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(出典:マツダ公式HP)
マツダのアクセラは、スカイアクティブを搭載し、エコとスポーティの両面を備えたハッチバック(セダンも有り)です。特に2013年11月以降に登場したモデルでは、デザインが「魂動」というコンセプトにより一新され、人気が一気に高まっています。
アクセラは開発段階で25〜40歳位までの人をターゲットとしており、実際に特に30代の男性に人気が出ています。
ここでは、30代男性がアクセラの任意保険料を検討しているという前提で、各社から保険料の見積りを取ってみたので参考になればと思います。
見積もりの前提条件
今回の自動車保険の見積もりは、以下の様な前提条件で実施しています。なお、見積りに利用した保険会社は、セコム損保、セゾン自動車保険、そんぽ24の3社です。
■見積もりした車種について
- 車両・・・マツダ アクセラ(グレード20C(FF 5AT)、2008年1月発売モデル)
- 初度登録年月・・・2008年5月
- ナンバー・・・3ナンバー
- 型式・・・DBA-BKEP型
■記名被保険者等について
- 記名被保険者・・・34歳男性
- 家族構成・・・本人・妻(33歳)・長女(2歳)
- 運転免許保有者・・・本人・妻
- 住所・・・岡山県
■自動車保険の内容について
- 等級・・・11等級
- 事故有係数適用期間・・・0年
- 使用目的・・・通勤・通学
- 免許の色・・・ゴールド
- 運転者の範囲・・・本人・妻
- 車両保険・・・無し
- 予想年間走行距離・・・5,000キロ~10,000キロ
- 対人賠償保険・・・無制限
- 対物賠償保険・・・無制限
- 搭乗者傷害保険・・・なし
- 人身傷害保険・・・3,000万円(車内外補償タイプ)
- 付帯した特約・・・無し
- 自動付帯される特約・・・自損事故、無保険車傷害特約
マツダ アクセラの保険料は?
今回の前提となった方は、過去に交通事故に遭遇した事が無く、運転にも特に不安の無い34歳の男性です。従って、必要最小限の保険に抑え、対人・対物・人身傷害以外は自動付帯の補償だけでいい、という方針の元で見積もりを取りました。
保険料見積りの結果は以下の通り。
会社名 | 保険料 |
---|---|
セコム損保 | 23,770円 |
そんぽ24 | 32,810円 |
セゾン自動車 | 42,950円 |
各社保険料はとても安いですね。その中でもセコム損保が一番安い結果となりました。
保険は、もしものときに備えるものなので、事故や故障が発生したときに自分にはどんな補償が必要なのか?を考えて設定する必要があります。
実際のところ、少なくとも対人・対物賠償責任保険を契約しておけば、賠償責任の面(相手方への)では大部分の補償を受けられる訳ですから、あとの付随的な特約については不要という判断も確かに出来るかもしれませんね。(参考記事:自動車保険で最低限必要な補償)
また、今回の例では初度登録年月から7年以上経過していますし、マツダのアクセラはリセールバリューがそれほど高くない車種なので、車両保険を不要としても特に問題ないですね。(参考:車両保険の必要性の判断)
但し、よくディーラーや保険の代理店でも担当者から言われることが有るかもしれないですが、「弁護士費用特約」には入っておいた方が良いですね。実際に交通事故に遭遇した時に、弁護士費用の負担は大きくのしかかって来ます。安い保険料で特約を付帯出来ますし、少額訴訟の場合でも利用出来るので、お勧めします。
実際、交通事故の賠償金の問題だけでも頭が痛いのに、弁護士費用の事も考えなければならない状態だと精神的にかなり厳しくなります。
以下では、上記の例に「弁護士費用特約」をセットした場合の保険料を再度見積もりしてみたので見てみましょう。
会社名 | 保険料 |
---|---|
セコム自動車 | 25,710円 |
そんぽ24 | 35,030円 |
セゾン自動車 | 44,240円 |
見積りの結果を見てみると、各社「弁護士費用特約」を付帯させたことによる保険料の増加は、1,000円〜2,000円程度です。追加の保険料をこれだけ払えば弁護士費用が補償されるので、是非付帯しておきたいですね。
【参考】アクセラの特徴点
ここでは、アクセラの知っておきたい特徴点をピックアップして紹介していきます。
走行性能は十分だが1.5Lは力不足か
スカイアクティブテクノロジーによって燃費性能を高めるだけでなく、走行性能も十分なレベルで仕上がっています。レスポンスがよく、加速もスムーズです。
但し、2Lエンジンであれば大人4人が乗っても十分に快適に走る事は可能なのですが、1.5Lエンジンだと坂道など苦労する場面が出て来てしまいます。
安全性能は最先端!
マツダの安全装備は「マツダ・プロアクティブ・セーフティ」の思想により、事故リスクを最小限に抑える装備が満載となっています。
車線逸脱警報システムや誤発進抑制装置、後方車両の接近を知らせてくれるブラインドスポットモニタリングなど、最新機能が惜しみなく搭載されており、国土交通省の予防安全性能アセスメントでも最高ランクを獲得しています。
財布に優しい燃費と車体価格
現行モデルになりハイブリッド仕様が導入された事により、燃費性能は飛躍的に向上しています。カタログ燃費で30.8km/Lを達成しており、同クラスの中でも優秀なレベルです。
3ナンバーながらも良心的な価格設定で、手が届き易いという点も◎ですね。ハイブリッドは約300万円と少し高めですが、ガソリン車はハッチバック・セダン共に180万円前後から購入可能です。
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