自動車保険は個人の年齢、自身が補いたいリスクなど、人によって様々なニーズがあると思います。ただ自身のニーズにあった商品を一社一社見ていくのも、大変な作業です!
そんな時には、【一括見積り】で、自動車保険を比較し、「自分のニーズにあった商品」を見つけたり、「ある程度保険会社を絞ること」が最も効率的でしょう。
もちろん、懇意にしている保険会社があれば、それを利用するのも手ではありますが、「合理的」「経済的」に考えたい方は、数社から見積もりを取るのが良いでしょう。
『自動車保険一括見積り』について
一括見積りで、ある程度『保険会社』を絞りたい方は「一括見積り」でニーズにあった商品を探しましょう!
複数社を入力するとなると、多くの時間と労力が必要です。
自動車保険比較サイトを利用すれば、一度の入力で済むので時間を節約することができるでしょう。
自分にあった「自動車保険」を探したい方は「一括見積りサイト」で複数の商品比較をしましょう。
一括見積り比較サイトを利用する際には、自身の情報(住所、家族等の有無)に加え、車の情報(車種、ナンバー、走行距離)や現在入っている保険情報の入力が必要です(保険入ってない場合は不要)。
保険入っている場合、自動車保険証券をお手元に準備頂くとより正確でしょう。
スムーズに入力できれば、すぐ終わりますので、是非試してみて下さい。
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自動車保険の一括見積もりを行うと、「自分のニーズ」にあったお得な自動車保険が簡単に把握する事が出来ます。
合わせて読みたい「自動車保険会社一覧と保険比較について」
自動車保険の必要性について
自動車および原動機付自転車を使用する際、全ての車の所有者に加入が義務づけられている自賠責保険の補償内容は、自動車事故に遭った他人(被害者)の人身損害のみに限定されています。
また、補償額は死亡事故で最高3,000万円となっており、これを超える損害は補償されません。
自賠責保険の補償には、対象範囲も金額も共に限度がありますが、自動車の運転には、様々なリスクが存在するので、自動車保険に入り、様々なリスクを潰す事が必要だと思われます。
最近では、高額な賠償案件が多いですので、注意が必要です。
<対人事故(事例)>
認定総損害額 | 判決年月日 | 被害者性年齢 | 被害者職業 | 被害者状況 |
---|---|---|---|---|
5億2,853万円 | 2011年11月1日 | 男性 41歳 | 眼科開業医 | 死亡 |
4億5,381万円 | 2016年3月30日 | 男性 30歳 | 公務員 | 後遺障害 |
<対物事故(事例)>
認定総損害額 | 判決年月日 | 被害物件 |
---|---|---|
2億6,135万円 | 1994年7月19日 | 積荷(呉服・洋服・毛皮) |
1億3,450万円 | 1996年7月17日 | 店舗(パチンコ店) |
(注)上記判決例は、判決例掲載誌に掲載されている事例を対象
(注)認定総損害額とは、被害者の損害額(弁護士費用を含む。)をいい、被害者の過失相殺相当額あるいは自賠責保険等で支払われた金額を控除する前の金額
出典:損害保険協会ホームページ
自動車で考えられる『リスク』について
自動車に乗車する際のリスクについて記載致します。
様々なリスクが存在しますので、「自身のニーズ」に合ったサービスや「潰しておきたいリスク」を把握するようにしましょう。
相手への賠償リスク
『対人賠償保険』
まさか!もしもの時!
自分が事故の加害者になり、賠償責任を負った場合に支払われます。
対人賠償保険:自動車事故によって他人を死傷させ、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険で支払われる限度額を超える損害賠償額に対して保険金が支払われる保険であり、自賠責保険を補完する保険といえます
『対物賠償保険』
運転ミスで、他人の自動車や家、店を壊してしまった!
そんな時に支払われる保険です。
対物賠償保険:自動車事故により、他人の自動車や建物などの財物に与えた損害に対して、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われます。
自分のケガの補償リスク
『人身傷害補償保険』
自動車事故で、乗っていた家族や友達、知人など全ての搭乗者が対象で、全ての搭乗者の死傷、治療費などに対し、支払われる保険です。
自分や同乗者のリスクに対処できる保険です。相手方の怪我や自動車破損には適用されません。
人身傷害保険:自動車事故により、死亡したり、ケガをしたときに、自分の過失部分を含めて、自分の契約している損害保険会社から損害額の全額が支払われます。
『搭乗者傷害保険』
人身傷害保険とカバーされる部分は似ておりますが、搭乗者傷害保険は、自賠責保険や事故相手からの損害賠償金などとは関係なく、保険金を受け取ることができます。
人身傷害保険は、実際の事故に係る損害分のみを補償するのに対し、搭乗者傷害保険は、相手からの賠償金や自賠責の支払いなどに関係なく、契約時に決められた金額が支払われます。
搭乗者傷害保険:運転者や同乗者など、自動車に搭乗中の人が事故によって死亡したり、ケガを負ったときに保険金が支払われます。
『自損事故保険』
自損事故(建物、ガードレール、他人の車に追突、相手方の過失がゼロの自動車事故) を起こすとともに、自身、搭乗者が死傷した時に補償される保険です。
自賠責保険で、相手への補償は若干ありますが、自損事故での補償は一切ありません。 そこで、自分の車で起こした事故での補償にはこの保険が必要です。
「自損事故保険」は、大手の保険会社では『対人賠償保険』 に付随しているケースがほとんどです。
『無保険車傷害保険』
事故の際、相手が無保険で多額の費用が支払われない!事故の相手が逃げて分からない!困った!そんな時に支払われる保険です。
ただ補償されるのは死亡もしくは後遺障害を負った場合がほとんどですので、注意して補償の範囲を把握しましょう。
このように、相手が自動車保険に加入していないことで補償が得られないという不満に答える為にできた保険です。
無保険車傷害保険:対人賠償保険を契約していないなど、賠償資力が十分でない他の自動車に衝突されて、運転者や同乗者が死亡または後遺障害になったときに保険金が支払われます。
車の補償リスク
『車両保険』
車両保険は、事故やいたずら、自然災害などで自分の車のが壊れた際に支払われる保険です。
補償の範囲は保険により様々ですが、考えられる事故として、衝突、火災、爆発、台風、洪水、高潮、盗難、当て逃げ、津波などがあります。
その他(示談)リスク
『示談』
事故の過失割合など、相手方と交渉する際に、個人で全て行うのは、かなりの労力が必要となります。
経験豊富な専門の弁護士や保険会社に依頼するのが、無難と思われます。自動車保険に「示談代行サービス」が付いているケースも多いですので、自身でチェックしてみましょう。
この記事もチェックする「自分の自動車保険シミュレーション」
自動車保険の『選び方』・『見直し』について
人生には様々なライフスタイルの変化があり、その変化に応じて、抑えておきたいリスクも異なってきます。
新車の購入、生活エリアの変化や子供の成長、親の高齢化、運転する時間や場所など、様々な変化に応じて、保険も見直していきましょう。
検討することで自分に合った「自動車保険」が見つけられるはずです。
色々と検討されている方は、是非こちらの記事も読んでみてください。
合わせて読みたい! 『自動車保険について、自動車保険見直しガイド』
まとめ
人生には様々なリスクが存在します。
自動車での運転もその一部です。
自分のニーズや心配なリスク、家族のことなど、総合的に考えて、必要な保険に入るようにしましょう。
そして、安心で快適なカーライフを過ごしましょう!