などは、特にこういう思いがあるでしょう。

そこで、この記事では「車の名義は法人だけど、保険は個人名義で加入することができるのか?」について見ていくと共に、その場合の”経費の処理の仕方(会社・個人どちらに付けるか)”についても見ていきます。

 

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

車の名義と保険契約者は別でOK

OKサインをする女性

一般的に、車の名義(所有者)と自動車保険の契約者は同じになります。

しかし、必ずしも同じである必要は無く、以下のような契約も可能です。

  • 「車の名義は法人」「保険契約者は個人」
  • 「車の名義は個人」「保険契約者は法人」

個人名義に関しては、法人の代表者(社長)である必要もないので、社長以外の方が名義人となる契約でも成立します。

但し、社長以外の従業員等が名義人となると、その方が退職した際に契約を再度締結しなければならないので面倒です。

従って、よほどの理由がない限りは社長が名義人となる事をオススメします。

:「【保険契約者は法人】【記名被保険者は社長の配偶者や同居の親族】」の様な場合、贈与として扱われる事もあるので注意して下さい。

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり

個人と法人間での等級引き継ぎは「原則×」

冒頭でも触れた様に、車の名義を法人にして自動車保険の契約を個人にする理由の多くは、「等級が下がるのが嫌だから」ですよね。

個人同士(配偶者や同居の親族)であれば等級の引き継ぎが可能ですが(関連記事:自動車保険の等級を家族間で引継ぎする場合の注意点)、法人と個人は全く別物です。

法人の代表者が名義人になるとしても、等級の引き継ぎは原則出来ません。

登記後1年以内の新設法人等であれば「個人⇒法人」の等級引き継ぎが可能

但し、法人登記後1年以内の場合は「【車の名義:社長】【保険契約者:法人代表者】」であれば、等級の引き継ぎが可能となります。

この辺りの詳細については下記記事で具体的に解説していますので、興味のある方はそちらを参照して下さい。

合わせて読みたい

自動車の等級を個人から法人に引き継ぐための要件・手続き

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

保険契約者が個人でも保険料を法人の経費にできる?

税金

法人で使用している車に個人で保険加入した場合、等級が高い方の保険料は安いままで済みます。

しかし、経営者としてはその保険料を「法人の経費に出来るのか」という点が気になりますよね。

この点、税金の世界では実質所得者課税の原則法人税法第11条)が採用されています。

簡単に言うと、「表面上の名義ではなく実質的な所有者等に所得を帰属させる」というものです。

(実質所得者課税の原則)
第十一条  資産又は事業から生ずる収益の法律上帰属するとみられる者が単なる名義人であつて、その収益を享受せず、その者以外の法人がその収益を享受する場合には、その収益は、これを享受する法人に帰属するものとして、この法律の規定を適用する。

参考:実質所得者課税の原則は、「収益」に関する規定ですが「費用(経費)」に関しても同様に考えて問題無いでしょう。

従って、法人で車を使用しているのであれば、個人で保険に加入していたとしても会社で経費計上(損金算入)する事が出来ると考えられます。

代表者以外の方が名義人となる場合など、特殊なケースでの経費性については、管轄の税務署や税理士等に相談する様にして下さい。

Advertisement(広告)
Advertisement(広告)

まとめ

いかがでしたか?

法人名義の車に個人で保険に加入出来る事が分かりましたね。

とはいっても、長期にわたって法人を経営していくのであれば、車も保険も法人名義にした方がややこしくなくて良いでしょう。

参考:保険を法人名義にした場合、「運転者限定不可のケースが多い」「人身傷害が搭乗中の傷害に限定される」「ファミリーバイク特約が付けられない」「ロードサービス無しのケースがある」「「ダイレクト型保険に加入出来ない事がある」など、個人で加入する場合と異なる点があります。

 

Advertisement(広告)
インズウェブ自動車保険一括見積もり
損保との違い
Advertisement(広告)

最新Newsを『X』で確認!『X』開始しました

【人気各社に個別見積もり】

ある程度、自身で保険会社が絞られている方は、個別に見積もりしていく事も個別の内容把握や対応が少なくなるので、オススメです。

気になる自動車保険会社だけに無料で個別見積もり!

自身の状況を反映させ、大まかな契約概要を把握する

自身である程度、保険会社が絞られている方は『個別見積もり』もオススメでしょう。

  1. 【個別見積もり】ソニー損保
  2. 【個別見積もり】セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
  3. 【個別見積もり】楽天損保
  4. 【個別見積もり】アクサダイレクト
  5. 【個別見積もり】チューリッヒ

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

【独自分析!2024年ダイレクト型ランキング1位】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でトップに位置するソニー損保

【独自分析!名前の通り「50代以降」や「子育て世代」にお勧め】

「保険料の安さ」「事故対応の満足度」「ロードサービスの充実度」など全ての項目を総合的に勘案した自動車保険会社の2024年総合ランキング(独自分析)でソニー損保と共に、トップに君臨するセゾン自動車保険(おとなの自動車保険)

【楽天経済圏の方にオススメ!楽天損保】

最大のポイントは自動車保険料の支払いで「楽天ポイント」を貯められる点でしょう。『楽天カード』での自動車保険支払いの場合、楽天ポイントが、なんと『3倍』貯まります。100円で1ポイントが貯まるので、保険料月50,000円の場合、1000ポイントが貯まります。さらに自動車保険料を楽天カードで支払った場合、プラスで500ポイント貯まるので、月1,500ポイントの楽天ポイントが獲得でき、1ポイント1円で使用可能です。

【サービスと保険料で人気「アクサダイレクト」】

インターネット割引では、ウェブサイトで見積もりをした場合、条件達成で最大2万円のインターネット割引が適用可能に!また無事故の年数が長ければ長いほどお得になる20等級継続割引では、条件の達成で「1年目」「2年目」「3年目」「4年目以降」の4区分された割引が適用されます。

またアクサダイレクトでは、必要に応じて面談担当者が自宅を訪問して説明するAXAフィールドサービスを展開。事故時に電話だけのやり取りだけでは不安な方でも、対面でやり取りをすることにより、安心して手続きを進めることが可能です。

まだ自身のニーズや年齢・家族構成など、保険会社を絞りきれてない方には一括見積もりで自分に合った保険会社を見つけることが重要です。一度試してみましょう。

『自動車保険』を比較・分析・賢く選ぶ

自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!

もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。

そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。

愛車の価値を把握!無料一括査定

自分の愛車の「下取り価値」や「目線」も分からずに売却や交渉をすると損してしまいます!

高値で売るには、あなたの車がほしい買取店を見つける事も重要です。高い値段で車を買い取ってもらうには、今まさに「あなたの車を欲しい買取店」を見つける作業が重要なポイントの一つです。

そのためには、結果的にできるだけ多くの買取店から査定を受けることが重要でしょう

オンライン一括査定を行ってもすぐに売る必要はないため、とりあえず下取相場を把握するのが重要です。

事前にチェックしておきたい「自動車保険情報」

  1. 【専門家監修】独自分析!【2023年】自動車保険おすすめランキング
  2. 【専門家監修】煽り運転に自動車保険は適用される?おすすめ自動車保険・ドライブレコーダーの重要性について
  3. 【専門家監修】コロナ化で外出激減!自動車保険を見直す?見直さない?
  4. 【専門家監修】自動車にはどの燃料が一番おすすめ!?水素・電気・ガソリンを比較・分析!
  5. 【専門家監修】増加するウーバーイーツ配達員!知って備える!?賠償や怪我の補償
  6. 【専門家監修】楽天損保の自動車保険!口コミ・評判・サービス概要・特徴について
  7. 【専門家監修】雹や水没で被害!台風などの自然災害で自動車保険は適用される?
  8. 【専門家監修】車両料率クラスとは?2020年改定!自動車保険の型式別料率クラスの仕組み
  9. 【専門家監修】自動運転の事故の責任は誰?「自動運転」と「自動車保険」
  10. 【専門家監修】高齢者事故の原因と時間帯を考察!60代・70代以上におすすめの自動車保険
  11. 自動車盗難対策!盗難で自動車保険はいくら支払われる?自動車盗難の最新傾向と盗難対策をご紹介
  12. 【専門家監修】テレマティクス保険とは?メリット・デメリットを考える!

【Car Lounge】車情報サイト

車情報サイト「Car Lounge」

様々な車のモデル、新車情報や人気車種の情報が満載!中古車情報や車のお役立ち情報も沢山掲載されています。

気になる車や様々な情報をチェックしたい方、車情報サイト【Car Lounge】もチェックして下さい!