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自動車保険の一括見積もりサービスを利用すると「しつこい電話勧誘・怒涛の電話攻勢が有るのではないか?」と疑問を持っている人も結構いるんじゃないでしょうか。
確かに、車の買取一括査定などのように、依頼後即電話が鳴るサービスも有るので、自動車保険の一括見積もりサービスに対してこのような疑問を抱くのは仕方の無い事でしょう。
しかし、ズバリ結論を言うと、自動車保険の一括見積もりの場合、保険会社から電話がかかってくる事は有りません。
まだ利用した事が無い人は、電話勧誘の有無が気になって一歩目を踏み出せずにいたのではないでしょうか。自動車保険の一括見積もりサービは、電話勧誘がありませんし、なにより非常に簡単・便利なサービスなので是非利用してみてくださいね。
自動車保険の一括見積もりで電話勧誘は無い
何度も言うと逆に不安に感じるかもしれませんが、自動車保険の一括見積もりサービスでは電話の勧誘は有りません。
実際、私も毎年一括見積もりサービスを利用していますが、今まで電話がかかってきたことは有りません。(*1)
*1 ネットで調べてみたところ、1社から電話がかかってきた!という人もいらっしゃいます。が、1社程度なら特に対応が面倒なわけでもないですし、そんなに心配する必要は有りません。
もし電話がかかってきた場合には「契約する保険会社はもう決まりました」ときっぱり伝えれば、相手の話を聞くことなく短時間で対応できます。
電話が掛かってこない理由は?
あくまで個人的見解ではありますが、自動車保険の一括見積もりサービスを利用しても電話勧誘が無いのは、ダイレクト型自動車保険が有るからでしょう。
ダイレクト型自動車保険とは、店頭窓口を持たず、インターネットで見積・契約が完結する自動車保険です。固定費・人件費を削減し、安い保険料を実現する事で集客するのが、このダイレクト型自動車保険の狙いです。
つまり、電話勧誘という営業スタイルは、ネット完結型のダイレクト型自動車保険の営業スタイルと相反するものなのです。
だとすると、代理店型自動車保険から電話勧誘が有るんじゃないの?と思いますよね。これについても、ダイレクト型自動車保険が大きく関わってきます。
代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険は、1つの会社としては別会社ですが、それぞれが同じある企業グループに属している場合が多いです。
グループ | 代理店型 | ダイレクト型 |
---|---|---|
SOMPO ホールディングス | 損保ジャパン | そんぽ24 セゾン自動車 |
東京海上 ホールディングス | 東京海上日動 日新火災 | イーデザイン損保 |
MS&AD ホールディングス | 三井住友海上 あいおい | 三井ダイレクト |
つまり、グループ内で「代理店型」と「ダイレクト型」の棲み分けが行なわれていて、自動車保険の一括見積もり等のインターネットのマーケットに関してはダイレクト型に任せておけば、グループとしては損をしない状況になっているんです。
そのため、代理店型からも電話勧誘がかかってこないんですね。
キャンペーン目的の乱用には注意
自動車保険の一括見積もりサービスの中には、マックカードなどのギフト券を利用者にプレゼントするキャンペーンが行われている場合があります。もちろん、利用する事自体に問題はないのですが、あまりキャンペーン目的だけで利用するのはオススメできません。
というのも、自動車保険の一括見積もりでは、入力する情報項目として主な補償内容に加え、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの個人情報も入力します。
そのため、電話勧誘を気にするあなた自身が個人情報をばら撒く結果になってしまいます。もちろん、個人情報保護法の基で情報は管理され、許可なく他社に情報が提供される事はありませんが、漏洩するリスクは少なからずあります。
電話勧誘等を気にするのであれば、車を購入した時や保険の更新時期などの必要なタイミングで自動車保険一括見積もりを利用するようにしましょう。
メールはいっぱい来る!!
自動車保険の一括見積もりでは電話勧誘はありませんが、登録したメールアドレス宛にメールは沢山来ます!!送られてくるメールは、主に以下の3種類です。
- ① 一括見積請求完了のお知らせ及び各保険会社の見積結果
- ② 毎年満期日近くに送られてくる見積・更新の勧誘
- ③ その他のサービスに関するメールマガジン
自動車保険の一括見積では電話でやり取りを行わないので、保険料の見積結果をメールで通知します。そのため、「① 一括見積請求完了のお知らせ及び各保険会社の見積結果」のメールは、必要であり大事なメールとなります。
また、既に各保険会社はユーザーのメールアドレスを知っているので、その年だけじゃなくて来年もその次の年も満期日近くになるとメールを送ってきます。これが「② 毎年満期日近くに送られてくる見積・更新の勧誘」のメールです。
「自動車保険の満期日が近づいています。見積もりをとってみませんか?」
みたいな感じです。
メールボックスが保険会社からのメールで一杯になるのは結構うっとうしいですが、リマインドメール自体は有り難いかもしれません。メールが送られてくる事で「あっ、もうすぐ自動車保険の更新日か。今年もそろそろ見積もりを取らないとダメだな」って思えるので。
そして、自動車保険の一括見積もりサービスを提供している企業のメールマガジンです。これが「③ その他のサービスに関するメールマガジン」のメールです。自動車保険に関するものやその他のサービスに関するメールが送られてきます。
「②」と「③」のメールに関しては”うっとおしい”と感じる人が多いでしょう。
沢山送られてくるメールへの対処方法
メールが沢山送られてくるのは困る、という人は以下の3つの方法で対策しておきましょう。
- ① 登録するメールアドレスを捨てアドレスにする
- ② メールの受信ボックスのフォルダ分けをする
- ③ メールマガジンの受信を拒否しておく
見積もり時にメインのメールアドレスを登録せずに、サブアドレスもしくは捨てアドレスを登録するようにしましょう。そうすれば、メールボックスが汚される事は有りません。
もう一つ方法がフォルダ分けですね。主要なメールソフトであれば、特定のメールアドレスから来たメールをメインの受信ボックスとは違う受信フォルダへ直接移動させる機能が有ります。
フォルダ分けは最初の設定が少し面倒ですが、設定さえしておけば、自動でメールを振り分けしてくれるので、大事なメールが保険会社からのメールで埋もれてしまうなんて事を回避出来ます。
いずれの方法でも、必要なメールが埋もれてしまう可能性があるので、チェック漏れがないように注意してください。
そして、不要なメールマガジンの受信を拒否しておきましょう(捨てアドレスを使用するなら設定する必要はないかもしれませんね)。
設定方法は、一括見積サイトから最初に送信されてくる「一括見積請求完了のお知らせ」のメールの最下部に設置されたURLから「登録情報の修正・削除」へ行きます。そこでメールマガジンの配信を停止できます。
まとめ
自動車保険一括見積もりの勧誘電話の事が気になっていたのに、メールの事を気にしなければならない状況になってしまいましたね。とはいっても、今回紹介したように捨てアドレスを利用するなどの対策を講じておけば、そこまで気にする事はないでしょう。
なにより「自動車保険一括見積もりを利用しても勧誘電話は一切かかってこない」という情報は、電話がわずらわしい人にとって朗報だったのではないでしょうか。
自動車保険一括見積もりは非常に便利なサービスです。このサービスをストレスなく利用できるのは嬉しいですよね。しかも節約できる保険料の平均額は約3万円(インズウェブの場合)です。
あなたの補償内容でどれだけ保険料が節約できるのか、早速試してみましょう!