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(出典:favcars)
ホンダのフリードスパイクは、単なるアシとしてではなく、趣味の道具と考えるの方にとっては最高のプチバンです。ベースは「フリード」で外観や値段からは殆ど違いが無いですが、2列シートにすることでより実用性を高めています。
フリードスパイクのターゲット広く、単身から家族、若者から年配者までを視野に入れています。
ここでは、36歳の既婚男性(子供1人)がフリードスパイクの保険料を見直そうとしている前提で見積りを取ってみました。
見積もりの前提条件
今回の見積りは、以下の様な前提条件で実施しています。なお、見積りに利用した保険会社は、SBI損保、ソニー損保、三井ダイレクト損保の3社です。
■見積もりした車種について
- 車両・・・ホンダ フリードスパイク(グレードG、CVT、FF、2014年4月発売モデル)
- 初度登録年月・・・2014年6月
- ナンバー・・・5ナンバー
- 型式・・・DBA-GB3型
■記名被保険者等について
- 記名被保険者・・・36歳男性
- 家族構成・・・本人・妻(35歳)・長男(7歳)
- 運転免許保有者・・・本人・妻
- 住所・・・静岡県
■自動車保険の内容について
- 等級・・・16等級
- 事故有係数適用期間・・・0年
- 使用目的・・・日常・レジャー
- 免許の色・・・ゴールド
- 運転者の範囲・・・本人・配偶者
- 車両保険・・・一般車両保険150万円(5-10)
- 予想年間走行距離・・・5,000キロ~10,000キロ
- 対人賠償保険・・・無制限
- 対物賠償保険・・・無制限
- 搭乗者傷害保険・・・なし
- 人身傷害保険・・・3,000万円(車内のみ補償タイプ)
- 付帯した特約・・・弁護士費用特約
- 自動付帯される特約・・・自損事故、無保険車傷害特約、他車運転特約
ホンダ フリードスパイクの保険料は?
今回の保険料見積りの前提となった方は、36歳で子供が1人いる男性です。アウトドアやサイクリングが趣味なので荷物を多く積み込める点が気に入って、フリードスパイクに乗っています。
運転に不安は無いため、車両保険をしっかりと付けていること以外は必要最小限の補償内容に留めています。保険料の見積り結果は以下の通りとなりました。
会社名 | 保険料 |
---|---|
SBI損保 | 35,800円 |
三井ダイレクト損保 | 44,590円 |
ソニー損保 | 52,560円 |
SBI損保の保険料が一番安いですね。代理店型・ダイレクト型を含め、SBI損保に保険料で敵うところは中々無いのが現状ですね。
ところで、フリードスパイクは基本2列シートの5人乗りですが、元々はフリードから派生して生まれた車種です。そして、フリードは3列シートで6〜7人乗りです。
仮に今回の見積りの前提となった方が「フリードスパイク」と同じグレードの「フリード」に乗っていたとしたら、保険料に影響はあったのでしょうか?試しに見積りを取ってみました。結果は以下の通り。
会社名 | 保険料 |
---|---|
SBI損保 | 35,800円 |
三井ダイレクト損保 | 44,590円 |
ソニー損保 | 52,560円 |
同じグレードの場合、フリードもフリードスパイクも保険料は同じ、という結果となりました。3列目シートがあるか無いかだけだと、保険料には影響が無い様です。
ということで、フリードにするかフリードスパイクにするかで悩んでいる方は、同じグレードにする限りは保険料の違いを気にする必要はありませんね。
なお、人身傷害保険には「車内のみ補償タイプ」と「車内外補償タイプ」の2種類がありますが、今回の見積りでは前者を選択しています。
両者には、自分の車に乗っている時のみ補償の対象となるのか、他車若しくは歩行中等の事故でも補償を受けられるのかという違いがあります。
補償範囲が異なり、契約内容によっては補償が重複することもある保険なので、「人身傷害保険の補償タイプの違いとその他注意点」を参考にしながら、どのタイプにするか検討してみて下さい。
【参考】フリードスパイクの特徴点
ここでは、フリードスパイクの知っておきたい特徴点を厳選して紹介していきます。
実用性は最高!
荷室は広く、低めかつフラットなフロアとなっています。また、反転フロアボードを活用すれば、容量を変化させたり自転車を積み易くするスロープ付きのフロアに出来るなど、荷室スペースは充実しています。
シートアレンジも豊富なので、状況に応じた柔軟な対応が可能です。
視界は微妙
車両感覚が掴み易く小回りも効くのですが、荷室の側面が収納装備によって視界が遮られています。その為、後方視界は決して良くありません。
なお、前方の視界は、フロントガラスが大きくフロントピラーも気にならない設計となっているので良好です。
動力性能は満足レベル
1.5Lエンジンが採用されており、スペックとしては標準レベルです。しかし、低速トルクが豊富なので、市街地走行でも不足は感じられないでしょう。荷物を多く積んでいる状態でも十分にパワフルです。
また、実際に乗ってみるとハンドリングのレスポンスは穏やかで、乗り心地の良さを味わうことが出来ます。
なお、フリードスパイクにはハイブリッドモデルも有り、カタログ燃費21.6km/Lという満足の燃費性能となっています。
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