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自動車保険の紹介割引とは、契約している自動車保険を「友人・知人(被紹介者)」に紹介する事によって、両者が保険料の割引又はプレゼントなどを受け取れる制度です。基本的に、紹介された人が契約を完了する事が割引等の適用条件となっています。
「誰か紹介してくれたら保険料を割引してあげますよ~」という良くある勧誘方法と言えば、分かりやすいでしょうか。ただ、中には最大2,500円の割引を受けられる保険会社も有るので、勧誘にノッてみるのもアリかもしれませんね。
そこで、紹介割引を実施している保険会社をまとめてみました。気になる人はチェックしておきましょう。
紹介割引・キャンペーンのある保険会社と割引内容一覧
一覧表の「紹介割引額」の欄に「紹介者・被紹介者」の記載が無い場合は、両者ともに該当の割引等が受けられます。
(最終更新日:2017年4月20日)
保険会社 | 紹介割引額 | 参照ページ |
---|---|---|
イーデザイン損保 | ハーゲンダッツギフト券1枚 | 参照 |
セゾン自動車 | 1,000円分の図書カード | 参照 |
SBI損保 | 1,000円分のギフトカード | 参照 |
ソニー損保 | 紹介者:500円分のクオカード 被紹介者:1,000円割引 | 参照 |
三井ダイレクト損保 | 紹介者:1,000円分の図書カード 被紹介者:2,000円割引 | 参照 |
チューリッヒ | 紹介者:1500円分の図書カード 被紹介者:最大2,500円割引 | 参照 |
アクサダイレクト | 紹介者:図書カード 被紹介者:1,000円割引 | 参照 |
東京海上 | 紹介者:5,000円相当のお米(抽選) 被紹介者:東京五輪記念切手 | 参照 |
バリエーション豊かな紹介割引の内容になっていますね。
例えば、イーデザイン損保では、保険料を割引する代わりに、ハーゲンダッツのギフト券が紹介手数料みたいな形で紹介者・被紹介者にプレゼントされます。
セゾン自動車やSBI損保もギフトカードのプレゼントなので同系統ですね。
【契約不要】ソニー損保とアクサダイレクトは見積だけでプレゼントゲット
基本的に、紹介された人が自動車保険の契約を完了する事が紹介割引の適用条件なのですが、ソニー損保とアクサダイレクトだけは見積が適用条件となっています。
見積だけなら5分ぐらいで済むので、簡単に条件をクリアできますね。この2社で契約している人は家族・友人にお願いしてみましょう。
ただし、紹介された人は契約しない限り何も貰えません。
なお、東京海上では見積すら必要なく、アンケートに答えて家族・友人を代理店に紹介するだけです(被紹介者には保険の案内が郵送されます)。ただハードルが低く設定されているので、プレゼントは抽選という形になっています。
インターネット割引との適用可否をしっかりとチェック
紹介割引を利用する際に、最も注意すべきポイントは、「インターネット割引」との併用可否です。例えば、三井ダイレクト損保は、紹介割引を利用すると、被紹介者はインターネット割引を利用する事が出来ません。
三井ダイレクト損保のインターネット割引は、最低でも4,000円の割引額が有りますので、正直、被紹介者からすれば紹介されるメリットが有りません。
なお三井ダイレクト損保では、インターネット割引が併用できる紹介割引も用意されています。紹介者には1,500円分(2017年6月末まで。それ以降は1,000円分)のコンビニクーポンがプレゼントされ、被紹介者には抽選で「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタアイ」がプレゼントされます。
三井ダイレクト損保のように、紹介割引にもいくつかのバリエーションが存在する場合が有ります。上表には、代表的なものを掲載しているだけですので、本当に紹介割引を利用される際には、色々と調べてみて下さいね。
紹介割引を利用する際の手続きの流れ
紹介割引を利用する際の手続きの流れは以下の通りです。
- ① 契約者ページやプログラムのエントリーページで紹介者・被紹介者の情報を登録
- ② 保険会社からの紹介割引に関する案内メールを受信
- ③ 被紹介者に受信した案内メールを転送(紹介コードの場合も有り)
- ④ 被紹介者がメールに記載されている専用のURLから見積・申込
- ⑤ 契約完了後、対象となる特典をゲット
紹介割引のプレゼントを貰えるまでの期間は、1ヶ月~2ヶ月です。
保険会社によって手続きの細かい部分が異なるので、詳細は契約している保険会社のキャンペーンページなどで確認して下さい。
まとめ~個人個人の状況で最適な保険会社が変わる事を知っておこう~
紹介割引の手数料に目が眩み、躍起になって友人・知人を自分の保険会社に加入させようとする人がたま~にいます。しかし、ちょっと待って下さい。
自動車保険は、契約者の前提条件が違えば、ベストな保険会社も変わるのが普通です。つまり、「自分にとってベストな自動車保険が、他人にとってもベストであるわけでは無い」という事に注意しておきましょう。
自動車保険は車に乗るなら必須の保険ですし、別にそこまで高い買い物でもないので、友人からの紹介なら「まぁここで良いか・・・」と考えて、そのまま加入してしまう人も一定数存在します。無下に断って、友人関係を壊したくないと思うからです。
しかし、それは人の弱みにつけ込んだ勧誘と言えます。本当の友人ならば、手数料云々関係なく、その人にとってベストな保険会社を紹介してあげましょう。
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